MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

No.21「TENET テネット」

2020-09-28 19:19:00 | 2020年劇場鑑賞



話題の映画見てきました
しかし…久々にここ数日の眼の疲れから、最初から目がショボショボで何度か目をつむったり起きたりでほとんど映画に入れ込めませんでした
今、見ないとしばらくちょっと空くので強行しての鑑賞はまさかの部分ながら寝落ちの撃沈でした
改て出来れば見直したいとおもいます

取り敢えずそんな状態で見た感じの感想はなかなか面白い映画
最初の劇場のシーンからして誰が誰やらわからないけど、凄いテンションのアクションに圧倒されました
また序盤は007映画見たいな雰囲気を出しながらテンポよく進むのもいいです

そして見せ場の時間を逆行する場面は、ここまで逆行すんのか!て言うぐらい戻ってるようですね
最初に割と伏線あったりする?
映像はたしかに凄かったです
(映画終わった後ほんと映画逆行させてもっかい見せてと思った(笑))

これはもう一度行かないとあかんでしょうねー
こんなんで今回はすみません



2020 .9.25(金) アポロシネマ スクリーン8 20:40 D-2

No.20 「ミッドウェイ」

2020-09-14 14:53:00 | 2020年劇場鑑賞




1976年公開の「ミッドウェイ」は私の大好きな映画なんですが、今回は44年振りの大作映画として映画館に戻ってきました
前回は小学生の時に南街劇場のセンサラウンド方式上映で見てそのド迫力の轟音に震えてもんでした
それが私のセンサラウンド初体験だったんですね
思い出深いこの「ミッドウェイ」の新作を楽しみにしてました
しかも見る劇場が南街劇場の跡地に建てられた
TOHOシネマズなんばってのも感慨深いものがあります(いつものアポロシネマは今週はレイトショーが無かった為)

前回は東京空襲のシーンからスタートでしたが今作は真珠湾攻撃の4年前から始まる
そして早々にパールハーバーの奇襲攻撃シーンに移るんですが、これをきっかけにアメリカが日本との戦争に突入しリメンバーパールハーバーと言われるようにこの時の恨みを晴らすべく一発逆転を狙い徹底的に日本軍の通信を傍受すし、ミッドウェイを日本が狙ってるとし、罠を仕掛けて形成逆転を狙う
まさにやられたらやり返す!倍返しだ!
とばかりにアメリカが真珠湾の屈辱を晴らす復讐劇のような流れの作品になってます 
とは言っても日本が悪役的に扱われてる訳では無いのがいいですね

前評判では日本側の描写も多く描かれてるように言われてたが思ったより少なくて、やはりアメリカサイドの視点でほぼ進んで行きます
旧作はまだ日本サイドの場面が多かったような…暫く見てないから自信はありませんがね
兵士達と家族の部分やや中途半端な描き方でその部分はあまり肩入れ出来ない
戦略ドラマ部分1本に絞っても良かったかな
全体的にドラマ部分はややグタグタ感を感じた部分もありました

トヨエツの山本五十六は流石に三船敏郎と比べると貫禄では負けます
これは世界の三船相手だから仕方ない(笑)
浅野忠信はいかにも将校に居てそうな感が良かったです
また旧作はジェームズ繁田が演じた南雲中将を国村隼は出番少ないけど良い味でしたね
ここ一発の決断に迷う雰囲気が出ておりました

戦闘シーンはセンサラウンド方式が無くても迫力が凄まじいですね
CGが出てから今まで撮れなかったようアングルでの描写が可能なので、今までになかったようなバトルシーンを見せてくれます

真珠湾攻撃からミッドウェイ海戦に到る太平洋戦争の前半戦を時系列に沿って描かれる戦争大作で、最後には日米の英霊達への鎮魂の言葉で結ばれる
ドイツ人監督が撮る日米の太平洋戦争を描いた作品だが、あまり反戦映画感はなくビッグバジェットなエンタメ戦争大作であります
これはこれで良しとしましょう

見たスクリーンはかつての少人数のセレクトスクリーンであるスクリーン8
もう少し大きいスクリーンで見たかった



★★★★ 2019.9.12(土) TOHOシネマズなんば 本館スクリーン8 C-2






No.19「窮鼠はチーズの夢を見る」

2020-09-12 18:54:00 | 2020年劇場鑑賞





何故かこの映画(笑)
「ミッドウェイ」を見ようと思ったが時間合わず
この作品を見ることにしました
男性同士の恋愛を描いた作品ですが、一昔前なら思いっきり色眼鏡で見られてた同性愛ですが、最近は少しながら世間の認識も変わってきた感はあります
とはいえまだまだ違和感あるのも事実ではあります
今回は関ジャニ∞の大倉忠義くんと成田凌のイケメン2人のドラマ
客席はほぼ満席で女性率9割以上と言う状況での鑑賞
男性の同性愛の作品は「ブロークバックマウンテン」のように名作が多いんですよねー

あらすじ

学生時代から「自分を好きになってくれる女性」と受け身の恋愛ばかりを繰り返してきた、大伴恭一。ある日、大学の後輩・今ヶ瀬渉と7年ぶりに再会。「昔からずっと好きだった」と突然想いを告げられる。戸惑いを隠せない恭一だったが、今ヶ瀬のペースに乗せられ、ふたりは一緒に暮らすことに。ただひたすらにまっすぐな今ヶ瀬に、恭一も少しずつ心を開いていき…。しかし、恭一の昔の恋人・夏生が現れ、ふたりの関係が変わり始めていく。

あらすじは劇場のホムペからの抜粋ですが、大伴がこの昔の恋人の前と出会う前に奥さんに浮気を疑われ、探偵に調査されてるんですね
その探偵がたまたま今ヶ瀬だった事から再会になるんですが、浮気を黙ってて貰う為に今ヶ瀬の頼みを聞く…それが1度だけのキスなんだがそれがまさにズブズブな関係になっていく
しかも実は奥さんも浮気をしていて、逆に離婚を突きつけられる大伴扮する大倉忠義のダメダメ振りが良い

再会した昔の恋人夏生が今ヶ瀬と大伴の関係を見破り3人で話し合うドロドロな展開からこの作品は大きく動いていきます

今ヶ瀬と同棲しながら夏生と夜をともにし、かつての浮気相手と再会→ホテル直行!
そして会社の部下の健気で可愛い子にも手を出し婚約までしてしまう
しかし今ヶ瀬がどこまでも付きまとい、また心のどこかで大伴も求めていく
私は男女、またはゲイ同士ならすんなり行く関係がゲイとノーマルな男性と言う危うい関係がいつまでも大伴と今ヶ瀬を苦しめてるように感じます
自分はゲイではないから女性と結ばれるべき…だが今ヶ瀬がどこか恋しくもあり心配である

大伴が1人で今ヶ瀬の世界に近づこうとゲイクラブに足を入れるシーンでその凄まじい世界に圧倒されショックを受ける場面がありますが、自分達の関係性を現実感もって垣間見た瞬間ではないでしょうか

セリフにもある「キライなタイプの人間でもその人だけは別と思える…惚れ抜くとはそう言う事」とまさにそれに気付かせられる主人公達の物が
若手監督ならポップな感性で描きそうな題材だか行定勲監督だけにじっくり伝わる意外に佳作でした

因みに大倉忠義と成田凌による激しい男同士のSEXシーンは関ジャニファン?の場内はザワつきまくってました


★★★★ 2020.9.11(金) アポロシネマ スクリーン6 21:00 D-17


No.18 「ハード・ディズ・ナイト」

2020-09-01 10:36:00 | 2020年劇場鑑賞




かつてドライブインシアターて言うのがありました
大きな広場で車の中から映画を見ると言うスタイルで大阪には千里と舞洲にありましたね
アメリカではかなり古くからある上映スタイルですが、日本では90年代から2000年代初めぐらいにかけて営業してたようです
私は一度もドライブインシアターで映画を見たことはありません

しかしこのコロナ渦の中で人と接触せず映画を見るスタイルとしてこのドライブインシアターが脚光を浴びてるようで、万博公園のお祭り広場でよしもとドライブインシアターとして毎週末に漫才や名作映画を期間限定で上演、上映をしてるようで、嫁さんが見に行きたいと言う事で初のドライブインシアターで見るのがこのビートルズ主演の映画です
車内のFMラジオの周波数を合わせて音響を取るので、音量は自由自在!
他人に気をつかう事なく音を大きめのビートルズ爆音上映会で楽しみました(笑)
監督は私の大好きな映画「ジャガーノート」や「スーパーマン2 冒険編」のリチャード・レスター






この作品は2001年リバイバル公開時に道頓堀の浪花座で見ました
最初の公開時は「ビートルズがやって来るヤア!ヤア!ヤア」と言うタイトルで、このサントラレコードが子供の頃家にありまして、ビートルズの名前をこの家のレコードで知りました

ビートルズの人気の凄さがわかる映画ですね
TV局から移動し次のスタジオや局まで移動する
ビートルズに熱狂的なファンが追いかけてくる
まさにビートルズがやって来るヤア!ヤア!ヤア!状態
そんな中4人は多忙なスケジュールに追われながらもちよっとしたトラブルを経てクライマックスのライブシーンとなる
この場面は4人の演奏と同時に観客の様子も映され失神寸前の女の子や頭抱えて歓喜する子、歌を聞くどころか悲鳴を上げてずっと熱狂する子達など今では考えられないリアクションが時代を感じさせる
いかにビートルズの存在が画期的だったかと言う様子がよくわかります

正直ドラマ部分は今見たらグタグタ感は否めたいんですが、そこにビートルズの4人が躍動し、名曲の数々が流れる…それだけで成立してしまう正調アイドル映画なのであります
でもやはりビートルズの曲はいいですねー








またドライブインシアターの雰囲気も良かったです
車内で爆音で聞けるのもならではですね
因みに9月は映画としてはゴーストバスターズやスパイダーマン:ファー・フロム・ホームか上映されます



★★★ 2020.8.30(日) よしもとドライブ・イン・シアター 19:10