MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

「MOTLEY CRUE LOUD PARK EXTRA」

2008-10-27 02:21:31 | ライヴ&イベント
マイラウドパークこと"キングの秋のヘビメタ祭り"(今命名!)もいよいよ佳境です
今日は大阪城ホールにモトリークルーを見にいきます。
ゲストはラウドパーク08参加のバックチェリー、オープニングアクトがやはりラウドパーク08参加のエアボーンと3組のアーティストが見れます。
まぁ、これが例年ならラウドパーク08IN大阪となるんでしょうかね~?
でも今回はあくまでもモトリークルーのライブです。




大阪城ホール前のグッズ売り場は長蛇の列です。
並んでると土曜日ってこともあるのかして家族づれのファンもチラホラ・・・私の周りにも小学生ぐらいの男の子や女の子がいます。
グッズ売り場は今日出演するアーティストのシャツやタオルに加えてラウドパーク08のグッズも特設コーナーで販売してますが、誰も買う人いません・・・




さてアリーナ26列目に座り・・・座席のあるメタル鑑賞は久々やな~スタンディングが最近多いからね。


エアボーン

まず最初は17:00ジャストにOpening Actであるエアボーンが登場!
アリーナは一斉に総立ちになる。
意外にも行きなり総立ちとは意外ですな~ 思えば昨年のラウドパークのオープニングはガラガラな上にみなシラ~として座ってた事思えばさすがにラウドパーク08参加アーティストだけの事はあります。
エアボーンのシャツ着てる人もいるしね~

曲は全然知らないけどノリのいいのをノッケからぶちかましてくれます。
「オオサッカ~ニッポン!ロックンロ~ル!」と上半身裸のボーカルが煽れば 「イェーイ!」とオーディエンスたちがメタルポーズを突き上げて応えます。
オープニングから総立ち&ノリノリって事で今日の大阪城ホールは期待出来そう!
昨年のラウドパーク07の大阪城ホールでのシラけ具合で「大阪のメタルはどうなった?」と思ったもんですが今日は大丈夫!
しかしエアボーンのステージは快調に展開していきます。
今何曲目なのかわからなくなるぐらいテンポよく曲が演奏されていきます。
スタンド見上げれば立ってる人も多く 徐々に座席も埋まってきてますね。

さて雰囲気的に最後の曲ですね~ラウドパーク08のコンピアルバムに入ってる ♪Runnin’ Wildが演奏されます。
最後に一盛り上がりとばかりにボーカルがステージ下に降りてステージ端にある3メートルぐらいあるスピーカーによじ登り、その上でギターを弾いて大喝采を浴びてます。
またステージに戻りハイ!ハイ!とオーディエンスと一体となってのパフォーマンスでオープニングアクトにしてはかなり盛り上がっとります。
出番は30分・・・しかし10曲近く歌い(多分9曲?)ましたが、普通に単独ライブさせたら70分ぐらいでも20曲以上は確実やな(笑)
場内はセットチェンジによる休憩です。


バックチェリー

さて次はバックチェリーです 20分ほどのセットチェンジの後バックチェリーの面々が登場!
またしても歌は知らないけど先程のエアボーンと比べると貫禄と言うかライブパフォーマンスにも余裕を感じます。
ただその分曲知らないので 先程のイケイケな感じのエアボーンより少し私はテンションがあまり上がらないです。
上半身裸になれば全身タトゥが・・・26列目から見てたらまるで人造人間キカイダーのボディ見たい・・・
でも曲まったく知らないので黙って静観ですな・・・すまん

さて50分のバックチェリーのライブが終わりまたまたセットチェンジ。
おまちかねのモトリークルーの出番が近づいてきました。
さすがセットチェンジは垂れ幕がステージ上にかけられてステージが見えないようになってます・・・期待感を煽るね~
私の隣に小学生ぐらいの少年を連れた家族づれが座りました・・・この少年にこれから繰り広げらる光景はどう映るのでしょうか・・・


モトリークルー

さぁ19:15に幕がストーンと落ちるとそこはロックンロールな町ロサンゼルス!
巨大なロサンゼルスの文字が向こうむきに置かれてるセットですね。
オープニングを飾るのは♪Kickstart My Heart!もう総立ちです!
アリーナも、スタンドも・・・全然今までの2組とは完全に雰囲気が違います!
「オ~!、イェ~!」とヴィンスのボーカルに合わしてみんな大合唱!
それまで大人しく見てた私のまわりの人々も腕を突き上げてノリノリです。
興奮状態持続のまま2曲目の♪Wild Sideになだれ込んでいきます。
ステージの左右を行ったり来たりしながら、ボーカルのヴィンスがオーディエンスを煽ります!
サビの部分では皆大合唱!「ワ~イルドサ~イド!」と歌う、歌う!

そしてニューアルバムから♪Saints Of Los Angelesが演奏されます。
演奏前にヴィンスが「セインツオオサカ・・・」とつぶやいたのが印象的。
ニューアルバムのタイトル曲であるこの曲も皆ノリノリで、またサビの部分では「ウィアー!ウィアー」と歌いまくりです。
ヴィンスも歌詞の一部をオーディエンスに歌わせたりして、一体となったステージが展開されます。

ミッキーのギターソロのパフォーマンスの後はダ~ダダダッダ~ダダダッとおなじみのイントロ!
初期の代表曲♪Live Wireではないですか!
まったく衰えない場内のテンションにさすが横の少年もイスに乗ったまま、やや笑みを浮かべてただ・・・圧倒されてます。

意外にニューアルバムからの曲はほとんどなくSaints Of Los AngelesとMutherfucker Of The Year(当然大阪城ホールはマザーファッカーの大合唱でした!)ぐらいで、ほとんどベストヒット的な選曲です・・・そらぁ盛り上がるわな~

ステージの後方には大きなスクリーンがあり♪Same Ol' Situation ではメッセージ色ありそうなニュース映像やスタンリー・キューブリック監督の「時計仕掛けのオレンジ」のワンシーンが映し出されてます。
続いて♪Primal Screamです・・・個人的には待ってましたという感じで、「ヘ~ィ!シャ~ウト!」の合いの手で大盛り上がりです。

いよいよライブもクライマックス。
ヴィンスが両手を上げろ~とオーディエンスに向かっていいます。
そして上げた両手に拳を握らせ・・・このまま左右に動かしたら電撃ネットワークやぞ・・・と思いながら見てたらバイクの爆音が!
その音に合わせて握った拳をバイクを吹かせるポーズへと移行させる。
場内は大歓声!♪Girls, Girls, Girlsです。
ガールズ!ガールズ!ガールズ!とアリーナが、スタンドが、大阪城ホールが歌ってます。
そのまま♪Dr. Feelgoodへ移行し、最後にみんなひと暴れとばかりに歌い、踊ってます。

ここでいったん終了!
当然ながらアンコールの拍手、そしてクルー!クルー!クルー!と大コールです。
やがて出てきてドラムのトミーがピアノを弾きだした・・・♪Home Sweet Homeがアンコール曲です。
エアボーンから始まり今まで燃え上がってきたロックの熱い魂の炎を静かに沈めるかのような静かなロックバラードがアンコールに演奏される・・・これがバッチリ決まるからさすがモトリークルー!
「ホームスィ~トホ~ム」とサビの部分はオーディエンスに歌わすヴィンス
・・・いやはや彼らのライブは初めてでしたが完璧な演奏とパフォーマンスにしばい感動です。
ベストヒットなセットリストなので、何度も彼らのライブを見てる人には物足りないかも知れないな~と思ったりもしたけど、個人的にはたっぷり85分楽しませてもらいました。

さていよいよ"キングの秋のヘビメタ祭り"も後1本のライブで終わりです
それがデフレパード/ホワイトスネイクのダブルヘッドライナーツアーです。
これはさらなる興奮が約束されたようなもんですね。
2日後に迫ったこの公演は今からワクワクしております。

「MÖTLEY CRÜE LOUD PARK EXTRA」大阪公演のセットリストは以下の通り


01. Kickstart My Heart
02. Wild Side
03. Shout At The Devil
04. Saints Of Los Angeles
  Mick Solo
05. Live Wire
06. Sick Love Song
07. Louder Than Hell
08. Mutherfucker Of The Year
09. Don't Go Away Mad (Just Go Away)
10. Same Ol' Situation (S.O.S)
11. Primal Scream
12. Looks That Kill
13. Girls, Girls, Girls
14. Dr. Feelgood
(Encore)
15. Home Sweet Home



★★★★★ 2008.10.25(土) 大阪城ホール 17:00 26列52番(チケットぴあ)




No.086 「アイアンマン」(2008年 米 125分 シネスコ)

2008-10-26 00:11:09 | 2008年劇場鑑賞
監督 ラミン・ジャヴァディ
出演 ロバート・ダウニー・Jr
    ジェフ・ブリッジス
    テレンス・ハワード



本日の映画はなかなか見に行けなかった「アイアンマン」作品で、海賊DVD見た人の感想はなかなかおもしろいとの事だったので期待しての鑑賞です
主演がロバートダウニーJr.で 何かとお騒がせな彼の復活作品でもあります。

(あらすじ)

億万長者で発明家の軍需産業会社社長トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)は、視察に訪れた軍のキャンプでテロリストの奇襲に遭い、胸を負傷してしまう。
やがて自分の会社の兵器がテロリストに悪用されている衝撃の事実を知ったトニーは、自ら戦闘用のスーツを作り、“アイアンマン”となってテロリストに闘いを挑む。



兵器開発者の主人公がテロリストに拉致され兵器を作らされてると見せ掛け、反撃して脱出する為のロボットスーツを作り自らそのスーツを来てテロリストたちを吹っ飛ばして脱出に成功する。
元々は殺戮兵器を開発し大金持ちになった、どちかと言うと悪党キャラなんだが そんな彼が自分の開発した兵器でテロリストたちが悪行を重ねるのを見て正義に目覚めアイアンマンに変身しスーパーヒーローになっていく この辺の主人公の心理の転換は面白いし、ダークヒーロー物とは違った悪党から正義への転換が現代とマッチしてます。

兵器で一財産築いた男が 兵器製作を中止を宣言し自らヒーローとして立ち上がる 兵器開発者としての知識が今度は戦争から悪を倒すための正義へと使われると言う、実に今のアメリカ的なヒーローですね。



しかしアイアンマンの造形が最初は野暮ったいけど改良する度にだんだんカッコよくなって行くところなんかは子供の頃ロボットヒーロー少年だった大人の男性たちをくすぐります。
ラストもロボット大戦が実現したりしてなかなかのバトル見せてくれます。

しかしこれがシリーズ化されるかどうかわかりませんが、今回がアイアンマン誕生編と言うことで結構誕生までのドラマが描かれるので前半長く感じ少し疲れたですね~
そうそう久々に見たジェフブリッジスがツルッぱげになっててびっくり・・・グウィネス・パルトローもなんか地味になってもたなぁ~
エンドロールにカバーながらあのロードウォリアーズの入場テーマ曲でお馴染みブラックサバスの♪アイアンマンが流れたのはなんか嬉しかったね。



★★★ 2008.10.23(木) MOVIX堺 シアター8 21:10 H-5

No.085 「ゾンビ・ストリッパーズ」(2008年 米 94分 シネスコ)

2008-10-23 00:02:07 | 2008年劇場鑑賞
監督 ジェイ・リー
出演 ジェナ・ジェイムソン
    ロバート・イングランド
    シャムロン・ムーア



メシュガーのライブ終演後その足でアメリカ村のビックステップへ!
ライブの後に映画観賞とはチョイ破天荒なんだが、ライブ会場のクラブクアトロとこの作品が上映されてるシネマート心斎橋が歩いて10分もかからない距離なので強行しました。
デスメタルの後はゾンビ・・・相性抜群です

(あらすじ)

近未来のアメリカ、慢性的な兵力不足に悩まされるアメリカ軍は死人をよみがえらせるウイルスを開発する。
だが、そのウイルスが研究所内でまん延し、感染者一掃のため兵士たちが送り込まれるが、彼らも感染してしまう。
感染したことで抹殺を恐れた兵士たちは、違法ストリップ・クラブに逃げ込み、やがて人気ストリッパーのキャット(ジェナ・ジェイムソン)への感染をきっかけに、とんでもない事態に陥る・・・



ストリップとゾンビと言ういかがわしい組み合わせがこの映画のポイントですね。場末の違法ストリッパ小屋が物語の舞台で、ゾンビに襲われたストリッパーたちが次々にゾンビになり生前以上の華麗なダンスを披露し、観客の喝采を浴びて小屋は大繁盛!
死人であるゾンビが生きてた頃より踊りが格段にレベルアップすると言うのもおかしな話しだけど(でも「死霊の盆踊り」のようなユルイ踊りでなく、アクロバテックなダンス)、そんなゾンビのストリップダンスに観客が熱狂し大繁盛・・・てのはほとんどコメディーな設定たけど、ナイスボディなストリッパーたちがゾンビになり、時間が経つに連れて顔や肉体が崩れていくのはB級バカ映画にしては芸が細かいね。



また襲われた観客もゾンビになり小屋の地下室に監禁され、小屋が繁盛すればするほどゾンビが増殖ってのもゾンビファンにはうれしいところ。
狭い小屋がゾンビだらけになり主要人物&怪しげな軍隊たちと阿鼻叫喚のバトルに発展するクライマックスは「死霊のえじき」のクライマックス+エロが加味された感じ・・・とは言いすぎだけど、作品全体を包むユルユル感と過激なグロシーンとのアンサンブルが頭の中を空っぽにして楽しめる。

アメリカのポルノスターであるジェナ・ジェイムソンが惜しげもなくゴージャスな肉体を披露し、その他のストリッパーたちも巨乳を露わに踊り、そして血まみれで奮闘しています。
小屋の経営者のロバート・イングランドの怪演とともにゾンビとストリップという有りそうで無かった如何わしいジャンルの融合が見どころの作品。



★★★ 2008.10.20(月) シネマート心斎橋 スクリーン2 21:15 中央端



「MESHUGGAH Live In Osaka 2008」

2008-10-22 01:28:07 | ライヴ&イベント
先週のアヴェンジド・セヴンフォールドのライブに続いての“マイラウドパーク08”はスェーデンのデスメタルバンドであるメシュガーです。
会場は大阪は心斎橋のクラブクワトロですが、実はここへ来るのは初めてなんです。

エレベーターを上がり会場前に着くと、改めて非常階段に並び直させられました。
さすが先週のアヴェンジド・セヴンフォールドと比べると年齢層は高く、男性が目立ちます。
メタルライブらしい環境ですね~昨日まで関東ではラウドパーク08が開催されていて、今回は蚊帳の外の大阪のメタルファンが三々五々とクアトロの集まってきます。
私同様に一人で来てる男性が結構目立ちますね~イケメン揃いのアヴェンジド・セヴンフォールドと比べると厳つい顔立ちのバンドであるメシュガーだけに女性ファンは少ない目です。

会場に入ると、まずステージが低いのに驚き!膝ぐらいの高さしかありません・・・これでは後方からでは見えないん違うん?と思ってしまいましたよ。
フロアも狭いし、天井も低い・・・でもライブを見るにはこう言うスペースがステージとフロアの一体感があっていいのかも知れませんね~
私は最前列の一番端に一人分スペースがあったので割込まさせてもらいました。
ちょうど横からライブを見るような感じですが、手が届くほどの目の前にスタンドマイクがあることを思えばギタリストがそこに来るんでしょうね。
しかし端っこってこともあり、少々窮屈で、肩がこってきた・・・

さて約10分遅れで場内暗転になり、いよいよ始まりました!
メシュガーのメンバーが出てくるや一斉にメタルサインを決めた腕がステージに向かって掲げられます。
横から見てると壮観やな~(もちろん私もしてましたよ)

♪Perpetual Black Secondからスタート!もうみんなヘドバンの嵐!
これも横から見てたら壮観です(もちろん私もしてました)
2曲目の♪Bleed では更に盛り上がりは加速します。
ボーカルのイェンスはスキンヘッドの強面で、まるでWWEのプロレスラーの“ストーンコールド”スティーブ・オースチンを連想します。
そしてスピーカーに足を乗せて上半身をググッと前に乗り出し、まさにメンチ切るように睨みつけながら顔を突き出してます。
最前列からステージまでオーディエンスに触られるぐらいの距離だから、まさに至近距離でにらめっこしてるような感じ・・・しかしそれが更に熱狂に拍車をかけます!

1曲歌い終わるたびにドラム脇に置かれた缶ビールを飲むメシュガーの面々・・・あのマリリン・マンソンでもペットボトルの水だったのに・・・・豪傑で良いですね。
気がつけば空になった缶ビールがドラムの横に並んでます。

演奏はヘドバンをしながらギターをプレイする姿に合わせるようにオーディエンスたちも一斉に上体を前後に揺らしてます。
私もヘドバンのせいかどうか不明だが肩こりがいつのまにか解消されていたよ(笑)

狭いフロアは狂喜乱舞で盛り上がり、いつしかおみこしまで始まった・・・天井低いから当たってやがんの(笑)
よく見ればこれがなんと外人男性でライブ中に彼は4回ほどチャレンジし、1度目は無事前方に着地したが2度目は腰からフロアに落下し、3度目は飛び降りた勢いで、ステージに上がってしまう始末!(ステージ低いからね)
4度目も勢いあまってステージ上でデスボーカルで歌ってるイェンスによろめいて寄りかかりかけた・・・しかしこれを歌いながらよろめいた外人の背中をポンポンと叩いて上げるイェンスの大人の対応に思わず「怖い顔やけどエエ人やな・・・」と思ってしまった。

しかしこんな至近距離でライブ見たのは初めてですね。
目の前でベースのディックがギターを弾くときギターの先端が私の顔の先端付近まで来るんですから、掴もうと思えば簡単につかめる距離です。
まるで3D映画見たいなライブ鑑賞ですな~
曲間にビールを飲むディックと目が合い、右手でメタルサインをすると飲みかけてたビールを少し上にあげて乾杯のポーズしてくれたしね。

1曲ごとに大きく体を前後に揺らすイェンスは迫力あります。
私の前にも来ましたが、睨みつけながらオーディエンスにメタルポーズを見せたかと思えば、また大袈裟に上半身いっぱい使ってのヘッドバンキング!
そのたびにフロアも前後にうねりのようなヘドバンが起こります・・・メタルはこうでないとね~

11曲目♪Future Breed Machineでド~ッと歓声が起こりました・・・たぶんこれが最後かな?と思ったらやはりこれがラストの曲のようです。
演奏が終わり、オーディエンスたちと握手やハイタッチをするメシュガーのメンバー!
至近距離ならではの光景ですが、私も握手したらいつしか私の頭上は後方から前に押し寄せてきた人たちの手で一杯になっておりました。
ディックが差し出したギターに無数の手が伸びてます・・・皆ギターの弦に触らせてもらってますね~私は残念ながら一歩手が届かなかったが・・・

そのままステージを去ったメンバーですが、大メシュガーコールに乗って再び登場!
アンコールは予定してなかったかして、「何の曲が聞きたい?」見たいな感じでオーディエンスたちに問いかけ、その後メンバーたちとヒソヒソと相談した後、演奏されたのが♪Soul Burn!
ダン、ダン!というスローなドラムの音が刻まれると大歓声です。

結局アンコールは1回だけでしたが、約80分ほどのショーは個人的には大満足で予想以上に良かったです。
先日のアヴェンジド・セヴンフォールドより今回の方がインパクトありました。
演奏もさることながら目の前で演奏を見れたのがよかったですね。
ギター弾く手元が目前で肉眼でじっくり見れるなんて、なかなか無かったですからね~

ラウドパーク08の後に実現したこのメシュガーの単独ライブはこの日の大阪1回だけってのが寂しいけど、そんなオンリーワンな単独ライブに私は大満足な一夜でした。


MESHUGGAH Live In Osaka 2008セットリスト

1.Perpetual Black Second
2.Bleed
3.Humiliative
4.Stengah
5.The Mouth Licking What You've Bled
6.Electric Red
7.Suffer in Truth
8.Rational Gaze
9.Pravus
10.Straws Pulled at Random
11.Future Breed Machine
(Encore)
12.Soul Burn





★★★★ 2008.10.20(月) クラブクワトロ 19:00 オールスタンディング(チケットぴあ)


No.084 「20世紀少年」(2008年 日本 142分 ビスタ)

2008-10-18 00:52:01 | 2008年劇場鑑賞
監督 堤幸彦
出演 唐沢寿明
    豊川悦司
    常盤貴子
  



しばらく映画が行けてなくて更新が出来てなかったですが、今日は1本だけ久々に行ってきました。
かねてから話題の邦画で「20世紀少年」という作品ですが、割りかし評判は上々のようですね。
公開して少し日にちは経ってますが、まだまだお客さんは入ってるようです。
原作はマンガだそうですが、聞くところによると結構忠実に映画化されてるらしいです。

(あらすじ)

年に大阪万博開催を控え、人類が初めて月に降り立った1969年の夏、小学生のケンヂは、同級生の仲間たちと空き地の原っぱに秘密基地を作った。
そんな彼らの秘密の遊びの一つである“よげんの書”には、悪の組織、世界征服、人類滅亡計画、それを阻止する正義の味方など空想の数々が描かれ、彼らをワクワクさせるのだった。



映画が始まるや早々に流れてくる♪エーゲ海の真珠のメロディ・・・あのポール・モーリアグランドオーケストラ演奏のあの曲であります。
いや~懐かしいですね~
子供の頃レコードでよく聞いたもんですよ・・・ポール・モーリアは・・・
オリーブの首飾り、恋はみずいろ、涙のトッカータetc・・・名曲がいろいろありましたね。
映画そっちのけでポール・モーリアのエーゲ海の真珠を聴いてると、ガラリと曲調がかわりT-REXのロックンロールが!(もっと聞かせろ~!)

とにかく登場人物が多いですが、しかし上手く描き分けられていて分かりやすいですね。
原作に忠実なキャラ設定のようですが、感心したのはケンジ以下主要キャラの子供時代を演ずる子役を大人の俳優とそっくりな子役を使ったことです。
うまく見つけてきたものですね。
それだけのリァリティがあってよかったですよ。



前半は謎のマークに付いてケンジたちがいろいろと調べていく様子が中心に描かれていきますが、この辺は冒険色豊かにの描いていき、後半は一転してスペクタクルな怪獣映画風(怪獣は出てこないけど)の展開で142分という長尺ながらダレることなく見れました。

それでも長くは感じたな~何度か「もうここで終わりやな?」と思うシーンが何回かありましたしね。
全3部作ってことでどういうところで今回は終わるのか?というのも興味ありました。
連続ドラマのようにいいとこで終われば観客の次回作に対する期待感や欲求を煽ることになってますます次回作が盛り上がるだろうし・・・
ま、一応様々な謎を残し次回作に持ち越しですが、予想以上の壮大なサーガになるのでしょうか?

今回は人物紹介と本筋の導入部って感じで本格的にドラマが佳境に入って行くの第2章からではないでしょうか?
そういう意味では掴みとしては成功だと思います。
尻すぼみにならないよう祈っております(または「マトリックス」見たいに訳わからんようにならないことと)




★★★★ 2008.10.16(木) TOHOシネマズなんば スクリーン3 17:40 C-3

「AVENGED SEVENFOLD JAPAN TOUR 2008」

2008-10-16 14:51:41 | ライヴ&イベント
国内最大のメタルフェスであるラウドパーク08が今年も開催されます
でも例年は大阪でも開催されてたけど今年はありません!
昨年の不入りな観客動員が原因と思われますが、仕方ないとはいえさびしいですね。
さいたまスーパーアリーナへの密航も検討しましたが、諸事情により断念・・・でもラウドパークは来ないけど、それに伴う参加アーティストによる単独ライブがバンバンやってきます。
数本見にいく予定なので、今月はまさにメタルライブの連続でございます。
いわば“マイラウドパーク08”と言ったところでしょうかね~

その1発目を飾るのが今年1月でも単独ライブを大阪で行ったアヴェンジド・セヴンフォールドのライブです。
会場も前回同様のなんばHatchですが、開場前に着くといつもながら外に皆さん並ばされてます。
相変わらず若い男女を中心に集まってます。
気候もそんなに寒くないので皆さん半袖のTシャツ姿 若い!若い! 中にはタンクトップの女子高生も居る!
さらに女性?と思ったら実は女装?と思われる男性・・・多分男やろ・・・そういうファッションに見えなくもないが、連れの男性がいかにも普通ぽっいのが印象的



順番に整理番号順に呼ばれどんどん入場していきますが私の番号はなんと902番! オイオイそんな番号あんのかいな?だいたい500番台で周り人おらんようなったぞ~ しかし は900人以上も入るんやね すごいね
最後の一団でやっとこさ入場出来たけど前回よりかは人少なめやね。
前売り発売期間も短かいせいもあるだろうけどね。

髑髏が座った巨大なイラストがステージ後方掲げられ 多分ラウドパークもこのセットなんでしょうね。
待つこと40分、暗転になるやドッと歓声!皆さん前に押し寄せて行きます。
私の前がスカスカになり人が普通に歩ける程度の通路が出来ました。
快適な環境だわいと思いつつもチョイ寂しいな~一曲目は前回同様♪Critical Acclaimでスタート! 相変わらず大柄なM・シャドウズが吠えます!皆さん跳びまくりです・・・前方付近だけは・・・

私が陣取る中央辺りは比較的適度な盛り上がりでおとなし目で見ております。
2曲目の♪Afterlifeではイントロだけで大歓声です。
ステージを所狭しと動きながら歌うシャドウズはますますと貫禄が増してますね。
ステージ前方に儲けられた三つのお立ち台で迫力のパフォーマンスを展開するたびにオーディエンスたちからメタルサインが次々掲げられます。
しかし3曲目の♪Beast & the Harlotで一気に会場全体がハイテンションになりました。
さすが名盤「シティオブイーグル」の楽曲は人気ありますね。
おとなしかった私の周りもメタルポーズで大盛上がりですよ 。

途中トークがあるんだが 前回の公演同様にギターのジョニーにビールを一気飲みさせてます。
以後曲が終わるたびにジョニーの一気飲みタイムが始まります。
盛り上がってるけどなんか同じネタは二回もいらんように思うが・・・前回の大阪公演の流れでのパフォーマンスか、あるいはどこでも行ってるのか? 不明ですがね

さて名バラード♪Seize the Dayを挟んで♪Unholy Confessions、♪Bat Country・・・そしてまたまたこれで興奮のボルテージが最高潮に・・・ここらでやっとおみこしや軽いモッシュが目立ちだした。
今回はこういう光景が目立ってなかったから、とうとう出てきたか~て感じですね。
そしてパンデラのWalkのカバーを演奏です。
ただ歌うのが裏方さんである外国人スタッフ・・・アメリカではオーディエンスの中から一人選びステージ歌わせるようですが、さすが日本ではそうもいかないようでスタッフが歌ってる見たい(軽く歌えるか?と前方のオーディエンスにに聞いてたようだが) しかしそこそこ盛り上がってましたね 。

そして♪Almost Easyではオーディエンスたちにサビの部分を歌わせステージとアリーナが一体となった構成です。
サンキューと言ってA7Xの面々が引き揚げて行きます。
ジャスト60分(今回も短いね)のステージ一旦終了 当然アンコールの拍手・・・そしてジョニーコール! 私は「最後は近くで見たれ!」とばかりに暗転の中、前方の端っこへ突撃・・・何とか空いてるスペースに陣取ったがこの辺はやけにいい匂い・・・どうやら女子たちが集まってるエリアに突入した模様~あららスマンね・・・きっと「オッサン強引に入ってきよったな」と嫌な顔されてるんでしょうな~

そしてステージに再びA7Xが再登場し♪Little Piece of Heavenのイントロが!前回では演奏してない曲だけど、アンコールが意外にも彼らの曲としては異色作と思えるこの曲なのが意外でした。
それでも最後とあってみんな歌うわ、跳ぶわ、踊るわで大騒ぎです
私の周りの女子連中も跳び跳ねてます! 目の前で見るシャドウズ・・・デカイですね!
アンコールは前回2曲あったが今回はこの1曲のみで終了 恒例のギターピッグ投げがあり約70分ほどのショーが終わりました。

呆気なく明かりが点くと皆さん満足そうです。
周りの女の子たちは・・・と思ったら意外と女の子なんか居なくて皆さんいい大人の女性たちが大半でしたな、あらあらでも皆さん弾けてましたね~まだまだ若いですやんか~
暗闇に紛れてたとはいえ てっきり10代の女子たちだと思ってましたからね。

売り場を覗くとグッズのシャツは前回のツアーシャツの後ろの部分のツアーデータだけプリントし直した 芸のないシロモノばかりだったんで今回はパスです。
ま、楽しかったけど前回が異常なまでに盛り上がってただけに今回は比較すれば前よりかはおとなしい印象でした。
ただステージは相変わらず素晴らしいパフォーマンスで逆に前回より人少ない分ジックリ見れました。



AVENGED SEVENFOLD JAPAN TOUR 2008 10月公演セットリスト

1.Critical Acclaim
2.Afterlife
3.Beast & the Harlot
4.Scream
5.Seize the Day
6.Unholy Confessions
7.Bat Country
8.Gunslinger
9.Walk
10. Almost Easy
(Encore)
11. Little Piece of Heaven



★★★★ 2008.10.15(水) なんばHatch 19:00 1Fオールスタンディング(CNプレイガイド)

No.083 「最後の初恋」(2008年 米 97分 シネスコ)

2008-10-07 01:09:40 | 2008年劇場鑑賞
監督 ジョージ・C・ウルフ
出演 リチャード・ギア
    ダイアン・レイン
    スコット・グレン



この日2本目の映画は同じく布施ラインシネマ10での鑑賞。
今度は一転してラブストーリーもの・・・
先ほどとは違って客層もカップルがチラホラ・・・やや地味な感じの雰囲気の作品ですが果たして?
ホラーも好きですが、こういう恋愛映画も柄になく結構好きだったりします・・・特に男が美女に振られる映画が・・・(笑)

(あらすじ)

身勝手な夫や思春期の娘との関係を考え直すため、ノースカロライナ州のローダンテという海辺の小さな街にある友人の宿を手伝いにきたエイドリアン(ダイアン・レイン)だが、大きな嵐が来るという予報を聞く。そこへ宿の唯一の客となるドクター・ポール(リチャード・ギア)が到着するが、彼もまた心に問題を抱えていた。



リチャードギアとダイアンレインの共演の作品ですが、この顔合わせは何度かありますね。
さほど目新しいキャスティングではないんですが、今回は海辺のホテル(と言うより民宿)に泊まったリチャードギアとホテルのオーナーである友人の留守の間ホテルを管理しているダイアンレインとのつかの間恋愛ドラマ。

ダイアンレインは愛人と逃げた夫に復縁を持ち掛けられ悩み、医者であるリチャードギアは手術の途中死なせてしまった患者の遺族に訴訟を起こされている・・・そんな心身ともにブルーな二人が出会い恋に落ちる・・・
ストーリー的には目新しくはない分ヒネリが欲しいところですが、まずこの映画でハリケーンのシーンが出てきます。
海辺・・・と言うより砂浜に建ってるような小さいホテルで当然ながら暴風雨にさらされる!
私に言わせればだいたいこんな所にホテル建てることじたい無茶苦茶やね~それほどの環境の危ねぇホテル・・・
しかしダメージを負いながらもあの吹きさらしの中を耐えしのいだんだから あちらの建築技術もたいしたもんだ・・・と要らぬ感心をしてたら、このハリケーンがきっかけで二人の距離が大きく縮まることになります。



ハリケーン直前ケンカした二人だがこの嵐の中互いを思いあう内に互いに取って大切に存在であることに気付く・・・そしてそれぞれが刺激しあう事でそれぞれの抱えてる問題を解決の方向を向かわせていくのを見て 一つの出会いが互いの人生に大きく関わっていくと言うのを感じさせる。
二人が出会いそれぞれの問題を乗り切りハッピーエンドとスンナリと行くのがお馴染みのパターンだが映画は更なる試練を与えることになる・・・
ラブストーリーでありながら親子たちの絆の部分も描かれていて 家族たちの、または親子の再生のドラマとも見れます。

ダイアンレインは年齢以上に老け顔になってきましたね。
特にこの映画ではやけにシワが目立ったような気がします・・・年々妖艶になって行くソフィーマルソーとは対象的(サンセットキッスが懐かしいな~)
リチャードギアは・・・ますます小泉化してきたぞ(笑)



★★★ 2008.10.2(木) 布施ラインシネマ10 南館 シネマ8 19:30 G-8

No082 「おくりびと」(2008年 日本 130分 ビスタ)

2008-10-05 00:53:24 | 2008年劇場鑑賞
監督  滝田洋二郎
出演  本木雅弘
     広末涼子
     山崎努



海外の映画祭でグランプリを取ったことにより一気に注目が集まったこの映画。
もし取ってなかったらひっそりとミニシアターで公開されてたかも知れないですね。
評判もいいようなので見にいくことにしました。
しかも友人がこの映画の布施ラインシネマ10限定の招待券を何と葬儀屋からもらったっと言うこともありましたしね~
さすが館内は平日にしてはそこそこお客さんも居て、しかも大半が中高年以上と、年齢層も高めです。



(あらすじ)

楽団の解散でチェロ奏者の夢をあきらめ、故郷の山形に帰ってきた大悟(本木雅弘)は好条件の求人広告を見つける。
面接に向かうと社長の佐々木(山崎努)に即採用されるが、業務内容は遺体を棺に収める仕事。
当初は戸惑っていた大悟だったが、さまざまな境遇の別れと向き合ううちに、納棺師の仕事に誇りを見いだしてゆく・・・

納棺師と言うこの映画を知らなければもしかしたら永久に知らないままの職業が出てくる映画です。
モックンが主演ですがいい役者になりましたね~ 誰しも直面する死というものにたいして、この映画は納棺師と言う職業を通していろいろ考えさせてくれます。



旅行代理店か何かと思い就職すれば冠婚葬祭の葬祭にあたる仕事・・・モックンがこの仕事を浸隠しにするんですが、こう言う仕事ってやはりそう言うもんなんでしょうか?
私はそんな事はないと思うんですが、モックンの反応が興味ありました。
妻である広末涼子が旦那の仕事を知り泣いて辞めて欲しいと頼み、拒否した旦那と揉めてた時に旦那に触られたとき「触らないでけがわらしい!」と言う場面も悲しいね~ま、まさか遺体を触る仕事とは思ってなくショックだったんでしょうが人に寄っては特定の仕事に対してある種の偏見を持ったりする場合もあるけど無意識に出た彼女の台詞は辛いですね~
心の中で言ってはダメと判ってても興奮押さえきれずつい口が出てしまう・・・特殊な仕事についてる家族のひとコマを垣間見たかんじでした。

また遺体を着替えさせるテクニックにもびっくり周りに人が沢山見てるにもかかわらず肌を見せることなく着物を着せ替える場面は「へぇ~!」と驚嘆するでしょうね。

重いテーマなりそうな映画をややユーモラスな部分も取り入れて肩の凝らない、それでいて深い味わいのある映画でした。



★★★ 2008.10.2(木) 布施ラインシネマ10 北館 シネマ7 16:30 H-13






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