
この作品はかつて劇場で見ましたね
今はあったと言う存在すら忘れられてそうな天王寺区の上六映劇と言う映画館でした(現新歌舞伎座の場所)
米、英、仏、独と国境を超えてパリで知り合った6人の男女が戦争によって引き裂かれて行くドラマ
パリのカフェで毎年8月24日にこの場所で再開を約束するが、第二次世界大戦の勃発によりその約束もろとも関係が引き裂かれていく
現在のようにメールやラインなど無い時代だから、みんなそれぞれ行方知れずになるのだか、あるものはレジスタンスとして、ある者は兵士、将校として微妙に交差し、またあるものは再会するまてまなくこの世を去っていく
そんな6人の人間ドラマを照らし合わせて戦争により人生が狂わされていく悲しさを描いていく反戦映画の秀作
何度見てもラストの再会を約束したカフェのシーンは切なさと同時に感動してまう
ジョージ・ペパード、ジョージ・ハミルトン、ホルスト・ブッフホルツなど国際的なキャスティングも良い味を出してます
未だDVDになっておらず、VHSのビデオでのリリースのみてのが惜しまれる佳作です