MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

No.17「事故物件 恐い間取り」

2020-08-30 00:02:00 | 2020年劇場鑑賞




事故物件住みます芸人の松原タニシ氏の事故物件心霊体験が原作なんだが、この元になった話は5年前に道頓堀の地下のイベントスペースにて中山一朗氏の怪談オールナイトイベントで松原タニシが語ってた
問題の映像も上映されて見ました
後にTVなどで紹介もされ松原タニシの名前がお笑いでなく、稲川淳二サイドのような立ち位置で有名になっていきます
そんな生のライブでこの話を聞いた者としてはこの映画に一言…何じゃこりゃ?!

売れない芸人アヤメがプロデューサーから事故物件に住んで毎日撮影しろと言われ、面白い現象取れたら番組で使うと言われてチャンスとばかりに事故物件に住む
夜通しそこで撮影したものに不思議なモノが写り込み… 
それをキッカケにアヤメは徐々に仕事が増え、事故物件を次々移り住むようになる

松原タニシの辿った軌跡を中心に映画は進むが、事故物件に住み怪奇現象を撮影すると言うだけでは映画としてはなかなかシンドいんと違うかなー?と思ってましたが
やはり色々と肉付けされたJホラーになってました
それがいい方向に行けはいいんだが、私個人としてはちょっと違う方向に行ったなーて言う感じでしたね
売れない芸人が心霊に関わる事で運気があがる
案外この売れ方は霊の力ってあるのかなー?
もちろんそれに努力で乗っかれるかどうか何でしょうけどね


まだ途中までは良かったんですが、クライマックスに向かうにつれて派手な演出で盛り上げないのがダメなのかしてやり過ぎ感があったように思います

悪霊とヤマメ役の亀梨達の炎のファイヤーバトルにガックリ…(笑)
松原タニシ氏の事故物件体験を底抜け脱線ホラーになり下げた罪は重い

因みにこの映画に出てくる実際の1軒目は私の友人の仕事エリアでそのマンション仕事で行ったらしいです
場所教えてもらったが何度か付近通ってたなー

余談ですがこのアポロシネマは日本最強の感染症対策の映画館かも!
映画館では初の抗菌加工したらしいです








★★ 2020.8.28(金) アポロシネマ スクリーン4 20:40 D-2




No.16「海底47m 古代マヤの死の迷宮」

2020-08-24 18:29:00 | 2020年劇場鑑賞



前作は劇場でなくTVでの鑑賞でしたが、思ってたよりイマイチの印象でした
よってこの作品もさほどの期待もせずの鑑賞だったんですが、それが功をそうしたのか?
いい意味で期待を裏切って楽しませてくれました

4人の女子学生が海底で発見された遺跡を興味本位で探検しに行き、遺跡内で迷子になり遺跡に居着いてるサメに襲われると言う話
実にわかりやすい構成です

このサメが何と遺跡に長年居着いた為に目が退化した盲目のサメ!
盲目だからスレスレで目の前通過したりするサスペンスな場面あったり、音に反応したりと盲目故の展開があります
最初は狭い遺跡の中に逃げ込んだりしながら、
サメの攻撃をしのいで行くんですが、このサメは複数居てる事が判明し、まさに絶体絶命の窮地にさらされる
見てる途中までは単に遺跡内を逃げてるだけかと思いきや、案外に何かと起伏のある展開に持っていくトコは途中から前作より面白くなってきた
暗闇と赤いランプを交互に見せる対比など視覚的にも凝ってます

お約束的に死ぬ人はやはり死んでしまうが、この映画は生き残った者達の"限界突破"からの一波乱二波乱が1番楽しい見せ場になってました
それらもきっちり前振りが出来ていて、なかなか最後まで楽しませてくれたサメ映画

シルベスタースタローンやジェイミーフォックスの娘が登場
スタローンの娘なんて口がそのままでしたな(笑)



★★★★ 2020.8.21(金) なんばパークスシネマ シアター1 19:40 G-13



「きのうの夜は…」

2020-08-22 00:03:00 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)



バックトゥ80sて事でこの作品を見た
これまたレンタルビデオでVHSで見たっきりの作品
浜村淳のラジオの映画コーナーで聴いて、ラストのセリフがイキだったのに興味を持って劇場ではなくビデオで見た次第

当時人気絶頂のロブ・ロウとデミ・ムーア共演のラブストーリー
自由恋愛と合意の上で同棲生活を送る若い2人が、やがてそれぞれの愛に対する価値観に変化が現れ関係が壊れていく
主役の2人は絶頂期だけに輝いてますね
しかしそんな2人に絡むサブの役者が良かったです
ロブロウの友人役のジェームズベルーシ
とにかく弾丸トークで平気で言い難い事も言い、特に冒頭下ネタトークは特筆(笑)
ガサツなお騒がせ男はロブロウてま対照的で、それがまたいいんですね
デミムーアの友人のエリザベス・パーキンスもまたちょっとツンとした奴で、男目線で見たらちょっと嫌な女
でも主役2人とこちらもアクの強さが対照的なのでジェームズベルーシ含めてこの4人
いいバランスのキャスティングの配置です
80sらしい音楽も良かったし、この頃の映画は改めて見直したら良い佳作が揃ってるなーと実感しました

因みに浜村淳がラジオで話した時のラストのセリフは全然違った
浜村先生脚色した?



「テラ戦士ΨBOY」

2020-08-20 19:41:00 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)


バックトゥ80s邦画編と言う事でアイドル映画全盛期の1985年公開の菊池桃子主演の作品を久々に見た
これレンタルビデオでVHSをレンタルして一回見たきりです
この作品の主題歌がザ・ベストテンやトップテン、夜のヒットスタジオなどで菊池桃子さんが歌われ色んな意味で印象の強いタイトルです
ただ内容だいぶん忘れてましたね

私の友人が菊池桃子さんのファンで、この時期やたらサイボーイ、サイボーイと良く言うてましたね
そんな意味でも懐かしい20代のあの頃が蘇ります

ま、映画自体はいわゆるアイドル映画で、謎のBOYと言う宇宙の生命体を超能力を操れるMOMOKOやその仲間達が守るストーリー、これに悪のエスパー率いる組織がB OYの力を利用しようと立ちはだかる
菊池桃子さん以外の仲間達ら今見たら全然、今となっては見かけない人たちなので、、まさにアイドル菊池桃子の1人舞台のような作品でした

「俺の気持ちはハートブレイク!」見たいにやたら英語をルー大柴見たいに日本語と混ぜたセリフ出るのは時代感じて微笑ましい(笑)
しかしこういう映画の竹中直人はクドイ芝居が鼻につくなー
ま、当時は爆笑だったんでしょうなー






No.15「透明人間」

2020-08-08 18:59:00 | 2020年劇場鑑賞



透明人間と言えばかつてはチェビーチェイスの「透明人間」、ケビンベーコンの「インビジブル」(古くは東宝の「透明人間」)などありましたか、時代は変わってもタイトルはやはり透明人間

今回はホラー的な要素がふんだんにあり、透明人間またはその存在は幽霊のようであったりして、姿がないのに足跡あったり、ソファーに誰か座ってそうだったりと、腕を掴まれたりと透明を活かした恐怖演出が効果的でした
しかしその透明人間のカラクリは革新的だった「インビジブル」と比べるとちょっとアナログ感あり?(笑)
昔ながらのパターンとはいえ面白く見れました

主演のエリザベス・モスさんは束縛された男から脱出したものの透明人間となって襲いかかる男に追われる恐怖からだんだんと鬼気迫る顔つきになり、終盤はめっちゃ怖い形相になってて追い詰められて、開き直った人間の迫真の芝居を見せてくれてます
決してめちゃくちゃ美形では無い女優さんだけに眼力と表情は迫力がありました
その迫力はラストの静かな対決にも活かされてました

リーワーネル監督はソウの脚本家だけあって
ちょっと痛ぶり気味の演出さすがですね



★★★ 2020.8.7(金) アポロシネマ スクリーン7 20:50 G-1