MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

No.029 「ジャンパー」(2007年 米 88分 シネスコ)

2008-03-29 01:53:54 | 2008年劇場鑑賞
監督 ダグ・リーマン
出演 ヘイデン・クリステンセン
    ジェイミー・ベル
    サミュエル・L・ジャクソン



今日は遅ればせながらへイデン・クリステンセン主演の「ジャンパー」の鑑賞です。
今日もハシゴ鑑賞ですが、この映画の後が今月で休館になる千日前国際劇場での鑑賞。
この「ジャンパー」が上映される、TOHOシネマズなんばと千日前国際劇場とのシネコンと映画館の新旧対決・・・
最初はTOHOシネマズなんばでの鑑賞ですが、小さいセレクトスクリーンでの上映で客数が少ないせいもあり結構場内が埋まっていますね。
前から2列目での鑑賞となりました・・・



(あらすじ)

ミシガン州の高校生デヴィッド(ヘイデン・クリステンセン)は、自分にテレポート能力があることを発見。母が家を出て以来、人が変わった父との生活にうんざりしていたデヴィッドはニューヨークへと向かい、瞬間移動した銀行の金庫室で大金をせしめる。しかし、そんな彼を謎の男ローランド(サミュエル・L・ジャクソン)がつけ狙い…

コント55号じゃないけど、飛びます!飛びます!とにかく飛びまくります!
一瞬にしてローマのコロシアムやエジプトのピラミッドの上、エンパイアステートビルの屋上・・・そして銀座、渋谷へと飛びまくる高速テレポーテーションを操るジャンパーたちとそれを追うハンターたちとの戦いが全編通してテンポよく描かれて退屈せず見れましたね。
しかし何故ジャンパーたちのような人らが存在するのか?何故突然にそんな能力が備わるのか?・・・その辺の説明はなかったですね~

サミュエル・L・ジャクソンがニューヘアスタイルで登場し、中世の時代からジャンパーを追いかけてると言うハンター演じてますが、何か少し「ハイランダー 悪魔の戦士」
彷彿させる設定ですね。
目まぐるしい特撮を活かしたアクションシーンはまさにスクリーンで見ていただきたいですね。



細かいツッコミを気にせず、ひたすら進化していく映像マジックの面白さに浸る事が出来れば中々楽しめる映画だと思いますね。
今やこういう特撮はもうこの手のアクション物なら標準装備で、別段驚かないけどね・・・

久々に見たダイアン・レインもいいお歳になりましたね~
何と言ってもヘイデン・クリステンセンの母親役なんだからね~サンセットキッスが懐かしいですな。



2008.3.27(木) なんばTOHOシネマズ セレクトスクリーン 16:50 B-9



☆☆☆


思い出名画座 Vol.3 「千日前セントラル」 (大阪 ミナミ)

2008-03-27 01:03:19 | 映画館



久々の映画館の紹介・・・もちろん今やこの劇場も現存しません。
千日前のお笑いの殿堂NGK=なんばグランド花月の前にある道具屋筋という商店街の中にあった映画館で主に東宝系列の洋画ロードショー館でした。

広い館内に大きなスクリーンが特長ですが、もう一つの特長が何と言ってもいつもガラガラって事でした・・・
だいたいスグ近隣にあった南街劇場というオオバコで上映されるプログラムと大体同じだったために大方の観客は南街劇場に流れていたことが原因ではないかと思います。

例えば「ターミネ-ター2」が公開された初日のオールナイトに南街劇場へ見に行ったとき、すでに場内は満員で入場を断られたことがありましたが、その時10分ぐらいの時間差で千日前セントラルで「ターミネ-ター2」の上映があったんで急いで駆けつけると、札止めの南街劇場とは裏腹に何とガラガラ・・・まぁ~ゆったりと見れて良かったけど、しかしエライ差があるもんだな~と思ったもんでした。
ま、表通りにある南街に比べ商店街の中という場所的な関係もあるんでしょうね。

でもここの大スクリーンは大きな魅力で、大作映画なんか結構足を運びましたね。
あの「タイタニック」を見たのもこの劇場でしたね~ 勿論ガラガラでした。
でも大昔のことですがお正月にここで「ミスターブー ギャンブル大将」を見に行った時はほぼ満席だったな~ 後にも先にもこの映画館で満席だったのを見たのはこの時だけですがね。

余談ですが映画見てるときは途中でトイレに行くこと無いんですが、どんなにしたくても大抵は我慢すうるんですが唯一この劇場で「ミスターブー ギャンブル大将」を見てる時にどうしても我慢出来ず不覚にも席を立ってしまってトイレに駆け込んでしまった・・・そんな意味でも思い出深い劇場です

やはり閉館か?・・・千日前国際劇場

2008-03-26 00:23:51 | その他



休館とか言ってた大阪に残された唯一の映画館千日前国際劇場。
新聞広告によると29日~31日までさよなら興行がやはりあるようで、これゃ実質の閉館ですな・・・
国際劇場が「狂った果実」「嵐を呼ぶ男」の石原裕次郎の2本立て、国際シネマが「明治天皇と日露大戦争」そしてポルノ映画館だった国際地下劇場が「団地妻 昼下がりの情事」「実録 阿部定」・・・

国際地下劇場は判るけど、他の2館のラインナップはなんとなく微妙やな・・・
国際シネマの「明治天皇と日露大戦争」・・・かなり古い作品で嵐寛十郎主演の映画ですが新東宝の作品ですな。
ここは東映系の作品してたから何かピンと来ませんね~

もっとピンと来ないのが石原裕次郎2本立ての国際劇場・・・ここは洋画の大作が数多く公開してただけに、いくら偉大な石原裕次郎作品とはいえ少し違うような気がしますね。
せっかくの大スクリーンの最後を飾るんだからもっとスケールの大きい作品で締めて欲しかったな~「2001年宇宙の旅」や「ベンハ-」「戦場にかける橋」・・・そんな大作でラストを飾って欲しいところ・・・

No.028 「魔法にかけられて」 (2007年 米 108分 シネスコ)

2008-03-22 00:39:37 | 2008年劇場鑑賞
監督 ケヴィン・リマ
出演 エイミー・アダムス
    パトリック・デンプシー
    スーザン・サランドン



春休みに入ったことで春休み映画がどんどん公開されてます。
「ドラえもん」「ワンピース~」の最新作や「ライラ 黄金の羅針盤」などアニメやファンタジー映画がシネコンを賑わせております。
そんな中で老舗(?)のウォルトディズニーが今回春休みに送り込んできたのが、アニメと実写が融合した「魔法にかけられて」。

鑑賞に先立ち前売りを買いに天王寺のぴあに行くと主婦たちの行列・・・平日やのに何の発売日?と思ってるとどうやら8月に大阪城ホールで開催されるディズニーのワールドオンアイスのチケットの発売のようでした・・・早いね~もう夏休みのチケットか・・・

場所はミナミのなんばパークスシネマで朝の回ってことで結構子供たちで賑わってるのかな?と思ったが意外とガラガラで、かえって年配の方々が多い印象です。
この映画割かしヒットしてるようで、大きいスクリーンでやってますね。



(あらすじ)

“アニメーションの世界”に暮らす心優しいプリンセスのジゼル(エイミー・アダムス)は、夢にまで見た王子様との結婚式の当日、意地悪な魔女に騙されて魔法をかけられてしまい、世にも恐ろしい世界へ追放されてしまう。
そこは“おとぎの国”とは正反対の刺激的な“現代のニューヨーク”で、ジゼルはパニックに陥ってしまう。

オープニングからコテコテのディズニー印満開!
アニメのプリンセスが歌えば小鳥や鹿やリスたちなど森の生き物たちが集まってくる・・・そしてみんなで歌い出すまさにおとぎの世界。
ベタなオープニングから悪い魔女に騙され現代のNYに追放されてから実写になるんだが、ここからディズニーの自虐的なセルフパロディが続きますね~
何かあることに歌い出せば、「また歌ってるよ~」とか言われたり、助けに来た王子がまた歌おうとすれば、後ろから来た自転車に追突される・・・
更に実写で歌い出せば集まってくるのがドブねずみにゴキブリにハト・・・と都会の生き物たちが集まってくる。



アニメのおとぎの国のプリンスとプリンセスも実写のNYの世界ではコスプレのタイツ野郎にちょっとネジが緩んでそうな不思議ちゃん・・・ってのがおかしいですね。(バスの運転手のおばちゃんに「このタイツ野郎!」って王子が一喝されたりする)
また実写の世界にプリンセスも長く居るとついつい順応してまい、王子が歌いだしても知らん顔してしまうってのも笑わします。

でも後半はやはりしっかりディズニー映画らしい展開で、規則正しくディズニーらしく物語りは締めくくられるんで結果的には「あ~やはりディズニーやな~」と思ってしまいました。
もう少し毒の効いたパロディを期待したいが・・・まぁそれは無理でしょうな~

プリンセスがアニメから実写になったら少し老けた?・・・っと思ったらプリンセスを演じたエイミー・アダムスさんは今年で34歳・・・ディズニーのお姫さんって実は三十路である事が判明しただけでも収穫か・・・(笑)



☆☆☆ 2008.3.21(金) なんばパークスシネマ シアター7 10:50 G-24
 


古台遺産・・・お世話になった&K.Oされたパチンコ台は今・・・

2008-03-21 02:02:52 | その他



大阪天王寺駅の裏にある天王寺ホールと言うパチンコ店内に、今は現役で活躍することのない古いパチンコ台を置いてるコーナーがあるんですが(勿論ここでは大当たりしても現金や景品には換金されずコインを貯めれて何度もプレイ出来るだげ・・・ま、ゲームセンターですな)、久々覗くと更に懐かしい名機がズラリ!

かつて最大連チャンを記録した権利モノ「ダイナマイト」や後継機「ラッキーボーイ」アレパチとして一斉を風靡した「アレジン」「エキサイト」「CRモンスターハウス」に「フィーバーパワフル」「フィーバークィーン」

パチスロではかつて午前中だけで20万円叩き出した「ミリオンゴッド」
記憶に新しい「吉宗」にザハチャンでお馴染み「獣王」などなど・・・
かつて全国のパチンカーやスロッター達を血祭りに上げた殺戮マシンたちがマイルドなゲーム機として稼動しています。

いずれもそうそうたる面々ですが、荒波タイプの権利モノ「ダイナマイト」はもう一度打って見たい機種だっただけに姿を見ただけでも感動でしたね。
とにかくツボに入ったら“当たり出したら止まらない”・・・でもドツボに入ると“止まり出したら当たらない”・・・究極の殺戮マシン!


↑荒波大連チャン機ダイナマイト

また自身過去最高換金額を記録したスロット「ミリオンゴッド」も感慨深いものがあります。
その爆発力はスロットの常識を覆すほどの破壊力・・・と同時にこのマシンのせいで命を絶った者も少なくない・・・という噂が出ても決してオーバーに感じない超荒波殺人マシン!

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↑午前中だけで20万円叩きだす瞬間の「ミリオンゴッド」!記念に写メをパチリ!(2003年 オルガ阿倍野店)

そんなまさに血の臭いのする殺し屋たちの墓場のような場所でアレパチのアレジンをするとアレアレ!ピューと数回鳴くや否やバンパンカバーン!と大当り!
久々にアレジンの大当りを体験しましたが微妙に嬉しくない・・・やはり金にならないとね~ 三連チャンしたけどね。

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↑朝一で大当たり期待出来たアレジン

でも最近あまりホールに出掛けなくなったけど こう言う昔の機種がオリジナリティがあっていいね 映画同様パチンコ&パチスロもネタ切れかして アニメやタレントのタイアップばかりですね。
ここでは出来ればセブン機では綱取物語、エキサイトジャック、権利モノではクルクル7 ソルジャー カーニバル、ハネモノではビックシューターやスーパーファイターなど並べて欲しいもんですな。

名声優 広川太一郎氏 追悼・・・

2008-03-19 00:46:19 | その他



先週でしたか、あのベテラン声優である広川太一郎氏の訃報が新聞に載ってたのは・・・
アニメや映画の吹き替えで活躍されてましたが、私に馴染みといえばアニメでは「ムーミン」のスノークが一番印象的ですが、映画ではジーン・ワイルダー、ディーン・マーチン、トニー・カーティス、そして007=ロジャー・ムーアにMrBooことマイケル・ホイ・・・精悍な2枚目からアドリブによるダジャレが炸裂の3枚目と幅広いキャラで楽しませてくれました。

また英国BBC製作のコメディ「モンティ・パイソン」の吹き替えも印象的で、最近「モンティ・パイソン」の吹き替え版のDVDBOXが出たとこでした・・・残念ですね。
「MrBoo ミスターブー」でのマイケルホイの吹き替えはまさにアドリブによるダジャレ連発が当時としては画期的でしたね~でもオリジナルのファンとしては当時は興ざめしたのを覚えてます。
でもその映画の吹き替えで「クレオパトラか楊貴妃か、はたまたスーザン・アントンか・・・」はけだし名言です。

007のアルティメットBOXでの新録音の吹き替えで久々にロジャー・ムーアの吹き替えを聞くことが出来ましたが、何か年齢的なモノか当時の007の吹き替えより元気が感じられないのが残念でした。
慎んでご冥福をお祈りいたします。

ついに大阪から映画館が消える!?

2008-03-17 01:24:58 | その他


土曜日の朝に何気なくスポーツ新聞を見てたらそこに衝撃的な記事が・・・ミナミの老舗映画館、千日前国際劇場が3月一杯で休館!
大阪で残された最後のロードショー系の一戸建ての劇場でしたが、最近はロードショー系というよりは2番館的な感じで他の劇場で公開が終った作品を続映してるような状態で、「もしやヤバイかも?」と思ってたら案の定こういうことになりましたか・・・

ここでは子供の頃から数々の作品を見ましたので愛着もあったんですがね~
その辺はまた近日にも改めて書きたいと思います。
千日前国際劇場、国際シネマ、国際地下劇場と3館あり、特にシネコンでは到底まねの出来ない巨大スクリーンを持つ国際劇場が勿体無いですね~

ただいま上映中なのが「団塊ボーイズ」・・・何とか見に行きたいと思います。
一応は再開の道を模索すると言うことらしいので休館と言う言葉に希望を持ちたいですが・・・アカンやろな~

最後の3日間はワンコインで石原裕次郎の「嵐を呼ぶ男」などを上映するらしいです。

「ARCH ENEMY/SHADOWS FALL JAPAN TOUR 2008」

2008-03-16 02:41:43 | ライヴ&イベント
だんだん春らしい陽気になってきました。
暖かい陽気の中今年に入って毎月来てるなんばHatchへまたまた行ってまいました。
ヘビーメタルは好きなんですが デスメタルってのはどうも好きになれませんのです・・・昨年ラウドパークIN大阪で見たNileなんてまったく好みじゃ無かったしね~
しかしそんなデスメタルでも別格なバンドがありまして、それが同じくラウドパークIN大阪の初日に見たアークエネミーでした。

そして今夜がアークエネミーの単独公演!
シャドーフォールとのカップリングツアーだけど会場内はアークエネミー一色ですね(私はシャドーフォールはまったく知らない)



グッズはラウドパークと同じ商品なんで今回はパスです。
ロッカー荷物を入れて100円玉を2枚入れて・・・しかしこれが途中で止まりやがった「おいおい!詰まったがな」他のロッカーにすれば問題ないけど200円勿体ないがな~
仕方なく係員を呼んだもののどうしょうもなく、他のロッカーに荷物を入れ替えて、詰まった200円は終演後受け取ることにしました。



さて会場に入ると最前列はもうみんな取ってますね~
私は中央のに2列目に陣取ったけど、このままの体制で開演までの1時間待ってるのは辛いのでやや後退して仕切りフェンスの後ろに陣取りました。
このコの字の形をしたフェンスの角の位置をキープしたので前と右横にもフェンスあるのでもたれる事が出来るので楽チンです。
隣に来た背の高い兄ちゃんが「すいません、このワンドリンク券はいつ引き換えたらいいのでしょうか?」と聞いてきたので「いつでもいいですよ。あそこにドリンクコーナーありますから」と後方を指差しながら教えてあげました・・・とそう言うまじめな感じもいれば中央付近を見るといかにも危なさうな一団が・・・モッシュ予備軍やな。
入りとしては前回のハロウィンが後方の壁まで人が居たのに対して、今回はそこまでの事は無く、まぁ七分程度ぐらいかな・・・

さてほぼ定刻に始まりました・・・出て来たのが・・・そうそう今回はアークエネミーが目当てで(大半の人がそうだが)シャドウズ・フォールは正直顔も知らないので、出てきたバンドがてっきりシャドウズ・フォールだと思って見てたら、イマイチ盛り上がってないような印象。
どうやらシャドウズ・フォールではないのが判明!どうやらオープニングアクトのJOB FOR COWBOYらしい・・・そんなん出る予定やったんやな~知らんかった。


JOB FOR COWBOY

デスメタルなんですが、皆ヘドバンで対応してる感じで、弾けて盛り上がるって程ではない・・・マリリン・マンソンならペットボトルの縦断爆撃もんやぞ!
しかし予想通り中央に陣取ってた連中はモッシュしまくりです。


シャドウズ・フォール

30分のライブがあっと言う間に終了、セットチェンジです。
さて20分後に再開されたステージに出てきたのがシャドウズ・フォール!
JOB FOR COWBOYが演奏していた時は後方にシャドウズ・フォールのタレ幕があったのに、肝心の本人たちの時は外されていた・・・
さぁ曲は知らないんですが、先程とは格段の差の盛り上がりです。
飛び跳ねて大合唱ですね・・・デスメタルだけどJOB FOR COWBOYよりはまだ聞きやすいな。
とにかくボーカルがタコの足のような長髪をグルグル回してます!

気がつけば私のフェンス前ではモッシュが起ってます!
またしても間一髪エリアから逃れたな~と思ってたら腰のあたりにキツイ一発が・・・後方でもモッシュが起っていて、そのアオリを食ったようです。
相変わらず中央の連中は大騒ぎで、どうやら後方のモッシュは連中が中心のようですね。
回転しながら御みこしされていく奴らも頻発・・・今回は男が多いけど年齢的に若いので予想出来た展開ですが、どうも集中出来ないな・・・

40分ほどのシャドウズ・フォールのライブが終了し、いよいよアークエネミーの登場です。
セットはラウドパーク07と同じようですね。
ステージ前にお立ち台3台置かれました。
ドクロの天女をあしらったデザインのセットもラウドパークの流用のようです。
さぁ体制整いいよいよアークエネミーの出番・・・しかし一向に出てくる気配が無し!
20分、30分と時間が過ぎていきます・・・結局場内暗転になったのは8時46分。45分も待たされた格好です(くたびれたそ!)


アークエネミー

さぁ1曲目はラウドパーク07同様♪Blood on your Handsで幕開け!
アンジェラ姉さんは相変わらずの貫禄十分のパフォーマンスで、デス声ボーカルが炸裂です!
もう私の前は右へ左へと人並みがうねりのように流れて行きます。
さらにモッシュ!モッシュ!この仕切りフェンスが無かったら私も人並みに飲まれてしまう所でしたね。

そしたら突然は私の左隣に強引に割り込んでくる輩が1名・・・私と横の背の高いまじめそうな兄ちゃんとの狭い空き間に割り込んだこの輩がフェンスに身を乗り出したままジッとしてやがる!
私の右側は横のフェンスがあり、その輩とフェンスに挟まれて身動き取れない・・・怪訝な顔でそいつを見ると難しい顔して狭いとこに入ってきてジッとステージ見てやがる。
こいつは一体何がしたいねん!
腹立たしい気持ちで見てると。どうやらコイツも動きたいらしいが、割り込んだものの私の反対側の横にフェンスがあるために一向に私も動かないもんだから、身動きが取れないようだ・・・まるで隙間に挟まって身動きの取れないゴキブリのように・・・
そしたら私の後方に周り込み、今度は反対側のフェンスのトコに来やがった(とことんウットしい奴や・・・)そしてフェンスの繋ぎ目の数センチの隙間から脱出を図ろうとしてやがる!
ライブで盛り上がってる周囲を尻目に少しづつユックリと隙間からジワジワと抜けていきよる・・・とにかく早よどっか行け!

さてアークエネミーのライブさすが本日1番の盛り上がりですね~
♪Dead Eyes See No Futureでは皆、「デッドア~イズ!シーノ~フューチャー!」と大合唱!更に激しいギターのリフではヘドバンの嵐!目の前の兄ちゃんなんて電気に感電したんちゃうか?と思うぐらい激しく小刻みに頭を前後に揺らしてます。

お立ち台に仁王立ちのアンジェラがまさにオーディエンスを挑発するかのように攻撃的なパフォーマンス!
ラウドパークの時も思ったけど、ほんとエネルギッシュです!
モッシュに御みこしも中央付近で頻発しています。
センターのお立ち台で歌いながら激しいパフォーマンスを繰り広げるアンジェラ姉さんの目の前を御みこしされて回転した輩のお尻が・・・タイミング良くアンジェラ姉さんの目線とお尻が合いました・・・一瞬、姉さんの目が点になったような気がしたが・・・

マイケルとクリスのアモット兄弟のツインギターも絶好調です。
向かい合わせでギターの掛け合い・・・いや~このイケメン兄弟の演奏も絵になりますね。

正直、私の居るエリアは完全にモッシュエリアでしたね。
辛うじて仕切りフェンスの所に居るから、大きな被害は無いものの、後半になるに連れて、前後のモッシュも拡大!ついに人並みに押されフェンスに胃袋が押し込まれる始末!もうまるで地下鉄御堂筋線の朝の満員ラッシュ!「ぐえ~!く、く、苦しい・・・何すんねん!」
今まで盾になってたフェンスが思わぬ凶器になってしまった。

♪Vulturesで一旦終了・・・当然これで終る訳はなく、アンコールで♪Enemy Within、♪Snow Bonnd ♪Nemesisと3曲ほど演奏し、これで終わりかと思ったら更にありました・・・更にもう一度・・・都合3回のアンコールで約90分近いライブは終了。
時間は22時を過ぎてます・・・いや~さすがアークエネミーは盛り上がったな~
でも正直、客がガラ悪いのが目に付いたな・・・まぁ私の居た場所が結果的にモッシュ危険区域だったせいもあるけどね。
ライブは良かったけど、やや不快な連中がたまたま周りに居たせいもあって楽しさが少し削がれたな・・・

帰りにグッズ売り場を覗くとあらら意外にもJOB FOR COWBOYのシャツやCDも売ってるんやね・・・



アリス・クーパーの前売りチケットもまずまず売れてそうですね。
色んな意味で疲れた体を引きづり帰路に着きかけてフッと思いだした・・・まるで昨日の事のようだけど、200円奪回せねば!


今回は自信無いですが、大体のセットリストはこんな感じだったと思います。

01.Blood on your Hands
02.Ravenous
03.Taking Back My Soul
04.Dead Eyes See No Future
05.Dark Insanity
06.Night Falls Fast
07.The Day You Died
08.Burning Angel
09.Inter mezzo Liberte Inst(christopher solo)
10.Dead Bury Their Dead
11.Vultures
(Encore_1)
12.Enemy Within
13.Snow Bonnd Inst(michael&christopher)
14.Nemesis
(Encore_2)
15.The Great Darkness
(Encore_3)
16. We Will Rise

記憶がご飛んで忘れたり、曲が間違ってるかも知れませんが・・・でも今公演のDVD出るらしいのでそこで確認を・・・すまない



☆☆☆☆ 2008.3.11(火) なんばHatch 1Fスタンディング 129番(ローソンチケット)

No.027 「マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋」(2007年 米 94分 シネスコ)

2008-03-14 02:01:56 | 2008年劇場鑑賞
監督 ザック・ヘルム
出演 ダスティン・ホフマン
    ナタリー・ポートマン
    ジェイソン・ベイトマン



たまたま覗いた金券ショップで見つけたこの映画の前売り券・・・何と980円!
ついついその安さにつられて買いました。(後日さらに安く780円になってたが)
しかし中々見にいく機会が無く、他の映画との兼ね合いもありズルズルと日にちが過ぎていきました。
やっとこさ上映最終日のレイトショーというギリギリの鑑賞となりましたが、最終日の平日のレイトショーにしては結構見にきてる人が多かったのは意外でしたね。
てっきり2~3人ぐらいかと思ってたら10人は居たで・・・



(あらすじ)

まるで魔法にかけられたように、商品が勝手に動き出すマゴリアムおじさん(ダスティン・ホフマン)のおもちゃ屋。
大盛況の折、マゴリアムおじさんは雇われ支配人のモリー(ナタリー・ポートマン)を後継者にすることを宣言。
しかしその日を境に、マゴリアムおじさんの引退に不満を感じたおもちゃたちが、いたずらや嫌がらせを始めてしまう。

こういう映画はディズニーなんかはお手のものでしょうね~
しかし正直期待してなかった以上に面白くなかった・・・
大阪の有名なパーソナリティーの浜村淳氏の自身のラジオ番組で紹介してたのを聞いた時は面白そうに思ったんですがね。

まさに夢のようなおもちゃ屋さんで、こんな店なら毎日通いたいと、子供時代なら真剣に思うでしょうね。
しかも店長がナタリー・ポートマン!(大人でも通いたい!)



ファンタジックな話でいいんですが、冒頭少年のナレーションから始まるんですが、この少年目線からドラマは語られるのかな?と思ったけど、何かそんな感じでもなさそうで、またおもちゃ屋のシーン意外はちょっと地味な印象ですね。

ナタリー・ポートマンはまぁいいとして、マゴリアムさんを演じる名優ダスティン・ホフマンは個人的にこの役は他の役者で見てみたいように思いました。
ダスティン・ホフマンは勿論悪くないんだけど、200歳を越えるマゴリアムさんにしては普通と言うか、もう少し神秘的な雰囲気のキャラの俳優を使ったらどうかと思った。
後、会計士役のジェイソン・ベイトマンもインパクトがあまり無いしね・・・
ただオープニングタイトルは昔の映画風な感じが良かったですがね。



☆☆ 2008.3.13(木) アポロシネマ8 スクリーン5 20:45 K-4


No.026 「いつか眠りにつく前に」 (2007年 米 117分 シネスコ)

2008-03-13 00:35:10 | 2008年劇場鑑賞
監督 ラホス・コルタイ
出演 クレア・デインズ
    ヴァネッサ・レッドグレーヴ
    トニ・コレット



今日は早朝の回での鑑賞ですが、やはり10時半となると館内も寂しいですね。
敷島シネポップというミニシネコンのような劇場ですが、私の他に年配のご婦人が約2名・・・やはりこの手の作品は年配の方が多いな~(多いと言っても2人だが)
クレア・デインズ 、トニ・コレット 、ナターシャ・リチャードソンそしてメリル・ストリープ 、グレン・クローズ ・・・この映画は女優さんが豪華で、単に豪華だけでなく演技派のしっかりしたキャスティングがいいですね。

(あらすじ)

死の床にある老婦人アン(ヴァネッサ・レッドグレーヴ)を2人の娘たちが見守る中、熱にうなされたアンは娘たちの知らない男性の名前を何度も口にする。
そんな中、アンの記憶は1950年代のある出来事へとさかのぼっていく。
親友の結婚式のため、海辺の町を訪れた彼女は運命の恋に落ちるが、その恋は取り返しのつかない悲劇を引き起こす。



久々にしんみりとそしてじんわりと沁みる映画でなかなかの佳作でした。
この映画は見る人それぞれ見方もあるでしょうし、また年代に寄っても捉え方が微妙に違うかもしれませんね。
人生にたった1度だけ過ちを犯した恋・・・それを長年家族や娘たちに明かさず、心の中でしまって置いたことが臨終間近のベットの中で思い出される。
人生の幕を引こうとする時に振り返る自らの人生は、後悔のある人生なのか、それとも悔いの無い満足の出来る人生なのか?
生きているからには最後の時に「いい人生だったな~」と思いたいものです。



この映画の主人公は「人生にたった1度のミステイク」を犯したことを心の片隅に置いていて、それをズ~と心のどこかで気にしていたんでしょう。
この映画を見て人生の中での人との出会いや別れ、ほんの僅かな行き違いなどで大きく人生って違ってくるものだと思います。
「あの時にあ~していれば・・・」または「あの時あんな事をしなければ・・・」と振り返れば人生の分岐点って誰にも多々あるものですが、それが良かったのか?、あるいは悪かったのか?
それは人生の最後のときまでわからないかも知れません。
アンと娘の二ナとの間に交される会話はまさに人生を終えようとする母からの、これからも生きていく娘へのメッセージですね。
人生に着いて色々と考えさせてくれる機会を与えてくれそうな作品です。
特に母娘で見ると鑑賞後色んな人生の話が出来そうですね。



何と言ってもアンとライラが再会する場面が実にいいですね。
ベットに寝たきりのアンの横になり旧交を温める2人の姿は若き日の2人とダブり、実に温かい永遠の友情か感じさすシーンですね。
このメリル・ストリープとヴァネッサ・レッドグレーヴ の名演はこの映画を更なる感動作に押し上げてます。
若きライラを演じたメイミー・ガマーさんは実際のメリル・ストリープの娘さん。
ホント母親そっくりで、メリル・ストリープの娘役のために生まれて来たかのような程、母ソックリなんですね。

それにしてもクレア・デインズも女優さんらしくなりました・・・言い方を変えれば年食ったな・・・(笑)



☆☆☆☆ 2008.3.11(火) 敷島シネポップ3 10:30 E-3