マイケルベイ監督作品
久しぶりですね
ド派手なアクションが定評のボンバー監督ですが、今回はどうかな？
とおもって見てたらカースタントてんこ盛りのアクション
開始して暫くは主人公となる2人の兄弟が銀行強盗をしかける過程と女救命士、撃たれる警官らの紹介的なシーンがあり、そして銀行強盗のシーンから一気に映画が動き出します
そこに縦横無尽にカメラが駆け回るカメラワークが劇場ならではの迫力ある映像が畳み掛けるマイケルベイの力技な一編！
ガンを患った妻の治療費を借りに腹違いの兄を訪ねたらあれよあれよと銀行強盗の一味にされ、また意中の銀行員にデートに誘いに銀行に訪れた若手警官、銀行の近くにいた重症の少女を救った女救命士
これらの主要人物が一台のアンビュランス＝救急車に集約されドラマは進行する
銃撃戦の中生き残った犯人の2人が逃走するのに奪った救急車には、撃たれた瀕死の若手警官とその治療に当たっている女救命士が乗っていた…
ほぼ全編アクションに埋め尽くされた作品ですが、この映画は命をテーマに描かれてるように感じます
再三危篤に陥る警官を何とか人質の状況でありながら救命処置をする救命士に、妻の命の為に銀行を叩いた男が重篤な警官の為に輸血をしたりと命を救う車＝救急車の中で展開される
それだけに救命士が最後に向かう場所にジーンとさせられる
しかしこの作品の見所はやはりアクション
マイケルベイ監督にしては大作感が感じられないが、やりたいように作った肩の力を抜いた娯楽作って感じで面白かったです
★★★★ 2022.3.26(金) アポロシネマ スクリーン2 20:10 H-12
