MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

No.071 「サプライズ」(2011年 91分 シネスコ)

2013-11-24 23:06:40 | 2013年劇場鑑賞
監督 アダム・ウィンガード
出演 シャーニ・ヴィンソン
   ニコラス・トゥッチ
ウェンディ・グレン



TOHOシネマズなんばで見たのがこの映画
意外と場内は良く入っていてびっくり!
案外ヒットしてるんかな?
と思ったら本日はTOHOシネマデ―で1000円!
あ~なるほどね~
でも他に人気作あるのにこの映画をチョイスとは・・・

(あらすじ)

両親の結婚35周年をみんなで祝福するため、息子のクリスピアン(AJ・ボーウェン)と恋人エリン(シャーニ・ヴィンソン)をはじめ、久しぶりに家族が顔を合わせる。
だが、彼らの一家団らんの時間は、ヒツジやキツネやトラのマスクをかぶった集団が押し入ったことにより突如終わりを告げることになる。
いきなりの襲撃に誰もがパニック状態に陥るが……



面白い映画でした・・・展開の妙が良いんだが中々書きにくいですね
予備知識なしで楽しんでほしい映画だから細かく書けないです
「サプライズ」と言う邦題に騙される・・・どうサプライズ?何がサプライズ?
映画のストーリーからして、しかもこの邦題・・・何となく過去に見た作品群を想像したんだが全てハズレ!
見事にまんまとやられた!

想像つく展開も意表突く展開もいろいろ出てくるけど、普通の人と思ってたら実はトンデモナイ人だったりってのが面白い
サスペンスホラーな展開からバイオレンスアクションホラーに様相を変える後半は結構爽快感もあり、しかも二転三転と展開も変わるので画面に引き込まれる
残虐に殺される家族たち・・・でも間抜けな死に様もあったりして笑える要素もあり、背中にナイフを刺したまましばらく普通に活躍する死なない弟なんか確信的に笑わそうとしてる?



密室の中で繰り広げられる、動物のマスクをかぶった殺人集団による殺戮がやがて狩る側から狩られる側へ・・・
これ以上書けないけど、色んな展開にドラマは転がるけど脚本が良く出来てるので最後は納得して見れるし
何より日本では無名の役者たちばかりだから、役者による展開が読みづらいのもポイント
誰が生き残って誰が死ぬ・・・ってのが予想しにくい
こう言う映画は無名の役者ばかりに限るな~と改めて思った
個人的にYOU'RE NEXT を流行語に!



★★★★ 2013.11.14(木) TOHOシネマズなんば 本館スクリーン6 20:10 C-20

No.070 「恋するリベラーチェ」(2013年 118分 シネスコ)

2013-11-20 23:19:45 | 2013年劇場鑑賞
監督 スティーヴン・ソダーバーグ
出演 マイケル・ダグラス
   マット・デイモン
   ダン・エイクロイド



なんばパークスで鑑賞
で、これゲイ映画・・・気持ち男性同士の人がチョコチョコ居たような・・・
そんな状況で見たこの映画・・・マイケル・ダグラスがまさかキンキラな衣装を着てゲイ役をするとは・・・
しかも相手がマット・デイモン・・・あのジェイソン・ボーンがまさかの・・・


(あらすじ)

素晴らしいピアノ演奏と派手なパフォーマンスで人気を誇るエンターテイナー、リベラーチェ(マイケル・ダグラス)は、1977年の夏、スコット(マット・デイモン)と出会い、互いに恋に落ちる。
リベラーチェは整形とダイエット食品でスコットを理想的な姿に変貌させ、幸福で満ち足りた日々を送っていた。
しかし、そんな二人の関係に亀裂が生じ始め……。



ポスター見た印象ではこれはコメディ?
と言う感じだったが男性同士のはかなくも切ない?恋愛ドラマ
それをきらびやかなステージに生きるショーマンとしての生き様とその日常の中で描かれる
次から次からへと男を変え、その中でマット・デイモン扮する人のスコットを新恋人にし、屋敷に済ませ自分とそっくりに整形させる
互いにパートナーとして支え合う生活が長きに続くものの、結局はそれまでの今までの恋人同様にポンと捨てる
結局スコットもリベラーチェの以前までの恋人と同じように駒の一部でしかなかった切なさ・・・
そこから愛憎劇になるんだが、2人の人生がまるで舞台のようにドラマティックでこれが実話とは・・・
「見果てぬ夢」を歌いながら天に昇るリベラ―チェの姿に稀代のエンターティナ―の最期を感じた」



でも驚きはマイケル・ダグラスのゲイぶり
まさかこの年で今更この役をするのにはビックリ!
また実にハマってるからさすが!と圧倒される
役者たちが普段よりも容姿がガラッと変わってて主人公2人はもちろんダン・エイクロイドなんて気がつかなかったし(あの体型は地で行ってるか?)、特にロブロウに至ってはもう出てきただけで笑ってしまう清水アキラ状態!
みんな出来るだけ現実の人物に似せようとしてるのかな



★★★ 2013.11.14(木) なんばパークスシネマ シアター9 17:20 D-6

「Paul McCartney Out There Japan Tour」

2013-11-17 23:25:33 | ライヴ&イベント



行ってきましたポールマッカートニー
正直ビートルズに特に思いれある訳でないのですが、何かと世間的に話題なので、
見にきました
だがこのチケットは発売日は秒殺で完売!
キャンセル分がチラッと出た時を逃さず取りました
取ったのが注釈S席・・・機材等で見にくいという座席です
でも着席したらそれほど気になりませんでしたけどね
て、言うよりあれが邪魔になると言うなら下段スタンド席のほとんどが注釈S席やんか!



そして始まったショーは実に素晴らしいショーでした
♪Eight Days a Weekからスタートしたが、もうアリーナ総立ち!
スタンドほ割と着席してる人が多いけど、我々の周りは総立ちです

そしてお馴染みの曲が次々と演奏されます
ギターからピアノへと休む間もなくステージを動き回るポール
とても71歳とは思えないほど精力的ですね

「マイド~オオサカ~」と日本語・・・と言うより大阪弁で挨拶
「キョウハニホンゴガンバリマス」と言うポールだが、英語で話すと大型ビジョンに同時通訳の字幕スーパーが出てびっくり!

ビートルズ時代の曲を中心にウィングス、ソロ、そして新曲とまさにポールマッカートニーと言う偉大なアーティストの歴史がこのステージに詰まってます
軽快な♪Ob-La-Di, Ob-La-Da、迫力の火柱があがる♪Live and Let Die 、生で聴く♪Let It Beで感動し、♪Hey Jude では大合唱がドームを揺らします
レコードまたはCDでしか聞いた事のなったヒットナンバーの数々に感動です
まさにスタンダードナンバーと呼ばれる曲の素晴らしさに感動です
このライブでまさにそれを感じました
時を超えて永遠に歌われる曲の凄さ、素晴らしさを実感しました

2時間38分間ポールは一度もステージ上では水分を口にしないし、何より袖に一度も引っ込むことなく出ずっぱりです
アンコールも3回もあり、貴重なスペシャルな一夜を目撃しました
「モットキキタイカ~?ホナ、イコカ~」大阪弁も最後まで絶好調でした



Paul McCartney Out There Japan Tour大阪公演セットリスト


1.Eight Days a Week
2.Save Us
3.All My Loving
4.Listen to What the Man Said
5.Let Me Roll It
6.Paperback Writer
7.My Valentine
8.Nineteen Hundred and Eighty-Five
9.The Long and Winding Road
10.Maybe I'm Amazed
11.I've Just Seen a Face
12.We Can Work It Out
13.Another Day
14.And I Love Her
15.Blackbird
16.Here Today
17.New
18.Queenie Eye
19.Lady Madonna
20.All Together Now
21.Lovely Rita
22.Everybody Out There
23.Eleanor Rigby
24.Being for the Benefit of Mr. Kite!
25.Something
26.Ob-La-Di, Ob-La-Da
27.Band on the Run
28.Back in the U.S.S.R.
29.Let It Be
30.Live and Let Die
31.Hey Jude

(Encore)

32.Day Tripper
33.Hi, Hi, Hi
34.Get Back

(Encore 2)

35.Yesterday
36.Helter Skelter
37.Golden Slumbers
38.Carry That Weight
39.The End



NEXT SHOW  BON JOVI(2013.12.3 京セラド―ム大阪)



★★★★★★ 2013.11.12(火) 京セラド―ム大阪 注釈S席 スタンド3塁下段
 




No.069 「キャリー」(2013年 100分 シネスコ)

2013-11-14 00:09:45 | 2013年劇場鑑賞
監督 キンバリー・ピアース
出演 クロエ・グレース・モレッツ
   ジュリアン・ムーア
   ジュディ・グリア



先週に続いてアポロシネマ8での鑑賞
あの「キャリー」です
思い起こせば中学生の頃、今は無き2番館である天王寺ステーションシネマで友人たちと数人で見に行った「キャリー」
ラストのドッキリおちを知ってたのにも関わらず、そのシーンで一斉にのけ反った記憶があります
しかももう一度そのまま2回見てやっぱりのけ反った!(笑)
そのマイ伝説ムービーの「キャリー」のリメイクはさて・・・?

(あらすじ)

狂信的クリスチャンの母親から厳しい教育を受け、学校では周囲から疎外されている女子高生キャリー(クロエ・グレース・モレッツ)。彼女は、激しい興奮状態に陥るとある能力を使うことができるテレキネシスだった。
それを誰にも打ち明けることなく、キャリーはつらく寂しい日々を送っていた。
そんな中、ひょんなことから彼女は女生徒たちの憧れの的であるトミーとプロムパーティーに参加することに。
喜びに浸るキャリーだが、その裏では彼女への残酷ないたずらが計画されていた。



まず決定的にオリジナルと比べて違うのはキャリーを演じるのがクロエ・グレース・モレッツと言う美少女である事
やはりキャリー役は幸せ薄い感じの旧作のシシ―スペイセクの方が良いと思います
クロエ・グレース・モレッツはいいけどキャリーにしては綺麗すぎる!
シシ―スペイセクのようなどんくささが感じられないので感情移入がしにくいです
でもその半面ジュリアン・ムーアの奇っ怪な芝居はよろしい!
ショックシーンだった豚の血の場面もCG処理のため迫力がイマイチにオリジナルより落ちる



全体的に旧作と展開はほとんど同じですが、改めて見ると実際派手に動きのあるシーンはクライマックスのプロムのシーンの大パニックぐらいで、そこまではキャリーと言う少女の悲しくも恐ろしい物語が中心です
でもシシ―スペイセクよりクロエ・グレース・モレッツが可愛い分、ちょっとした青春ドラマを見てるようでした
問題のラストは・・・見事に・・・て言うか意図的なスカシっぶりを見せてくれます




★★★ 2013.11.11(月) アポロシネマ8 スクリーン7 21:00 E-6

No.068 「42~世界を変えた男~」(2013年 128分 シネスコ)

2013-11-08 22:31:45 | 2013年劇場鑑賞
監督 ブライアン・ヘルゲランド
出演 チャドウィック・ボーズマン
   ハリソン・フォード
   ニコール・ベハーリー



久しぶりの地元アポロシネマでの鑑賞です
久さいぶりに来たらここも自動発見システムを入れてるんですね
TOHOシネマズの方式は慣れてるけど、ここは初めてなんでぎこちない・・・
しばらくここのシネコンに通う日が増えそうです

(あらすじ)

1947年。ブルックリン・ドジャースのゼネラルマネージャーを務めるブランチ・リッキー(ハリソン・フォード)は、黒人青年ジャッキー・ロビンソン(チャドウィック・ボーズマン)と契約、彼をメジャーリーグ史上初の黒人メジャーリーガーとして迎える。
だが、白人以外には門戸を開かなかったメジャーリーグにとって彼の存在は異端なものでしかなく、チームの選手たちはもちろん、マスコミや民衆からも糾弾される。
そんな状況ながらも、背番号42を誇るようにプレーするジャッキーの姿は次第に人々の気持ちを変えていく。



久しぶりのベースボール映画を堪能しました
主役のジャッキー・ロビンソン演じたチャドウィック・ボーズマンの良かったが、何よりブランチ・リッキー演じたハリソン・フォード
が見事!
特殊メイクもあるんでしょうけど存在感のある芝居は今までのハリソンには無かったような老け役ながら、オスカー助演候補に個人的にはしたいぐらいです

人種差別の壁に挑みその壁を少しづつ打ち破っていく2人
でも意外と人種差別のシーンは思ってたよりは少ない?ような気がした
様々な困難を受けるジャッキー・ロビンソンだが、実際は映画に出来ないようなもっと凄まじいようなエピソードもあるような気がします
映画は少しマイルドに描いてるのかな~?



でも毅然としているジャッキー・ロビンソンのその心境は相当な苦悩があったでしょう
バットを叩きつけて暴れる姿に彼のプレッシャーや苦悩が見てとれます
”やり返さない勇気”の代償は彼に想像以上のプレッシャーを与えていたのだと思うけど、しかし彼のその勇気が人々の意識を変化させていく・・・
短い期間に焦点当てて大リーグがそして世間が変化していくアメリカを見せてくれる
実名で登場する当時の選手や野球のシーンなど野球ファンも楽しめる佳作です




★★★★ 2013.11.8(木) アポロシネマ8 スクリーン1 21:00 L-16


No.067 「ベイビー大丈夫かっ BEATCHILD1987」(2013年 149分 スタンダ―ド)

2013-11-06 22:47:29 | 2013年劇場鑑賞
監督 佐藤輝



2012年8月18日サマーソニック大阪舞洲特設会場・・・恒例の夏フェス、サマーソニック大阪2012が行われていました
オーシャンステージではパフュームが出演中の時でした
大盛り上がりの中行われていたPTAコーナーの最中に突然降りだした豪雨と強烈な雷!
もうステージは中断、観客にはすぐに避難するようアナウンスされた
私は駐車場の近くに居たので車に逃げ込み大きなダメージはおわなかったが、駐車場付近でも雨の中逃げまどう人たちがあちらこちら垣間見られた
特にオーシャンステージの観客は落雷の恐怖にさらされながらの避難で、室内ステージの舞洲アリーナは一時避難所のようになってたとか・・・雷雨は2時間近くも舞洲を襲い続けた
2時間後、演奏時間の短縮や出演者のドタキャンなどでズタズタになったタイムテーブルでその日のイベントは何とか再開し、フェスは続けられた

この映画を見てその事が思い出されました
でもあの経験も大概でしたが、この映画の光景はある意味地獄絵図!
それも容赦ない水地獄・・・落雷の恐怖の分を引けば昨年のなんて行水のようなもんだ


(あらすじ)

1987年8月22日、熊本県野外劇場アスペクタで、日本で初めてのオールナイトロックフェスが開催される。
ザ・ブルーハーツ、RED WARRIORS、BOOWYなどのバンドをはじめ、尾崎豊や佐野元春ら豪華ミュージシャンたちが阿蘇に結集。
彼らのステージを一目見ようと7万人を超える観客が会場に詰めかけるものの、夕方から急な豪雨に見舞われる。



阿蘇に詰めかけるビッグアーティストたちが映し出されるトコから始まるますが、この場面からして貴重な映像ですね
バックステージの尾崎豊の姿や各アーティストたちのリハーサル風景、アーティスト同志の交流などアラフォー世代には懐かしく目から鱗ものの映像がてんこ盛り
また当日会場に詰めかける観客たちの姿が映し出されるが、とにかくみんな楽しそうでワクワク感が伝わって来ました
また、現代のように音楽フェスが乱発されてる時代でもないようで、明かにその格好は夏の野外フェス向きにはちよっと不向き…?と言う人たちも居たりして時代を感じさせる映像であったりもします

しかしほのぼのした映像はここまでで、ここからはある種の災害のような映像に終始する
まず開演前に集中豪雨が降ってきた時点で、もはや観客は完全に戦意喪失な状態が映し出される
この雨がまた半端な雨でなくまさに滝のような豪雨!
しかも観客エリアはおろかバックステージも川のように雨水が流れこみ完全に浸水…それでも中止はあり得ないと言う強気のイベンター!
オーディエンスは逃げ場所無き阿蘇の麓の斜面で豪雨と泥の川にまみれるしかない壮絶な状況!
それでも雨が上がりブルーハーツからスタートしたライブはそれまでの苦難を吹き飛ばすような熱狂のステージ!
次のレッドウォリアーズまでは良い感じのライブが続いたのだが、オーディエンスはもう大丈夫と思ったのか、または降るな、降るなと常に祈りながらの観戦だったのが定かではないが、ライブに集中して安心出来たのはここまでのようでした



岡村靖幸の時から再び雨が降り出し、ついに白井貴子の時は土砂降り!
それでもライブは続けられ、ステージ袖からステージに降り注ぐ豪雨を見て半泣きになりそうな白井貴子が映し出される
リアルな映像ですがこの彼女のステージが壮絶を極める!
ギターの音が出なくなり、他の機械系統もダメになり、彼女自身の声も聞こえないという状況でステージは中断!
いつの間にかキーボードなどの機材を守るためにステージの中央にはテントが立てられている
普通ここでイベントは終わりでしょうね~でもこのイベント懸命の作業で再開されるのです
その間オーディエンスに「みんな~大丈夫?」と何度も声をかける白井貴子!
とうとうその同じ言葉しか言えない自分に腹立だしく苛立ちを見せる白井
ついに衣裳を脱ぎ棄て、豪雨に打たれながらステージ横にあったバケツの水を頭からかぶる!
まさにロック!
歌い終えてバックステージに消えて行く彼女の後ろ姿は最高に男前!



またオーディエンスたちも倒れるものが続出!
救護テントでは収容しきれず、近くの体育館を借りて収容してるようです
この時点で現代では中止になってるハズですね~
でもお構いなしで続行!
主催者がマイクでオーディエンスに「ライブは続行します!雨は仕方ないので我慢しましょう!」
とこれまた現在では問題発言にされそうなセリフを言うてます
でも映像で見る限りみんな文句いうてません・・・みんな強いね!
まぁ~この時代にこれだけのアーティストが一度に見れるフェスなんて無かったからみんな我慢出来たのかな?

さてその後のステージは延々と降りしきる豪雨の中の壮絶なライブが続けられる
ハウンド・ドッグ の♪フォルテシモは72000人のオーディエンスを鼓舞するように歌われ、BOOWY の氷室と布袋は水しぶきを上げながら片足を上げ歩調を合わしながらリズムを取りながら歌い演奏する
そして貴重なのは亡き尾崎豊のステージでしょうね
今まで日の目を見なかったフィルムだけにこの映像は秘蔵フィルムですね
豪雨に打たれ♪シェリーを熱唱する姿がフルコーラス収められていて、まさにこの作品のハイライトのひとつです

渡辺美里の時には気持ち雨がマシのように見えるが彼女もまた濡れたステージ上を感電の危険を顧みず靴を脱いで歌いまくる
「歌える人は一緒に歌ってください」優しい彼女の声で♪My Revolutionがスタート
伸びのある歌声が雨と寒さで心が折れかかってるオーディエンスに胸に響く・・・ってそこに居た訳でないけど・・・



そして佐野元春の時に雨が上がり夜明けの♪somedayの感動的なこと・・・72000人全てが完走した訳でないだろうけど、ここまで見た人は頑張ったかいがあった・・・と思ったことでしょう
終演後の風景は泥だらけのオーディエンスの足元がやたら映し出される・・・呆然とフラフラと歩いている
打ちのめされて、放心状態の抜け殻のゾンビのようなオーディエンスたち
それはまさにこのライブの全てを象徴してるようです
退場の指示のアナウンスが寂しく朝もやの阿蘇に響く・・・まさに命がけの死闘でしたね~アーティスト、スタッフも凄かったけどオーディエンスこそ最高の勝利者です

でもそれにしても現在では有り得ないほどの強行ぶりです
よく問題にならなかったもんですね~
ま、阿蘇山という場所が場所だけに、またオールナイトイベントなので途中で止めても人間を動かす事が出来ないなどの事情はあるんでしょうけどね
でも伝説ってのはこう言う事を言うのかな?

ただ・・・やっぱりこんなライブは行きたくな~い!!!



★★★★★ 2013.11.4(月) TOHOシネマズなんば 別館シアター10 20:40 D-16