MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

「ゴールド」

2019-10-25 23:54:24 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)




これ昔から見たかった映画をやっと見れました
ロジャームーア主演の作品です

南アフリカの大金鉱を舞台に、国際シンジケートの陰謀と戦う男をロジャームーア演じます
公開当時のイメージはパニック映画でしたが、改めて見るとパニック映画にしてはクライマックスだけで弱いですね
サスペンションアクションで感じですかねー

ロジャームーアが国際シンジケートと裏で繋がってる上司の妻スザンナヨークに骨抜きの不倫中に現場で大洪水の事故になり、まんまと上司の罠にはめられるカッコ悪さもあり、ジェームズボンドより人間的なキャラ
でもそこはスーパーヒーローの如くクライマックスは大活躍なんですがね

パニック映画としては物足りないが、ロジャームーア絶頂期の作品として劇場で見たかったなーと思わせてくれる面白さはありました

サントラEP持ってる主題歌がカッコよくていいですね

「血まみれ農夫の侵略」

2019-10-24 17:55:18 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)




日本橋の店で格安DVDを購入した
1本です

昔、日活ビデオでリリースせれてたカルトホラー
随分前にVHSレンタルで借りたと思います

古代ドルイド教を狂信する者たちが町の人間を拉致して点滴みたいなんで血を抜きとり、ドルイド教の王女を蘇らせるようとする‬
‪こう言うZ級ホラー色んな意味で楽しい‬
‪演出も撮り方も適当な感じです‬
固定カメラの前で下手な役者がセリフのやりとりしてるだけ見たいな芝居が多くて微笑ましい(笑)
‪さほどエグい訳でも無く、少なくともパッケージのようなシーンは皆無(笑)‬

王女を蘇らせる儀式は日中の野外でまるでピクニックみたいだし、蘇る王女もグロテスクなミイラとかでなく普通にブロンドの女の人やし(笑)
昔の60〜70年代のドライブインシアターでかけられた映画らしいけど、こう言う映画を粗製乱造され商売なってた時代はなんかいい時代ですな

ドライブインシアターて行ったこと無いなー
大阪は千里にあった見たいだけど、車の中で見て音源も車内って…
そんな環境で映画見るってなんか違和感ありだと思ってました

77分ながら眠気で何度か巻き戻しながら見たのを付け加えでおかなければならない

No.50 「クロール ―凶暴領域―」

2019-10-21 11:57:50 | 2019年劇場鑑賞




久々のワニ映画です!
監督がアレクサンドラ・アジャと言う事で期待しての鑑賞

主人公は競泳選手って事で冒頭に女子の競泳のシーンが出てきますが、カメラワークなんか何処かエロく見えるのはこの監督作「ピラニア3D」の名残りか(笑)または単に私がエロ言う見方してただけなのか…(笑)

台風による大雨により堤防は決壊し、町は濁流に飲まれる
主人公のヒロインが疎遠になった父親の身を案じて洪水が迫る実家に父を尋ねたら、地下室に重傷を負った父と濁流に流された巨大ワニが居た…
こんなストーリー展開ですが、状況設定が整ってから実家の地下室で父娘とワニ軍団との至近距離のせめぎ合いが始まるんですが、なかなかスリリングで面白い!
しかもワニに噛まれたりして、父娘も決して無傷ではない手負いの状況での戦い

ここで娘が競泳選手と言うのが生きてくるんですね
水没する地下室の中をワニの追撃をかわしながら得意の泳ぎで立ち回る展開へ発展していきます
バリーペッパー扮する父親も重傷負いながらも傷口を縛り上げ執念で娘共々生きようとする

至近距離でのワニに目潰し攻撃や犠牲になった警官の持ってたピストルを握ったまま腕を噛まれ、そのまま口の中でピストル乱射して倒したり(しかし1発や2発ではワニは死なないのがびっくり!)
と、ここまでワニと接近戦で渡り歩くのも珍しいアクションパニック映画でありました

しかし時節柄よくこの台風、濁流のキーワードの作品なのに公開中止にならなかったねー



★★★★ 2019 .10.17(木) なんばパークスシネマ シアター5 9:40 I-16

映画音楽100選 No.057 「Run Man Run 」(「復讐のガンマン」より)

2019-10-15 10:59:59 | 映画音楽100選
復讐のガンマン/リー・ヴァン・クリーフ The Big Gundown



リー・ヴァン・クリーフ主演のマカロニウェスタン「復讐のガンマン」の主題歌
とにかくカッコいい!
これぞマカロニ!というメロディはもちろんエンニオ・モリコーネ御大の作曲
スローな出だしから突然テンションMAXに豹変する女性ボーカルがいいですね
若者よ走れ!最後に勝つのはあなた!という歌詞が元気をくれそうな名曲です

No.49 「ジョーカー」

2019-10-13 15:39:00 | 2019年劇場鑑賞





何かと最近話題になってるこの作品
パンフレットは何と売り切れ!
場内は満席に近い入り
アメコミ映画は人気あるけど、それだけではない巷の評判も大きいかも知れませね

ジョーカーと言えばまず私はジャックニコルソンがイメージにあります
そしてそれを新たに書き換えたダークナイトのヒースレジャー
それぞれ圧倒される名演でしたが、そこに人間味を新たに加味されたジョーカーが登場
このホアキンフェニックスのジョーカーが凄いインパクトを残してくれました

ジョーカー誕生のドラマとなるこの作品は彼の熱演無くしては成り立ちません
稀代の悪党が誕生する話だが、その悲惨な生い立ちから悪には悪になる理由があるかのように描かれていてアメリカではちょっとした問題になってるようですが、決してそんな大層な事でないとは思います
ここはホアキンの熱演にひたりましょう

どこか病的な表情や態度を見せるホアキン扮するアーサーはコメディアンを目指しますが、普段はピエロの扮装して街角に広告のパネルを持つサンドイッチマンのバイトをし、家では病弱な母の世話を焼いてる青年
映画前半はこのアーサーの情緒不安定な行動や言動と挫折を見せてくれます
街の輩にボコられて、同僚にバカにされ、仕事をクビになりTVショーに出たり、同じアパートに住む女性と良好な関係になってると妄想していく
その痛々しさがアーサーを通してホアキンから伝わってきます

ある事件から3人のサラリーマンをピエロのメイクのまま射殺した事から様相が変わります
事件は一人歩きし、いつしか犯人とされるピエロの仮面の男が群衆から貧困層のヒーローと挙げられる
群衆のコールが自分への支持として、ますます気分が高揚していくアーサー
やがて妄想だったロバートデニーロ扮する人気司会者のTVショーに出演も実現してしまう

富裕層の象徴的な存在として後々のバットマンの父親トーマスウェインが登場します
後半はこのトーマスウェインとアーサーとの関係がドラマの軸となっていきます

ダークな世界にまるでかつての百恵友和赤いシリーズや韓国ドラマのような(笑)ドロドロした愛憎劇にまで発展しそうな展開はジョーカーの映画がまさかの予想外の凄まじいドラマにびっくり
この映画の世界感にこういう展開に持ってくる脚本の凄さ、そしてそこにアーサーと言う悲しい男が悪に傾倒していく姿を体感して見せてくれるホアキンの巧さ!
久々に圧倒された映画ですね

笑い病で笑いが止まらないアーサーの切ないまでの笑い声は彼の人生を自ら笑ってるようで後半は段々と痛々しく感じる
ピエロのメイク左側の目の下の青い縁取りが崩れて涙のように垂れてるのが、ジョーカーの中にアーサーの悲しみの名残のように見えてグッと来ましたね

終盤トーマスウェインは妻と息子のブルースと劇場から出てきた所をジョーカーを支持する暴徒の1人に妻共々射殺されてしまう…ショックで呆然と立ち尽くすブルース少年
強大な悪の誕生(ジョーカー)と対比してこれまた強大な正義(バットマン)が誕生する瞬間をキッチリ見せてくれる
最後の最後にそうこれはアメコミの作品だと思い出したように再認識させてくれました
いやー凄い映画でした



★★★★★ 2019.10.11(金) アポロシネマ スクリーン4 21:10 C-8



映画音楽100選 No.056 「リベンジャーのテーマ」(「リベンジャー」より)

2019-10-12 19:18:43 | 映画音楽100選
スタン・ハンセンのテーマ






ユーチューブはスタンハンセンのテーマになってますが、これ元はソフィアローレンとジェームスコバーンが主演した1979年のアクション作品「リベンジャー」のテーマ曲なんですね
もうメチャかっこいいジャカジャカジャン!ていう冒頭からのサックスが最高です
ただ劇中ではこのバージョン使用されず、もう少しテンポが遅い目にソフトにアレンジされた曲が使用されてます
CMではこの曲使われてましたので、本編を見た時はちょっと拍子抜けでしたが...
リベンジャーのTVCMではこの曲に合わせてソフィアローレンがズボンかスカートを引き破って素足を見せてくれてたのが印象的

新日本プロレス時代のスタンハンセンの入場曲としてしばらく使われていました
映画のリベンジャ−のテーマではこのバージョンはヒットせず、スタンハンセンのテーマとして上げられてました

No.48 「ホテル・ムンバイ」

2019-10-09 14:39:59 | 2019年劇場鑑賞




実際に2008年に起こったテロ事件の実話の映画化
正直、私は覚えてないんですが、テロ事件があちらこちらで起こるから麻痺してるとこがありますね

この作品は五つ星ホテルが武装したテロリストに襲われるんだが、このような実話ベースのテロ映画は過去にありますが、この全編緊張感漲る展開は特筆ものですね
逃げ惑う客やホテル従業員たち
それらを容赦なく撃ち殺しまくるテロリスト
そこにはジョン・マクレーン刑事やジャック・バウアー捜査官、ましてジョン・ランボーも居ない…
この映画はそのテロリスト達を根絶するヒーロー的な存在が皆無で絶望的な状況からどうやって逃げる=生きるという選択をする人間たちのドラマ
そこが私はとても良かった
その行動が正解であったり結局は命取りになったりと各々の行動が人間的でした
この人は助かると思ったら殺されてしまったり、テロ対策部隊がやっと来たと思ったらアッサリとテロリスト達を鎮圧したり、実話ベースらしくテロリストと鎮圧部隊と派手な対決など余計な演出も無く描かれて実話ドラマらしいです

ドラマの中心となるデヴ・パテル扮するホテルマン始め様々な登場人物による群像劇にもなってるが、宿泊客や従業員を取りまとめ仕切るアヌパム・カー扮する料理長がとても良い味出してますね
何故あそこまで仕切れるくらい偉い人なのかはわからないが(笑)

ラストのカットは威風堂々とそびえ立つタージマハル・パレス・ホテルの勇姿が…そこには色んな人達が息づくように煌々と光輝いていました



★★★★ 2019.10.4(金) TOHOシネマズなんば 別館スクリーン12 B-13

No.47 「ザ・カラテ 電光石火」

2019-10-07 16:28:01 | 2019年劇場鑑賞




「ザ・カラテ」の第三弾にして最終作
山下タダシ、鈴木正文、山城新伍、堀越陽子と変らぬレギュラー陣
今回も山下タダシを倒すため例によって世界中から奇人変人な武闘家が集結!

凶器の剣を振り回すクレイジー・竜、十字架剣を武器とするバチカン十字殺法のデビル・クルス
ビール瓶を握力で砕く、吸血ハブ兄弟
今作のラスボスのドラム缶を拳で穴を空ける、ブラック・ウルフ
もちろん山下タダシは真っ向勝負で戦っていきます

前作で盲目だった山下タダシは目は回復したのかして、パッチリ目を開けて山城新伍のラーメン屋の前で近隣住民や子供達に青空道場で空手を教えいます
昇段試験の会場でひょんな事から山下タダシとゲストに来ていた太極拳のチン・スンリン老師の娘チン・アイリンと稽古をつけた縁で知り合いになり、それが九州武道館建設の初代会長争いに巻き込まれ、更には拳銃密輸事件も絡む展開になるストーリー
今回はこの早川絵美扮するチン・アイリンと山下タダシとのロマンスが描かれてびっくり(笑)
チン・スンリン老師が「ワシに何かあれば娘を頼む 嫁に貰ってくれ」と初めて会った時から目がハートな山下タダシは願ってもない老師の言葉に照れ倒すデレデレぶりが微笑ましい

また道場を作る資金貯める為に運送会社のバイトも初めて、トラックを運転する山下タダシは真っ赤な帽子に真っ赤な服を来て粋にトラックを運転する山下タダシはハッピーボーイますおかの岡田 圭右そっくりでこれま微笑ましい

そんな浮かれた山下タダシも戦う時はますますキレのある空手アクションを炸裂してくれます
相変わらず棒読みセリフも絶好調!
クライマックスはラスボスのブラックウルフと別府温泉で一騎打ち!
ダニーウィリアムス扮するこのブラックウルフは最強の敵ながらやたら変顔して襲ってくる
これが笑けて仕方ない(笑)
目を剥き顔をひん曲げて強烈な個性なキャラ
(燃えよドラゴンでチラッと出たらしい)
この対決で劣勢の山下タダシはここ1番でチンスンリン老師からヒントを貰った太極拳の極意 秋霜落ち葉の秘拳を練習無しで一発本番で決めてしまう山下タダシのオレ最強ぶりが炸裂してブラックウルフを撃破します


このシリーズは3作とも見ましたが本当に癖になる中毒性のあるシリーズで3作とも大満足でした
次は11月に千葉真一の「殺人拳2」
また新世界東映に行きそうです



★★★ 201910.3(木) 新世界東映 12:15


No.46 「女必殺五段拳」

2019-10-05 23:33:48 | 2019年劇場鑑賞




新世界東映に今週も登場
今日は客割と多かった
新世界な爺さんらに混じり
普通のマニアなー兄ちゃんも居てた

初めてスクリーンで見る志保美悦子さんのカラテアクション!
女必殺拳シリーズはビデオで昔見たことあるが、今作は未見でした

冒頭から着物姿の悦ちゃん
少し顔ふっくら?な感じが可愛らしい
お見合いのシーンから始まるんですが、結婚する気がサラサラ無い悦ちゃんは見合い相手をほったらかして逃走し空手道場へ!
ここで同じ道場生の田淵岩夫による藤山寛美のモノマネを軽くかわし(笑)
屈強な男達を相手に空手の稽古をおっぱじめるのであります

麻薬事件に知人の外人兄妹が巻き込まれ、それを助ける為に奮闘する
最初は麻薬課刑事の渡瀬恒彦に協力する形だが、ついに警察はアテに出来ない!と悦ちゃんが怒りの鉄拳を悪党達に炸裂させるのであります

今回は志保美悦子が空手アクションが炸裂するのはクライマックスからラスト
それまでは刑事の渡瀬恒彦に追随する形で派手なアクションは無し
しかし麻薬組織の隠れ蓑である映画撮影所でのアクションは社長から監督、役者、スタッフが襲いかかってくる
剣豪の先生 田中浩やチャンバラトリオも悦ちゃんと対戦し、ボカスカやられます
スピーディーな身のこなしと連続回し蹴りのハイパーアクションはさすが日本の女カンフースターのパイオニアに恥じない活躍ぶり!

志保美悦子さんのアクションが後半だけってのがちょっと食い足りないなー
でも面白かったです
まさに娯楽の東映って感じの作品



★★★ 2019.10.3(木) 新世界東映 10:55





No.45 「記憶にございません!」

2019-10-01 16:03:49 | 2019年劇場鑑賞




三谷幸喜の劇場映画派久しぶりです
今回はなかなか楽しそうな題材で予告編から期待していての鑑賞

中井貴一が記憶喪失になった史上最悪の総理大臣を演じてまして、これがなかなかいい感じなんですね
不正行為や裏取引をする悪徳総理、しかも妻や息子とも関係は最悪!
妻は総理補佐官のディーンフジオカと不倫関係、総理自身も敵対する野党第1党の女党首吉田羊と実は関係を持っている
そんなゴタゴタな中、記憶を無くした総理がリセットされたごとく普通の人になってしまい、それがキッカケに全て上手く行って行くと言う、安心してみれる喜劇になってます

達者な役者達がいい芝居してるのであっという間に時間がたちました
ちょっとアメリカ映画の「デーブ」を思い出しましたかね
あちらは大統領が愛人と逢い引き中に急死
側近たちが内密に大統領そっくりさんのケヴィン・クライン扮する一般市民を代役に立て乗り切ろうとする
これまた元の大統領よりいい人で、奥さんとのギクシャクした関係も修復される…て言うコメディーでしたが、三谷版デーブも負けないくらい笑わせてくれました



★★★ 2019.9.27(金) アポロシネマ スクリーン4 21:00 F-2