MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

「道頓堀松竹座映画祭」

2023-04-22 00:02:00 | 映画の話題












私が子供の頃
道頓堀松竹座は映画館でした
元は演劇していた場所てのは聞かされていたが、映画少年になった頃はれっきとした大劇場でした
後に演劇の松竹座として現在に続く訳ですが
映画館松竹座の思い出はまた書くとして、この松竹座で久々にこのGWに映画が上映されるようです
大画面でしてくれるんでしょうかねー?
もしそうなら「アラビアのロレンス」「風と共に去りぬ」「2001年宇宙の旅」などの大作なんか見たいですねー
興味ある興行です
ここでは映画は三階席で良く見てたから
同じ場所で見て見たいですねー


No.13「AIR」

2023-04-16 23:06:00 | 2023年劇場鑑賞





なんばパークスシネマのレイトショーで見るこの作品
案外若いお客さん見受けられますね

シューズブランドのNIKEのお話
バスケットシューズではconverse、adidasに続いて業界3番手?なNIKEがエアジョーダンで一発逆転を狙う実際にあったサクセスストーリー
有名な話らしいけど、私はあまり知らないので新鮮です

経営難のバスケット部門を立て直す為に任命されたマットデイモン扮するソニーが新人選手のマイケルジョーダンに目をつけて契約こぎつけようとするが、競合するのはconverseに adidas…しかもマイケルはNIKE嫌い!
そんか四面楚歌の中、悪戦苦闘するソニー演じるマットデイモンがいいんですね
中年太りな体型がまたちょっと哀愁を感じると言うかいい味出てます

converseやadidasとの競合を序盤に見せてくれますが、この辺のやり取りも面白かったが、後半の代理人を飛ばしてマイケルジョーダンの母親に直接交渉にでる破天荒な行為に出るソニーと母親との交渉が凄く面白いんですよね
特にマイケルの母親の射抜くような視線の鋭さ、それに情熱で渡り合うソニー…何か心理戦を見てかのようでした
最初の初対面とプレゼンの2回の"対決"は見応えありました
その後当時としては仰天の条件を出してきてソニー慌てさす
そんな彼を後押しするCEOのフィルの
役員達は俺にまかしとけ、君は契約を取れ見たいな姿もいいよね
普段は裸足で机に足を投げ出してるような人なんだが…
後、久々に見たクリス・タッカー!
印象的な良い芝居でした



★★★★ 2023.4.14(金) なんばパークスシネマ シアター5 20:20 F-5




No.12「ノック 終末の訪問者」

2023-04-16 00:06:00 | 2023年劇場鑑賞





M・ナイト・シャラマン監督の最新作を見にやってきたのが昨年オープンした河内天美にあるセブンパーク天美内にあるTOHOシネマズ天美
開業して1年だが私は初見参なのです
しかし自宅から車で20分弱と家から行くならTOHOシネマズなんばより近いと言う立地は今後休日行く分はここも増えるかもね
セブンパーク天美はデカいけどTOHOシネマズ天美は少しこじんまりの印象です
スクリーン5は91席と少ない目だがそれにしてはスクリーン大きくて迫力がありますね

ゲイカップルとそのうちの1人娘が暮らす家に怪しい男女5人組が押し入ってくる
強面ながら物腰が柔らかい彼らが言うには人類の終末を阻止しに来たと言う
3人を縛りあげ彼らのウチ誰かが犠牲になれば人類は救われると言う
当然拒否するゲイカップル
時間は刻々過ぎ押し入った者たちが順番に死んで行く事に…

この作品はシャラマンのオリジナル脚本でなく原作の映画化作品て事で正直ちょっと期待してなかったんですが、まるでシャラマン監督の脚本のような感じで意外と面白い
展開や語り口がほんとシャラマン映画になってる
どんな結末になるのか?とついつい期待しながらストーリーを追ってしまいます
肝心のオチでドヒャーと驚くか脱力するなんですが、今回は…さて?

サプライズなエンディング=シャラマン映画って言う印象がいつしかそれ自体がミスリードになってるようで、サプライズじゃなかってもそれがサプライズなのがシャラマン映画の真骨頂ですね
「シックセンス」のような結末も「OLD」のような結末もシャラマン映画です
そう言う意味ではなかなか演出も円熟味出てきましたね



★★★★ 2023.4.13(木) TOHOシネマズセブンパーク天美 スクリーン5 11:50 F-5



No.11「シン・仮面ライダー」

2023-04-11 17:56:00 | 2023年劇場鑑賞





やっと見て来た「シン・仮面ライダー」「シンゴジラ」「シンウルトラマン」に続く庵野秀行監督のシリーズ
この作品を見た感想はやはり令和でもなく平成でもなく昭和ライダーがええなーの一言(笑)
ま、年代的にね
客層はリアルタイム世代から平成ライダー世代と思しき中年男性が多く、少し女性も混じる感じ
「シンウルトラマン」よりやや客層若い?

冒頭から登場する仮面ライダーとルリ子さんにクモ男=クモオーグ
クモオーグとショッカー戦闘員相手に仮面ライダーが大立ち回り!
しかも血飛沫が噴き上がり、仮面ライダーも返り血を浴びるまさかのスプラッター描写の大乱戦にびっくり!
そんな場面はこの最初だけなんですが、仮面を付けると制御出来ない暴力をわかりやすく表現してるかのようです
クモオーグは串刺しライダーキックで昇天!
そこからコウモリオーグにサソリオーグにハチオーグなど次々と怪人たちが登場し楽しませてくれる
何かややこしそうな改造人間の仕組みやドラマ設定は横に置いといて(笑)
ひたすら戦う仮面ライダーを楽しむのもアリですね

後半は「お見せしよう」の名セリフ復活の一文字隼人が登場し仮面ライダー2号とのダブルライダーが登場!ショッカーのラスボスである仮面ライダーゼロとの対決に…
演ずる森山未來さんがお得意の華麗な舞の必殺技を繰り出す)
昭和ライダーをイメージをあまり壊さず再構築させたようなリ・イマジネーションは私はとても楽しめました
サイクロン号はバットモービルのように活躍するし、決め技はライダーキック!(串刺し式がまたいいね)
旧作の効果音や東映テイスト爆発の旧作の音源など監督と同世代のファンを意識したような作りは嬉しいです

1号、2号が同時に変身のポーズを決めるとこなんかは歌舞伎のような様式美を感じさせる

圧巻のエンドロールの仮面ライダー歴代エンディング曲メドレーは泣かせてくれました(うたは子門真人)
世代的には初代ウルトラマンより若干仮面ライダーなので、「シンウルトラマン」以上にストライクな映画でした

仲村トオルさん、長澤まさみさん、安田顕さん、大森南朋さん、松坂桃李さんなどどこに出てるやわからん大物キャスティングも注目



★★★★ 2023.4.8(土) アポロシネマ スクリーン8 20:25 G-4





No.10「ダーク・グラス」

2023-04-08 16:30:00 | 2023年劇場鑑賞




もう新作は望めないであろうと思ってたダリオアルジェント御大の最新作がまさかの劇場公開
急いで劇場に駆けつけました

原点に立ち返ったジャーロ
「サスペリア2」「シャドー」のような作品

ゴールガールばかり狙った連続殺人が起こり、同じゴールガールの主人公ディアナも狙われる
車で逃げる途中に交通事故を起こし、視力を失い全盲となってしまう
そんな彼女にも再び殺人鬼の魔の手が伸び、同じ事故で両親を亡くした中国人の少年チンとと共に殺人鬼から逃れようとするが…

ストーリーとしては特に捻りがあるわけでもなく、展開やオチも予想通りで、ついでに犯人のやられ方も予想通り(笑)
しかし私は普通のサスペンススリラーとして思ってたより楽しめた
訳分からんような破城した展開でも無かったしね
ただ早々と犯人が顔出しするのはちょっとと思いましたがね

しかしアルジェントがこの映画で"アルジェントらしさ"をまるでセルフオマージュの如くチラッと垣間見せてくれるだけでもファンとしては満足なのです

ディアナが最初の場面で皆既日食を見る時の着てる真っ赤な服に真っ赤な口紅…この色のこだわりはアルジェントの特長ですし、ディアナが娼婦の仕事する場面で客の男のイチモツ?めがけて大きな口を開くのをカメラに向かってしたり、チン少年と狭い通路を逃げ惑う場面で正面から一緒に動いて行くカメラワーク、盲導犬が喉に噛み付くのはまさに「サスペリア」ですね
そして犯人が娼婦を殺す場面で一瞬インサートされる黒手袋!
まさにこれぞアルジェント映画の真骨頂なんですね
無理からげに残酷シーンを入れてくるアルジェントのサービス精神も良い!
ストーリーよりそんな鮮血のイリュージョン、マスターオブホラー、と呼ばれたダリオアルジェントの映像美をまだ見せようとしてくれる事に喜びを感じましたね

令和の日本の映画館に現れた黒手袋!
また次の作品でどんな"らしさ"を見せてくれるか期待しましょう
お元気で頑張ってほしいです

因みにパンフレット880円で売ってるようですが、一般映画の同じ値段のクォリティのパンフレットなんですかね?
プレスシート見たいなペラペラ違うんかいな?
と思いつつ帰りに買おうとしたら劇場のショップ閉店してました…まだ22時過ぎやのに
パンフレットだけでも売ってくれたっていいのにね
なんばパークスシネマさん



★★★ 2023.4.7(金) なんばパークスシネマ シアター11 20:30 G-7