やっと見て来た「シン・仮面ライダー」「シンゴジラ」「シンウルトラマン」に続く庵野秀行監督のシリーズ
この作品を見た感想はやはり令和でもなく平成でもなく昭和ライダーがええなーの一言(笑)
ま、年代的にね
客層はリアルタイム世代から平成ライダー世代と思しき中年男性が多く、少し女性も混じる感じ
「シンウルトラマン」よりやや客層若い?
冒頭から登場する仮面ライダーとルリ子さんにクモ男=クモオーグ
クモオーグとショッカー戦闘員相手に仮面ライダーが大立ち回り!
しかも血飛沫が噴き上がり、仮面ライダーも返り血を浴びるまさかのスプラッター描写の大乱戦にびっくり!
そんな場面はこの最初だけなんですが、仮面を付けると制御出来ない暴力をわかりやすく表現してるかのようです
クモオーグは串刺しライダーキックで昇天!
そこからコウモリオーグにサソリオーグにハチオーグなど次々と怪人たちが登場し楽しませてくれる
何かややこしそうな改造人間の仕組みやドラマ設定は横に置いといて(笑)
ひたすら戦う仮面ライダーを楽しむのもアリですね
後半は「お見せしよう」の名セリフ復活の一文字隼人が登場し仮面ライダー2号とのダブルライダーが登場!ショッカーのラスボスである仮面ライダーゼロとの対決に…
演ずる森山未來さんがお得意の華麗な舞の必殺技を繰り出す)
昭和ライダーをイメージをあまり壊さず再構築させたようなリ・イマジネーションは私はとても楽しめました
サイクロン号はバットモービルのように活躍するし、決め技はライダーキック!(串刺し式がまたいいね)
旧作の効果音や東映テイスト爆発の旧作の音源など監督と同世代のファンを意識したような作りは嬉しいです
1号、2号が同時に変身のポーズを決めるとこなんかは歌舞伎のような様式美を感じさせる
圧巻のエンドロールの仮面ライダー歴代エンディング曲メドレーは泣かせてくれました(うたは子門真人)
世代的には初代ウルトラマンより若干仮面ライダーなので、「シンウルトラマン」以上にストライクな映画でした
仲村トオルさん、長澤まさみさん、安田顕さん、大森南朋さん、松坂桃李さんなどどこに出てるやわからん大物キャスティングも注目
★★★★ 2023.4.8(土) アポロシネマ スクリーン8 20:25 G-4