MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

No.38 「犯罪都市 PUNISHMENT」

2024-09-29 12:44:00 | 2024年劇場鑑賞





マ・ドンソク主演のシリーズ第四弾
これ今年韓国のシネコンを覗いた時にロビーにポスターが貼られてた作品
いよいよ日本公開!

今度はネットを使った違法賭博の犯罪にマブリーことマ・ドンソクさん扮する型破りな刑事が鉄拳制裁!
この作品と言うかこのシリーズは難しいレビューは要らないですね
スカッとして面白かったらそれで良い!
往年のセガール映画のような感覚
しかしセガール映画は内容の質が大分落ちるし、何よりセガール本人がパワーダウンしていってたので比較するのはマブリーに申し訳ないか(笑)

登場キャラも楽しい面々で、コミカルな要素もハズす事なく楽しめる
劇場で何度か爆笑出てたよ
敵役だけコミカル要素ゼロで憎々しさが出ていてキム・ムヨルが好演しています
この辺の緊張と緩和が良いですね
今回も安定のドンソク映画楽しめました



★★★★ 2024.9.27(金) なんばパークスシネマ シアター6 20:30 M-19


No.37 「映画検閲」

2024-09-28 09:45:00 | 2024年劇場鑑賞




閉館目前のシネマート心斎橋に来ました
仕事が予定より早く終わり急遽気になってたこの作品を見て来ました

80年代にイギリスでビデオナスティと言われた映画の中で暴力や残酷な描写が社会的に影響を与える可能性あるとした作品に検閲処置をする政策がされた
日本版ビデオナスティは言わずと知れた宮崎事件から発端となるホラー映画やアクション映画などの残酷、暴力シーンによるレーティング
我々の時代は中学生でもゾンビやサスペリア見れたのに平成からの中学生達はホラー映画を見ることがままならない事になりましたね
ホラーファンの新規開拓の目が積まれたと思いましたよ

この作品もそんな時代の英国で映画の検閲をしてる女性検閲官の主人イーニッドがあるホラー映画を検閲中に幼き頃に行方不明になった妹が出演してるのてば?と疑惑を持ち、その作品と監督を追っていくうちに映画と現実の区別が付かなくなってしまい…
と言ったストーリーです

主人公が抱えてる心の闇がそのまま作品の雰囲気になっていて、終始重く冷たい空気感が映画全体を包んでいる
よって鑑賞中は重〜い空気感に支配されるので間違ってもデートムービーのような気軽に見れそうな作品ではありません
主人公演じるニアフ・アルーも終始
暗い表情のため見ててしんどい(笑)

1本の映画から精神に異常をきたす作品では「ビデオドローム」がありますが、あちらほど話は複雑ではなく主人公が過去にあった妹失踪の出来事を背負って生きてきた事により、妹そっくりの役者の出てるホラー映画を検閲した事による心身喪失てのがわかりやすい(多分)
しかしホラーや残酷映画の検閲してただけにやる事が検閲対象なくらい残酷!
やはりなんだかんだで影響与えるんかねー?(笑)
まさに自分自身が検閲対象になったかような…そんな映画
私はこんな映画は好きなので良いですが、誰もが楽しめる映画ではなさそうです

この映画の冒頭に「ドリラーキラー」「ナイトメア」など色んなB級ホラー映画の残酷シーンが出てきてその筋のファンを喜ばしてくれます
私はその2本しかパッとわからんかった



★★★ 2024.9.26(木) シネマート心斎橋 劇場2 17:35 F-8





令和の天王寺ステーションシネマにて…

2024-09-24 00:28:00 | その他


毎年恒例のドイツビールの祭典であるてんしばオクトーバーフェストへ行ってきました
友人のK氏と行って来たんだが、相変わらずビールが高い!
だいたいレギュラーサイズが一杯1600円て…いつもの事ですが、それでも皆さん飲みまくってますね
この日は土曜日って事で特設ステージのショータイム
ドイツ民謡で踊り、ジンギスカンやゴーウェストで盛り上がる
みんなでトレインで繋がって会場内をハイタッチしながら行進
アルコール入ってるとはいえ大盛り上がりです
しかしてんしばになる前の天王寺公園時代はもっと広くて、ビールメーカーも倍以上あって、もっと盛り上がってましたね








ビール2杯だけ飲んでてんしばを後にして場所移動
あべの地下センターことあべちかに降りて2件目が何とかつて私の行きつけの名画座であった天王寺ステーションシネマのあった場所に最近出来た立ち飲みの居酒屋の赤垣屋!

天王寺ステーションシネマは過去にブログに書いたように私が子供の頃からあった低料金で映画を見れる2番館
特に私は中学生の頃から就職するまでの間に毎週のように友人らと通ってた
その友人の中で1番数多く一緒に見に行ったのが今回一緒にオクトーバーフェストに行ってるK氏なのであります
その2人が40年以上振りにこの敷地に足を踏み入れる
映画館が閉館後は食料品店やクリーニング屋とかになってましたが、最近に嫁さんと前を通った時に赤垣屋になっててびっくりした次第
因みにこの赤垣屋は近くのあべのキューズタウン内にもあり、そこに10年くらい前まで良く仕事帰りに通ってた馴染みのあるチェーン店居酒屋
馴染みの店長とか行たが、私が行かなくなってからは店長もいなくなってたから、それ以来遠ざかってたのであります



↑天王寺ステーションシネマ跡の立ち飲み居酒屋の赤垣屋…階段降りた入口は映画館時代と同じ位置

奥のテーブルに通されたが、「ここのテーブルは映画館時代はトイレやった場所やな」
「スタッフルームがスクリーンあった客席の位置か」 
「あの辺にゲーム機が1台だけあったな」
そんな話題だけで2人で盛り上がる(笑)
ビール350円・・・5杯飲んでやっとオクトーバーフェストのビール1杯分と言う安さ(笑)
ビールにどて焼き、鳥皮(個人的には赤垣屋の鳥皮が最強)に焼きそばなど食べながら天王寺ステーションシネマを現地にて振り返る…最高の酒盛りです






そうやって飲んでたら、何とカウンターにかつての馴染みの店長が!
ちようどそのキューズタウン時代の店長の話題してたとこ
おるやんけー!
向こうも覚えてたのかして、挨拶に見えられた
いやー今日は懐かしいづくしやね

しかしまさか40年以上経って、もっとも思入れのある映画館跡にやって来るとは思わなかったし、ましてそこで酒を飲めるとは!
いまだにご当地のアポロシネマに通ってるように地元付近に住み、地元で映画を見てる事による必然だったのかも知れないですな

今後月1の飲み会にこの店にやって来る事になりそう
天王寺ステーションシネマの思い出を肴にして…







No.36 「エイリアン:ロムルス」

2024-09-22 11:26:00 | 2024年劇場鑑賞




評判のエイリアン最新作をやっと見て来ました
リドリースコットが製作に携わり期待が大きく持てますね
オープニングタイトルにダン・オバノンの文字が妙に嬉しい(笑)

新天地を求めて廃船となった宇宙船に乗り込んだ若者たち
しかしそこは1作目のエイリアンを回収し、研究してる施設だった…
もちろんエイリアンにより施設は全滅し廃墟となった宇宙船だった
そして若者たちにエイリアンが襲いかかる

宇宙船に来るまでやや長く感じたんですが、宇宙船の機械が再起動しフェイスハガーが大量発生してからはラストまで一気に畳み掛けてきます
気がついたらなかなかの没入感で、映画の中に入り込めた
特にシリーズ史上フェイスハガーが一番大活躍?大量に追いかけてきます
スキンヘッドのお姉ちゃんの画面にピタッ張り付くフェイスハガー
良いビジュアルです
対してチェットバスターはチラッとだけです

シリーズにリスペクトを感じる作りは好感もてるし、定番のパターンを色んなアイデアを使って楽しませてくれる

エイリアンから流れ飛び散る必殺の酸性の血液を無重力を使って対処するアイデアもやや無茶だが面白かったし、エレベーターシャフトの攻防戦も「エイリアン2」のラストのクィーンとのバトルを連想しました
シリーズを汚す事なく、見事に令和に甦った(日本的に言えば)エイリアンは楽しかった
このままシリーズに出来そうだが、またそれは別の話

ただラストに出て来たアレは個人的には要らない
妙な進化しなくて良いので、やはりいつもエイリアン一本で勝負してください



★★★★ 2024.9.20(金) アポロシネマ スクリーン8 20:25 E-14






No.35 「ヒットマン」

2024-09-15 16:12:00 | 2024年劇場鑑賞





今、売れっ子のグレン・パウエルの主演作

主人公の大学教授が警察の囮捜査に協力し、様々な人間(殺し屋)のキャラになり、多数逮捕してきたが、ある時のミッションで標的である人妻に共感し、一目惚れ!
逃してあげた事から思わぬ事態を招く…

クライムコメディと言う事ですが、たしかにコメディ要素はありますが、あまり笑えなかった
前半のキャラ紹介的な導入部のシーンで囮操作で色んなキャラを使い分けて逮捕にこぎつける場面が色々出てくるが、あの辺のシーンをもう少しじっくり見せてくれたら面白かったかも?

本題に入ってからもイマイチ乗れず、ちょいコメディにしても中途半端な印象を私はもちました
グレン・パウエル自体は悪くないけど…なかなか評判良さそうだっただけに私はちょい期待大き過ぎたのか、今回は今一つでした
これならTOHOシネマズなんばの大富豪の娘を誘拐したらヴァンパイアだった…見たいな映画にしときゃ良かった(笑)

しかしアドリア・アルホナ扮する人妻がほろ酔いでグレン・パウエルに思わせぶりに迫るとこは良かった!
ちょっと顔赤らめて、目がトロンとなり語りかけるエロさは…たまりません(笑)



★★ 3024.9.13(金) なんばパークスシネマ シアター8 20:55 L-2


「ザ・ダーク」

2024-09-13 16:43:00 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)




U-NEXTであったから見て見たB級ホラー
劇場でも80年初めくらいに公開されてたけど、私はレンタルビデオバブル期に東映ビデオでリリースされてたのを見ました
ま、随分立ってからですが・・・(笑)
あまり良い印象は無かったけど、内容はあまり覚えてません
ポスターやビデオジャケ写真が良いので久々に見たいなと思ってたら数年前にDVDで発売されてるのを知り、買って見たいなーと思って数年
U-NEXTで発見して再見した次第

暗闇に謎の何かが潜み、次々と犠牲者が…警察が必死に追った挙げ句その正体はゴリラ見たいな宇宙人!

爪の長い手で人間を捻り殺すのはまだ良いが、たまに目から怪光線出したりするのは興醒め!
期待とは違う作品で、やはり当時も同じくガッカリしたんでしょうな

「グリズリー」のリチャード・ジャッケルが出ていてB級色豊かな作品

で、DVDいつ買うって?誰が買いますかいな!(笑)


「ジェームズ・アール・ジョーンズさんと小林邦昭さんの訃報」

2024-09-11 19:07:00 | 映画の話題






ジェームズアールジョーンズさんと小林邦昭さんが亡くなりました





スターウォーズのダースベイダーの声でお馴染みのジョーンズさんですが、役者としても様々な作品に出て名脇役として活躍されてました
ある時は悪役、ある時は主人公の上司などなど…
特に印象深いのは今は亡き国名小劇で見た「輝きの大地」の芝居
加害者の父親役だったが相手役の被害者の父親を演じたリチャードハリスさんも鬼籍に入られている…
味のある役者さんでした





小林邦昭さん…初めてプロレス観戦した昭和55年5月27日大阪府立体育会館
その第一試合がジョージ高野vs小林邦昭だったと記憶
それから海外修行出た後の数年後にキッドコピーの名前で凱旋帰国しタイガーマスクと大阪でタイトルマッチ
絶対的ヒーローのタイガーマスクの覆面を破く暴挙に出てブレイク!
以後タイガーマスクが引退するまでライバルとして激闘を展開してました
その激闘も生で見れて幸運でした
プロレスブームの真っ只中
ダイナマイトキッド、ブラックタイガー、そして小林邦昭…ほぼこの3人でタイガーマスクとのビッグマッチは回ってたような感じでしたが、何回見ても面白かったですね

ちょい思いれのある方々の時間差での続けての訃報でした

合掌


No.34 「フォールガイ」

2024-09-10 15:32:00 | 2024年劇場鑑賞





やっと鑑賞出来ました
前日の作品とは打って変わってハリウッドエンタメ路線の作品です
オープニングからキッスの「ラヴィン・ユー・ベイビー」が流れてスタート!
以後この曲がメインテーマのごとく色々アレンジされて流れます
スタントマンが主人公て事で映画撮影の現場が舞台になります
それだけで楽しくなってくる

自身が身代わりしてる俳優が姿を消した!
このままでは元恋人の映画監督の作品が完成しない危機に…
プロデューサーから探すように言われて、元恋人のためにまた寄りを戻す為にスタントマンとしてのスキルを生かしながら消えた俳優を探しに行くが…その行手には謎の組織と死体が!

冒頭に映画の撮影現場のシーンが長回しで撮影されて、現場の雰囲気が良く出てます
序盤にライアンコリンズとエミリーブラントの会話がちょい退屈したが、その後は本題に入ってからは一気に没入して見れました

全体通して映画愛を感じられる作品でしたね
こんな映画は好きですね
音楽もキッスやAC/DCなどのノリの良い曲がバンバン流れ、特にカラオケでエミリー・ブラントが歌うフィル・コリンズの「見つめて欲しい」を歌うシーンは良かったです
そしてどことなく「マイアミバイス」愛も勝手に感じる(笑)
主人公が途中からマイアミバイスのスタッフジャンパーを着てる
しかもそのジャンパー着てボートチェイスの場面ではヤン・ハマーの「マイアミバイスのテーマ」が流れる
ファンとしては嬉しいー
銃撃戦でも撮影用の空砲の銃で実弾を撃つ殺し屋と渡り合い勝ったり(笑)
アイデアも面白かったです

クライマックスで映画撮影の現場で犯人を自白させるってなるが「ザ・ハングマン」見たいになんのか?(笑)
と思ったら、スタントと大道具、小道具に爆破などの特殊効果を使い、まさに映画屋ならではの懲らしめを見せてくれる
ここにも映画に対する愛情を感じます

ライアン・ゴズリング演じるスタントマンと元恋人の映画監督のエミリー・ブラントのこの2人がとても良い味を出していて、わんちゃんが大活躍します
あまり客席から笑い声聞こえなかったけど、昔の映画館なら大爆笑のような場面が結構あります

期待通りの作品でした

エンドロールも映画&スタントマン愛に満ちて良かったです


★★★★ 2024.9.6(金) アポロシネマ スクリーンプラスワン 20:40 A-5





No.33 「ACIDE/アシッド」

2024-09-07 19:02:00 | 2024年劇場鑑賞




久々の映画鑑賞
半月ぶりか…
急遽見る予定になったこのフランス産「魔鬼雨」…ま、ちょっと違うけど(笑)
逃げも隠れも出来ない完璧なディザスターサスペンスとなるこの作品
まさに"溶ける雨"の恐怖が展開される

企業に対するデモで逮捕されて発信機をつけられて政府の監視下で生活するミシャル
彼には同じ活動の同志で足を負傷し病院で入院する恋人カリンが居る
異常気象による異常な強酸性雨がフランスに降り注ぎ、大パニックが各地づ起こり、ミシャル達の住む場所にも今にも降り出しそうな時、元妻のエリーズから連絡が来て、娘のセルマが寄宿舎の実習中にはぐれ酸性雨の危機にさらされてる事を知り救出に向かう
間一髪にセルマを助けるのに成功
元妻と娘を連れて強酸性雨から逃れようと避難をするのだが…まさに地獄の逃避行となる

元妻と娘を連れて強酸性雨から逃げるミシェル
彼とは犬猿の仲の元妻の兄から救出に行くと言われても、元妻や娘の意向を無視して恋人カリンの元に行こうとする姿はハリウッド映画ではありえないキャラ
故に元妻とは非常時であっても言い争いが絶えず
しかし群衆ひしめく橋の手前で警備隊と群衆の小競り合いに巻き込まれて元妻だけが橋の方に追いやられパニックとなった群衆もとも下の川に転落してしまう!
ここからミシェルとセルマの強酸性雨を避けながら避難するんだが…目指すのはやはりミシェルの恋人カリンのところ…
主人公となるミシェルは娘も救いたいが遠く離れたカリンも救いたい
空から容赦なく降って来る雨の前に打つ手無しの状態でこれは無茶な話
まさに"二兎を追うものは一兎も得ず"言葉が私の中で浮かんできた
それでも必死のミシェルは時には娘以上にカリンを気にかけ、携帯を充電してはカリンに安否の確認の電話をする

そもそも元妻が死んだ直後にカリンに今からそちらに救出しに行くと電話し、そのついでに救出しに行くと行った元妻の兄には片手間に一応1回は連絡したが繋がらずにすぐ諦めて、娘セルマに「叔父さんは全然繋がらないから恋人のカリンの元へ行こう」と勝手な事を言い、避難所から行き先変更してバスに乗る(セルマにしたら迷惑な話!)
この主人公でありながら、ちょいツッコミたくなるミシェルがある意味人間的と言うか実に非常時に本心が出るような展開は興味深かった
娘を気遣い、愛してるのもわかるがついつい自分本位の身勝手さが出てしまう
また酸性雨の中、家に入れてくれた透析してる子供を持つ若い母親の2人ぐらしの親子に対しても、食料不足で食べ物は貰えないと知るや、空き家となった近所の家から食べ物を盗んできて、逆に親子らに与えず娘のセルマと自分らだけでラザニアを食う…同じ仕打ちで返すと言う主人公にしては肩入れできない奴なんですね(笑)
しかも酸性雨でその家も崩壊寸前となり地下室に逃げた親子を助けずに車を奪ってさっさと娘と脱出する!
流石にこの非人道的な父親の行為にセルマがブチギレ!クライマックスとなって行く

しかし空前の非常時には人間は大切なものを守ろうしながらも、大事なものを見失う事もあるのかも知れません
この主人公は娘や元妻を守らないと思いながらも、その向こうに恋人セルマが常に居てるのがありありと分かる
(人によっては胸くそ悪いでしょうね)
私はそんな災害時の人間心理を感じました

しかし超強力な酸性雨とは恐ろしいアイデアですね
家に逃げても天井が溶けて落ちるし、水溜り踏んでは熱いし、水道水も飲めない(水が安全かどうか猫を使って試したりする)
まさに逃げ場無しとはこの事です
でも実際に異常気象の現代を思えば十分起こり得ますね

降りしきる酸性雨の中、建物などはダメでも何故か車は行けると言うのが謎(笑)
タイヤも溶けてもおかしくないのに…と言うツッコミもあるが私は面白かったです


★★★★  2024.9.6(木) TOHOシネマズなんば 別館 スクリーン12 20:30 G-10





「宇宙からのツタンカーメン」

2024-09-02 19:25:00 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)





40年くらい前にテレビ朝日の日曜洋画劇場で放映された「宇宙からやって来たツタンカーメン」と言う映画がありました
前週の予告で見た時に顔半分焼けた女が出てきてショッキングだった記憶ありまして、当日の放送は見る事はありませんでした
しかしその後にホラーファンとなった私はその作品がずっと気になってまして数年前にDVDが発売され、これは買わなあかんなとなってから現在…未だ買ってません(見たいのに(笑))
しかし嫁さんがU-NEXT3ヶ月無料のキャンペーンを利用したのをキッカケに色々検索したら何とありますやんか「宇宙からやって来たツタンカーメン」が!
タイトルは「宇宙からのツタンカーメン」に変わってますが、今やトンデモ系のカルト映画となったこの作品をやっと見れる事になりました

ツタンカーメンの墓から発掘されたミイラは宇宙人だった…(邦題でネタバレ)
このミイラ男は一緒に棺に入れられてた5個の光る玉を学芸員に盗まれた事から、光る玉を取り返すべく殺人を繰り返す…




いかにもなミイラ男(宇宙人)の造形が古典的なやつ
盗んだ学芸員によって古物商に売られたり、ガールフレンドらにプレゼントされたりと拡散された光る玉を求めて夜な夜な街中を彷徨う
割と出て来るチープなミイラ男目線の一人称カメラがちよっとダラけてきます

ミイラ男の身体に付着する緑の液体に触れると触れた箇所から身体に火傷が進行して死に至る
昔見てショックを受けた予告に出てきた顔の焼けた女がその状態

しかしこのミイラ男は人間を殺したいのではなく単に光る玉を取り返したいだけ…それがないと元の宇宙人に戻れないので結果的に光る玉を持つ者たちが犠牲者となる
なんだかんだで1番悪いのは一儲けしようと棺の光る玉を盗んだやつ
当然そいつも報いを受けます

終盤は無事に光る玉も戻り、無事に宇宙人に戻った所で、彼を守ろうとした主人公の博士を連れて宇宙に帰ると言う突然、殺人ミイラ男映画から「未知との遭遇」見たいになり画面に大きく「 to be continued…」何と「つづく」で映画が終わる(笑)
何じゃこりゃ?

たしかに脱力系のカルト映画になるのもわかります
最初からそう思って見ると腹も立たない、それなりに私は楽しめた作品でした
真面目に見てたら脱力必至でしたね
でもやっと念願かなって見ましたわ
で…DVDはいつ買う?
書いませんがな(笑)
1度見たら充分!(笑)

しかし淀川センセイはどう解説したのかな?