監督 ジャン=フランソワ・リシェ
出演 イーサン・ホーク
ローレンス・フィシュバーン
ガブリエル・バーン
最近は何でもかんでもリメイク、リメイクと旧作のリメイク作がやたら目に付きますが、この作品もジョン・カーペンター監督の「要塞警察」のリメイク作。
カーペンター自身は「要塞警察」を「ゴースト・オブ・マーズ」で舞台を火星に置き換えセルフリメイクしてましたな。
しかしフランス人監督が撮ったこのリメイク版はまたこれが結構面白い出来上がりで良いのです。
旧作はたいしたスターも出てないけど今回は中々のメンツが顔を揃えており、またその全てのキャスティングがハズしてないのがいい!
特に何といっても暗黒街の大物ビショップを演じるローレンス・フィシュバーンの殺気みなぎる威圧的存在感は凄いですね。
とにかく黙って座ってるだけで怖い!監獄で一緒の部屋には入りたくない男No.1
そしてイーサン・ホークが演じる警察官ジェイクは麻薬の囮捜査で同僚を死なせてしまいそのショックで抜け殻状態で情緒不安定・・・そんな危なさそうな雰囲気をイーサン・ホークが実にうまく演じています。
この2人でこの作品は成功したものと言っていいかも知れないですね。
後、久々のブライアン・デネヒーのやっぱり・・・感もいいし、ジョン・レグイザモの狡いチンピラもピッタリハマってます。
悪徳刑事のガブリエル・バーンも冷酷なムードを漂わせていいですね(でもこの人はこう言う映画の悪役よりもっと大きな役柄が合いそうな気がするんだが・・・こんな役が多いね)
大雪が降る大晦日の夜に閉鎖目前を控えた13分署に引越しなどで警官はほとんど居なく、そこに大雪の影響で犯罪者を乗せた護送バスが一時的に非難してくる
その中に暗黒街の大物も含まれており、その大物は警察と裏でつながってる為に彼を消し不正を隠蔽するため悪徳警官たちが武装して13分署を襲う・・・この辺の展開が実に自然な流れとして描かれていき中盤からの息もつかせぬ銃劇戦へとなだれ込んで行きます。
旧作はストリートギャングたちが相手でそのゲリラ的な攻撃が恐怖感とスリルを出してましたが、今回は武装した警官=特殊部隊てこともあり、閃光手榴弾や高性能な銃で攻めてくる事もあり一段とアクションが派手になっています。
それに対抗する13分署の警官も限られた武器で老朽化した建物の中で犯罪者たちと手を組み入り口や窓を机などでバリケードをし対抗する。
隙あらば突入してくる悪徳武装警官とそれを阻止せんと接近戦で応戦する13分署の警官&犯罪者・・・警察署を要塞に見立てた至近距離の攻めぎ合いはまさに現代の西部劇!
また共闘する警官と犯罪者もいつ裏切るかも判らないと言う疑心暗鬼の中で戦うてとこもいい感じでよいですね。
犯罪者に銃を持たしてる両刃の剣的な緊張感もこの非常事態のさなか感じ取れます
イーサン・ホークとローレンス・フィシュバーンの共闘しながらも何時かは対峙しなければならないと言う二人の中でみなぎる隠れた敵対心も外敵との対決と平行して感じられ実に面白いです。
プロVSプロあるいはプロVS犯罪者の知能戦はさすが「交渉人」の脚本家ジェームス・デモナコだけあって見るものを引き付けます。
B級映画の雰囲気を損なわず派手に仕上げた新世紀版要塞警察!オモロイわこれ・・・
★★★★★ 2006.2.23(木) 動物園前シネフェスタ4 シネマ3 19:30 中央座席
出演 イーサン・ホーク
ローレンス・フィシュバーン
ガブリエル・バーン
最近は何でもかんでもリメイク、リメイクと旧作のリメイク作がやたら目に付きますが、この作品もジョン・カーペンター監督の「要塞警察」のリメイク作。
カーペンター自身は「要塞警察」を「ゴースト・オブ・マーズ」で舞台を火星に置き換えセルフリメイクしてましたな。
しかしフランス人監督が撮ったこのリメイク版はまたこれが結構面白い出来上がりで良いのです。
旧作はたいしたスターも出てないけど今回は中々のメンツが顔を揃えており、またその全てのキャスティングがハズしてないのがいい!
特に何といっても暗黒街の大物ビショップを演じるローレンス・フィシュバーンの殺気みなぎる威圧的存在感は凄いですね。
とにかく黙って座ってるだけで怖い!監獄で一緒の部屋には入りたくない男No.1
そしてイーサン・ホークが演じる警察官ジェイクは麻薬の囮捜査で同僚を死なせてしまいそのショックで抜け殻状態で情緒不安定・・・そんな危なさそうな雰囲気をイーサン・ホークが実にうまく演じています。
この2人でこの作品は成功したものと言っていいかも知れないですね。
後、久々のブライアン・デネヒーのやっぱり・・・感もいいし、ジョン・レグイザモの狡いチンピラもピッタリハマってます。
悪徳刑事のガブリエル・バーンも冷酷なムードを漂わせていいですね(でもこの人はこう言う映画の悪役よりもっと大きな役柄が合いそうな気がするんだが・・・こんな役が多いね)
大雪が降る大晦日の夜に閉鎖目前を控えた13分署に引越しなどで警官はほとんど居なく、そこに大雪の影響で犯罪者を乗せた護送バスが一時的に非難してくる
その中に暗黒街の大物も含まれており、その大物は警察と裏でつながってる為に彼を消し不正を隠蔽するため悪徳警官たちが武装して13分署を襲う・・・この辺の展開が実に自然な流れとして描かれていき中盤からの息もつかせぬ銃劇戦へとなだれ込んで行きます。
旧作はストリートギャングたちが相手でそのゲリラ的な攻撃が恐怖感とスリルを出してましたが、今回は武装した警官=特殊部隊てこともあり、閃光手榴弾や高性能な銃で攻めてくる事もあり一段とアクションが派手になっています。
それに対抗する13分署の警官も限られた武器で老朽化した建物の中で犯罪者たちと手を組み入り口や窓を机などでバリケードをし対抗する。
隙あらば突入してくる悪徳武装警官とそれを阻止せんと接近戦で応戦する13分署の警官&犯罪者・・・警察署を要塞に見立てた至近距離の攻めぎ合いはまさに現代の西部劇!
また共闘する警官と犯罪者もいつ裏切るかも判らないと言う疑心暗鬼の中で戦うてとこもいい感じでよいですね。
犯罪者に銃を持たしてる両刃の剣的な緊張感もこの非常事態のさなか感じ取れます
イーサン・ホークとローレンス・フィシュバーンの共闘しながらも何時かは対峙しなければならないと言う二人の中でみなぎる隠れた敵対心も外敵との対決と平行して感じられ実に面白いです。
プロVSプロあるいはプロVS犯罪者の知能戦はさすが「交渉人」の脚本家ジェームス・デモナコだけあって見るものを引き付けます。
B級映画の雰囲気を損なわず派手に仕上げた新世紀版要塞警察!オモロイわこれ・・・
★★★★★ 2006.2.23(木) 動物園前シネフェスタ4 シネマ3 19:30 中央座席