有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

更新が遅く現状では有りません。名前が間違ってる事も有るのでご承知おきを。

イチリンソウとネコノメソウ

2023年03月26日 | 山野草
イチリンソウ(一輪草)とネコノメソウ(猫の目草)が咲いてる頃かと見に行きました。
まずはイチリンソウから、スプリングエフェメラルと呼ばれる花の一つです。

僅かしかない所ですが丁度見頃でした。 

キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草で、本州~九州に分布する日本固有種。 

花に見えるのは萼片で花の直径は3~4㎝、花が一輪だけつく事が名の由来。 

場所を移し、とある小さな沢の源流へネコノメソウ(猫の目草)を見に。
殆んど水の無い沢に入ると咲いてましたネコノメソウです。

ユキノシタ科ネコノメソウ属の多年草で北海道~本州に分布。
萼裂片んは直立し、雄蕊4個で萼裂片より短く、葯の色は黄色。

葉は対生、良く似たヤマネコノメソウ(山猫の目草)の葉は互生します。 

背景に僅かな沢の水を入れて。 

そしてこちらはニッコウネコノメ(日光猫の目)、↑と同じ所に咲いてます。 

ユキノシタ科ネコノメソウ属の多年草で、東北南部~近畿の太平洋側に分布する日本固有種。 

イワボタン(岩牡丹)の変種で、萼裂片が花時に平開します。 

雄蕊は普通8本で萼裂片から突出し、葯の色は暗紅紫色。 

葉は対生。 

沢の中に丁度木漏れ日が射してたので奇麗に撮れました。 

葯は最初赤く後に黒くなります、まだ黒くなる前に見られたのも良かった。 

名前の由来は日光で発見された事から。 

花の大きさはこんな感じ。 

ここはニッコウネコノメだけかと思ってましたが、ネコノメソウとの混成でした。
毎年見に行ってますが、初めて気付きました。(^^;)
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