福ちゃんの散歩道

コロナ禍で関空での遊びも卒業、栂地区ウオーキングコースを中心に近場の日々の散歩で何か見つけよう。🚶‍♂️🚶‍♂️

JAL ボーイング 787-8 台北へ

2017-10-07 04:00:21 | 2017年関空の情景

9月30日 関空へ9時半に到着
直ぐ
JAL 台北行きが離陸だ
何時もならモロ逆光になるが今日は曇天が幸い
逆光は大分緩和されているのでアップしておく

離陸でのギアアップに注目してみる。
ギアアップとはノーズギアとメインギアを格納すること。
早朝なので、メインホール屋上から撮っているのでよくわかる。

am 9:30. JA834J ボーイング 787-8 Dreamliner





ギアアップしている


前輪は格納したが後輪はまだ


逆光ですがいつもよりはマシです




台北へ2時間半のフライト
本機は、台北から関空へ4時に帰り、5時半ロスアンゼルスへ

★ギアアップ・・V2 は飛行機が安全に離陸できる速度で、高度35フィート(約10m)通過するとギアをアップすることとなる。

✳️余談 ギアアップについて コピー ★ VはVelocity(速度)の頭文字から取っています。

離陸のポイントとなる滑走速度は、V1「離陸決心速度」、VR「ローテーション速度」、V2「上昇可能速度」の3種類。

離陸決心速度(V1)とは「そこを過ぎたら、なにがあっても離陸を中断してはいけない」という速度。そこで飛行機を急停止したら危険な速度になっているからです。副操縦士がV1をコールした後は、急なエンジンの故障や、他のどんなトラブルが起きても、離陸を中止せず、最後まで続行しなければなりません。トラブルに対処するのは、いったん離陸しきって空へ上がってからとなります。

V1に達してまもなくVRです。これは機首を上げてよい速度。

どちらも副操縦士が速度計を読み取ってコールし、VRのコールがされたら、機長が操縦桿を手前にゆっくりと引き、少しだけ機首を上げます。それまで地平線に向かって前を見ていた旅客機が、空を見上げる瞬間です。聞こえていた車輪の音や、伝わっていた振動が遠のき、客席にもジャンボ機が地上を離れたと判ります。

地面を離れてすぐV2、上昇可能速度に達します。ジャンボ機は空を見あげ、そこに向けて上昇していくことになります。

機長が「ギア・アップ」をコールし、それに応じて副操縦士が、ジャンボ機の脚の格納を行います。

EICASに接するように、右隣にギアレバーがあります。上中下に三段階の表示が並んでいますから、三段階の一番上、UPにレバーを上げるだけ。ジャンボ機のすべての脚が次々と格納されていきますが、コックピットで行われている操作はそれ一つ。着陸時にギアを出すときも同様です。

ギアレバー左隣のEICASに、現在の脚の状況を表示できますから、きちんと格納されたかどうか、そこで確認できます。

EICASの画面でギアが格納されたことを確認したら、ギアレバーの三段階の真ん中にOFFがありますから、その位置にしておきます。着陸時にギアを出すときは、三段階の下のDNに下ろせばギアが降ります。