9月30日 関空へ9時半に到着
直ぐ
JAL 台北行きが離陸だ
何時もならモロ逆光になるが今日は曇天が幸い
逆光は大分緩和されているのでアップしておく
離陸でのギアアップに注目してみる。
ギアアップとはノーズギアとメインギアを格納すること。
早朝なので、メインホール屋上から撮っているのでよくわかる。
am 9:30. JA834J ボーイング 787-8 Dreamliner
ギアアップしている
前輪は格納したが後輪はまだ
逆光ですがいつもよりはマシです
台北へ2時間半のフライト
本機は、台北から関空へ4時に帰り、5時半ロスアンゼルスへ
★ギアアップ・・V2 は飛行機が安全に離陸できる速度で、高度35フィート(約10m)通過するとギアをアップすることとなる。
✳️余談 ギアアップについて コピー ★ VはVelocity(速度)の頭文字から取っています。
離陸のポイントとなる滑走速度は、V1「離陸決心速度」、VR「ローテーション速度」、V2「上昇可能速度」の3種類。
離陸決心速度(V1)とは「そこを過ぎたら、なにがあっても離陸を中断してはいけない」という速度。そこで飛行機を急停止したら危険な速度になっているからです。副操縦士がV1をコールした後は、急なエンジンの故障や、他のどんなトラブルが起きても、離陸を中止せず、最後まで続行しなければなりません。トラブルに対処するのは、いったん離陸しきって空へ上がってからとなります。
V1に達してまもなくVRです。これは機首を上げてよい速度。
どちらも副操縦士が速度計を読み取ってコールし、VRのコールがされたら、機長が操縦桿を手前にゆっくりと引き、少しだけ機首を上げます。それまで地平線に向かって前を見ていた旅客機が、空を見上げる瞬間です。聞こえていた車輪の音や、伝わっていた振動が遠のき、客席にもジャンボ機が地上を離れたと判ります。
地面を離れてすぐV2、上昇可能速度に達します。ジャンボ機は空を見あげ、そこに向けて上昇していくことになります。
機長が「ギア・アップ」をコールし、それに応じて副操縦士が、ジャンボ機の脚の格納を行います。
EICASに接するように、右隣にギアレバーがあります。上中下に三段階の表示が並んでいますから、三段階の一番上、UPにレバーを上げるだけ。ジャンボ機のすべての脚が次々と格納されていきますが、コックピットで行われている操作はそれ一つ。着陸時にギアを出すときも同様です。
ギアレバー左隣のEICASに、現在の脚の状況を表示できますから、きちんと格納されたかどうか、そこで確認できます。
EICASの画面でギアが格納されたことを確認したら、ギアレバーの三段階の真ん中にOFFがありますから、その位置にしておきます。着陸時にギアを出すときは、三段階の下のDNに下ろせばギアが降ります。