プレイバックシーン
2019年6月2日
エア・カナダ、10年ぶり関空就航へ
6月1日から バンクーバーから"本体"
エア・カナダ(ACA/AC)は現地時間6月1日から、関西空港への乗り入れを再開する。
バンクーバー-関空線はこれまで観光路線を主体とする系列の
エア・カナダ ルージュ(ROU/RV)が運航していたが、
今年からはエア・カナダ“本体”が運航し、ビジネス需要の獲得を狙う。
エア・カナダの関空就航は10年7カ月ぶりとなる。
★飛行中
Bランに到着
C-GHQY. ボーイング 787-8
pm 15:36
pm 15:43 姿を見せる。歓迎の放水セレモニーがあったとの事だ
出発 プッシュバック開始
pm 17:14
多くの人です
バンクーバーへ直行
午後から雨でしたが、5時過ぎぐらいから雨も上がった。ラッキーでした。
2019.6.2. 関空 エアカナダの10年振りの運航再開初日
●余談
✳️昨年迄運航の rouge
★エア・カナダ・ルージュ Boeing 767-300 (C-GHLA)
綺麗な機体だった
★10年ぶりに関空に就航するエア・カナダ
同路線は夏ダイヤのみの運航となる。6月1日から15日までは週4往復で、バンクーバー発は火曜と水曜、木曜、土曜に設定。17日から10月24日までは月曜発も運航し、週5往復となる。関空発はそれぞれ翌日となる。
機材はボーイング787-8型機(3クラス255席:ビジネス20席、プレミアムエコノミー21席、エコノミー214席)を投入し、ビジネスクラスの提供を開始する。レジャー路線に特化しているルージュは767-300ER(2クラス282席:プレミアム24席、エコノミー258席)で、ビジネスを設定していなかった。
運航スケジュールは各日共通で、関空行きAC39便はバンクーバーを午後1時10分に出発し、翌日午後3時30分に到着。折り返しのバンクーバー行きAC40便は午後5時に関空を出発し、午前10時に着く。
バンクーバー-関空線はエア・カナダ本体が運航していたが、2008年10月に運休。2015年5月からはエア・カナダ ルージュが運航し、6年7カ月ぶりに再開した。ルージュでの運航は夏ダイヤのみで、2018年まで乗り入れており、今年からは本体に切り替える。
18年夏まで関空に乗り入れていたエア・カナダ ルージュ
4月5日に関空近くの展望ホールスカイビューで会見した、エア・カナダのワイス貴代日本・韓国・南太平洋地区統括支社長は、ルージュ運航時の平均利用率が80%だったとした上で、「関西市場で『やっていける』というのを確認できた。(本体移行後は)85%を目標とし、ビジネスクラスをしっかり埋めることが重要」と述べた。
ルージュは2013年7月1日に運航を開始したフルサービス航空会社で、これまではバンクーバーとモントリオール、トロントの3空港を拠点に観光路線を運航していた。現在はバンクーバーの拠点を廃止し、2空港から北米大陸や欧州、カリブ海などに乗り入れている。アジア太平洋路線は関空と中部(セントレア)のみで、バンクーバーから乗り入れていた。
ワイス支社長によると、ルージュの太平洋路線は「トライアルとしての側面が強かった」という。2017年6月に就航したバンクーバー-中部線は、バンクーバーの拠点廃止に伴い今年からは運航せず、本体にも移行しない。中部圏は自動車産業などが盛んなことから「本体の方が市場としては合っている」(ワイス支社長)ものの、需要が追いつかなかった、と述べた。
バンクーバーで米入国審査も
関空から到着するバンクーバー国際空港について、ワイス支社長は「日本から地理的に近い。北米へのゲートウェイとして使ってもらいたい」と述べ、地理的な優位性をアピールした。
また、米国への乗り継ぎ時の米入国審査もバンクーバーで可能となる。米国での入国審査は「ひどいときには2時間から3時間かかる」(ワイス支社長)かかるが、バンクーバーでは10分程度で終了することから「ストレスなく(米国へ)入国できる」とした。
エア・カナダでは2018年9月から、日本から同社便でカナダ国内線に乗り継ぎ、カナダを最終目的地とする場合に、乗り継ぎ空港での手荷物受け取りが不要となった。ワイス支社長は「エア・カナダだけのサービス。他社でバンクーバーに入った場合はピックアップしなければならない」と述べ、自社サービスをピーアールした。
運航スケジュール(6月1日から10月25日まで)
AC39 バンクーバー(13:10)→関西(翌日15:30)運航日:火水木土(6月17日から月発追加)
AC40 関西(17:00)→バンクーバー(10:00)運航日:水木金日(6月18日から火発追加)