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日露が防衛協力強化へ「2プラス2」立ち上げ 広がる中国包囲網

2013年05月01日 11時32分47秒 | 日記

光の「カナタニ」行くぞ

日ロの会談で、一番何が重要といえば、国防連携から国防強化であると断言できます。ロシアも一応、民主化された国家として、侵略的な中国の活動について自国への影響力に懸念を抱いております。立場的に同様の環境下で、中国への侵略覇権主義の対抗策として、防衛協力強化は、両国に取ってプラスとなり、中国包囲網が進み暴走阻止の抑止力となります。

ともすれば、北方4島返還にこだわり過ぎると、全ての関係が硬直し、対立軸になっては、危険な中国と北朝鮮に付け入る隙を拡大するだけです。今の日本は国防強化を第一として、台湾、ロシア、インドと国防連携をし、一番重要な視点を目指して中国包囲網を広げることが大切です。

  • 日露が防衛協力強化へ「2プラス2」立ち上げ 広がる中国包囲網

日露が防衛協力強化へ「2プラス2」立ち上げ 広がる中国包囲網

 今回の会談で特に注目したいのは、ロシア側の呼びかけで、外務・防衛担当閣僚の安全保障協議委員会(2プラス2)の立ち上げが決まったことだ。日本が2プラス2を設置するのは、米・豪に続いて3カ国目であり、同盟国以外とは初めてである。今後は、自衛隊とロシア軍の協力や、定期協議を行う。日本の外務省とロシア安全保障会議事務局とが定期的に協議を行うことも決まった。

 ロシアはこれまで日本に対し、極東地域への進出や経済協力を呼びかけてきた。その背景には、中国からロシア極東地域への急激な人口移動が、安全保障上の脅威になっていることがある。

 中国との国境にあたる極東地域の人口は約600万人だが、開発の遅れで、モスクワなど大都市への人口流出が続いている。一方、ロシアと国境を接する中国の三省の人口は約1億人。ロシア極東地域で働く中国人は10万人以上、不法滞在者を含めば数百万人になるとみられており、極東地域の「中国化」が危険視されている。また、中国はオホーツク海や北極海にも進出を始めており、制海権や資源開発などの面でロシアと対立する可能性も危ぶまれている。

 日露関係が進展すれば、双方にとって、中国に対する牽制になる。日本はまず、ロシア極東地域のエネルギー開発やインフラ整備などで協力を進めることが重要だ。将来的には、アメリカに配慮しつつ、日本がロシアと宇宙開発分野で協力する選択肢もある。

 日本はフィリピンやベトナムなど、中国との間で領土問題を抱える国々との防衛協力を進めてきた。5月下旬にインドのシン首相が来日する際の首脳会談では、安全保障分野の協力や経済協力について話し合う予定だ。日本とロシアの協力が深まることは、このような中国包囲網づくりの一環であり、中国の台頭を警戒するアジア諸国にとっても重要だ。(晴)

 【参考書籍】

幸福の科学出版HP 『ロシア・プーチン新大統領と帝国の未来』 大川隆法著https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=728

 【関連記事】

2013年3月3日付本欄 日露間の協力関係を深めるチャンス 北方領土交渉で極東大規模開発を持ちかけよ

http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=5696


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