登山メモ

酒飲みの登山メモ

2012年09月 種池~針の木

2012年09月27日 | 日記

山は怖い。体力・装備・天候状況の把握等々準備万端でないと

しっぺ返しをくらう。

今回の失敗は。

1.先日の飲み過ぎ

2.急激な気温低下を想定せず(暑さ対策に集中)

3.小屋の営業確認もれ

北アルプスで残っていた縦走ルート(種池~針の木)を歩いてきました。

09月24日(月)

 11時10分 扇沢

 11時30分 登山口

 15時45分 種池小屋

 新宿発扇沢行のバスで出発。強度の二日酔い。

 晴天だが山の上はくもがかかっている。

 登り始めると、途中パラパラ雨。降ってくる面々は皆雨具着込んでいるが

 暑さ考慮し、雨具なしで陶板。かなり登ったと思っても扇沢駅の大きさは

 あまり変化せずへこたれる。

 十分食事を取れなかったため(二日酔い)小屋への最後の上りでは

 かなりへばった。

  

 テント設営始めると、かなりの冷たい雨。手がかじかんでつらい。

 ラーメン食べ、いっぱいやるがうまくない。早々に就寝。

 09時ころは、晴れて街の灯りがきれい。

 

09月25日(火)

 05時50分 出発

 09時10分 新越山荘

 10時30分 鳴沢岳

 12時10分 赤沢岳

 15時30分 ズバリ岳

 17時00分 針ノ木岳

 18時00分 針ノ木小屋

 早朝04時には出発する人もいるが、霧が出て寒いので

 撤収に時間が掛かり、結局07時出発。

 あまり体力に自信がないので、新越山荘で泊」考慮しつつ進む。

 岩小屋沢岳山頂から小屋を眺め、今日はここで泊まろうと少し時間調整。

 ガスが晴れてきて、いい風景。

    

 小屋に到着すると、昨日で永劫終了。諦め途中ビバークも覚悟し

 出発。鳴沢岳から赤沢岳までも結構きついがここからズバリ岳までが

 最大の難所。急なガレ場・ザレバを延々と下ったと思うと、今度は急な上り。

 岩場も連続。途中ビバーク地点なし。

  

 山頂から針ノ木岳を眺めると、少し楽そう。次を目指すこととする。

 下りも上りもかなり楽だが、体力が続かない。ここも山頂までテント張るスペースなし。

 山頂で、明るいうちに小山でとうちゃくするか判断。天候状況も見て、道の確認ができると判断。

 小屋へ向かう。

 道は大きく尾根を外れ下っていく。印が見えないと判断謝りそう。

 ちょっと後悔。明るいうちに何とか小屋に着いたが、滑り込みセーフてな感じ。

 日が落ちると冷たい風が吹いてくる。暗い中テント設営。

 今日もラーメン食し就寝。今日の状況で長旅は無理と判断。五色ヶ原への

 重曹は来年にし、今回は撤退することとする。

 寒い、夜中にもう一着重ね着。星空がきれい。

09月25日(水)

 07時00分 出発

 10時10分 大沢小屋

 12時00分 扇沢

 濡れたテント凍ている。日が当たって暖かくなるまで松。

 最初の水場までは、急なザレバ。登ってくるときはここでへばるところ。

 雪渓は崩落し高巻き5箇所ほど。かなりきつい連続で慎重荷進む。

 ここは上りの方が楽。

 大沢小屋も閉めている。針木小屋も8日まで。これからは小屋の状況把握重要。

 下りで足が痛くなるのはいつものことで、じっくり下り大木さわへ到着。

 松本で一泊するか、このまま帰るか考え、新宿行きのバスで帰ることにし

 2時間30分ほどぶらぶら。21時00分ころ帰宅。