登山メモ

酒飲みの登山メモ

2012年10月 飯豊連峰

2012年10月28日 | 日記

紅葉を眺めに飯豊で出かけてきました。

小国駅からのバスは、途中の梅花皮荘まで、5キロ先の飯豊山荘から迎えに来てもらい一泊。

結局晴れたのは一日だけ。強風・雨・雪と急に冬の厳しさを体験することとなった。

体が猛暑対応ベースなのでかなりこたえたが、晩秋の風景は見事なも。

「喉元すぎれば熱さを忘れる」てなことで・・・・

10月20日(土)

 朝一番の電者で、米沢到着。小国行の電車まで3時間30分程あるので

 市内見物。今日も二日酔い状態。下界の生活改善しないと(ストレス溜まってしまう)

 まずは、上杉神社へ歩いていく。謙信公・鷹山公の像があり敬愛の程がわかる。

 城址後を眺め、神社参拝後、資料館等々観覧。大刀や馬上刀と思われる武具の

 迫力に圧倒される。こんな物を振り回せるとは、戦国時代の上杉軍の精強さがしのばれる。

 ミュージアムでは「洛中洛外図」が展示されていたが、目が悪いので詳細が見えずあまり印象なし。

 これだと展覧会も少々無理かも。駅に戻り米沢・山形のパンフレットをゲット。

 米沢ラーメンなるものがあるよう。今度食してみたい(米沢牛は高そうなので)

 小国駅でまた一時間ほど待ち時間。まあこれが車がない運命。

 駅前のラーメン屋で昼食。体調不良であまりおいしくない。

 町営バスは市内をぐるぐる回り、どこがどこやら混乱。

 終点には飯豊山荘の車待っていて10分ほどで宿へ到着。

 早速温泉に入浴。夕食には岩魚の塩焼き、豚肉の芋煮風他。ビール一缶のみで終了。(アケビ料理もあり)

      

  飯豊山荘           足湯            食堂           天狗平ロッジ

10月21日(日)

 05時50分 出発

 09時00分 夫婦清水

 13時10分 地神北峰

 14時30分 頼母木小屋

 予報では09時前後から雨、午後には止む模様。よる雨が降っていたので、不安だったが

 朝方には青空も垣間見える。

 今日は丸森尾根を登り頼母木小山での予定。

 登山口から早速急坂、涼しいのでだいぶ楽。夫婦清水まで所々岩場の登りあり。

 8時すぎには天候急変雨が降り始め、9時過ぎからは強くなるとともに、雷も近づく。

 下山者二人ほど小屋の水場の状況聞くが、門内はチョロチョロだとのこと。

 大雨で流れてくる水2リットル確保。今日の分はOK。急坂、大雨・濃霧の中

 千頭北峰にたどり着くと、今度は新潟県側からの強風が加わる。

 幸い道ははっきりしているので風に煽られながら慎重に小屋へ向かう。

 何箇所か、風がよけられる地点で休憩。以前白馬岳・室堂で経験した状況を思い出す。

 ザックカバーも剥がれて、ぶら下がっているだけ。ずぶ濡れで小屋に到着。

 小屋には先着の男性2人組と単独の女性。。

 皆胎内側から登ってきたとのこと。雷がすごかったよう。

 ほっと一息ついたが、濡れた体段々寒さが染み込んでくる。小屋の毛布を借り

 まずは、お湯割りで一杯。明日はいい天気の予報。

 濡れているので夜は寒い。

10月22日(月)

 水場大福30分

 07時00分 出発

 07時30分 大石山

 09時10分 朳差岳

 10時45分 大石山

 11時30分 頼母木小屋

 12時10分 出発

 12時40分 頼母木山

 13時20分 扇ノ地紙

 14時30分 門内小屋

 朝方霧もだんだん晴れてきて、改正。ホースを辿り水4リットル確保。

  

 暖かくなってから朳差岳目指す。周りの展望最高。紅葉が素晴らしい。

 胎内がわから3人ほど日帰りで登ってくる。皆健脚。とても真似できません。

         

 いつものようにカメさんの歩みで、頼母木小屋に戻り、荷をたたんで門内小屋へ向かう。

 天候状況ではあるが、あすは御西小屋まで行きたい。

 水は確保してあるので、門内小屋の水場の偵察も途中で切り上げ。そのまま行けば梅花側小屋まで

 いけたかも。

 夕暮れとともに天候悪化。強風・ガス・雨。

 頼母木小屋と同様ここもトイレ閉鎖状態。

10月23日(火)

 06時00分 出発

 07時00分 北俣岳

 07時30分 梅花皮小屋

 予報どうり今日は大荒れ。停滞するにも、次に進むにも梅花側小屋のほうがいいと判断。(ここの水場は?)

 強風の中ずぶ濡れで梅花側小屋到着。水場近傍。トイレ冬期用あり、小屋内最高。

 こうなるとここで一日飲むしかない。

 大朝日小屋と同様、金属のトレーを置いてあり、火災対策も万全。いい小屋です。

10月24日(水)

 10時10分 出発

 12時40分 門内小屋

 朝雪化粧。これからの行動検討。

 1、御西小山で行く。

 2、軽装で烏帽子岳までピストン。

 3、明日下山の為門内小屋まで戻る。(時間に余裕ができる)

 結局天候回復せず、3案実行。

 薄雪・強風のなかの行動だが昨日の道なので不安なし。

 深い雪で濃霧の場合はこうはいかない。何回か風に煽られて転倒。

 またまた一人手酌で過ごす。

       

10月25日(木)

 06時30分 出発

 06時10分 扇ノ地紙

 07時40分 梶川峰

 09時45分 湯沢峠

 12時00分 飯豊山荘

 今日は風もなく曇り空だが歩きやすい。下っていくと紅葉の見事さに感嘆するばかり。

        

 日も出てくる。終点近く岩場の下り、ロープに身を任せ降りていくのは最高。

 飯豊山荘に着いて、今日は一泊。そのうち雨が降りだしてラッキー。

 風呂もよし、料理もよし(岩魚の味噌漬け絶品)

 今日も酔っ払いの夜。

10月26日(金)

 帰宅 

 明け方まで雨。

 朝食後梅花荘まで送ってもらう。青空が見えてきたが、本山は雲で覆われていた。

 駅に向かうバスはおばちゃんがいっぱい。やはり男より女の方が強いと痛感。

 刈り終えた田んぼには、猿の集団が落穂ひろい。なかなか見れない光景。

  梅花側荘

 次は米沢の夜も楽しみたいものです。

 

コメント
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