登山メモ

酒飲みの登山メモ

2015年08月赤石岳から北岳2

2015年08月18日 | 日記

08月14日(金)

 04時00分 出発

  道間違い

 09時00分 塩見小屋(営業停止中)

 11時00分 塩見岳

  道迷い

 12時30分 蝙蝠山方面との分岐

 16時30分 竜尾見晴

 19時30分 熊ノ平小屋

 結局「熊ノ平小屋」を目指し進むことにする。

 当初から、標識を見過ごし水場と荒川方面の分岐点まで行ってしまう。濃霧で判断間違える。

          

 塩見小屋に向かうと、職工さん8人ほど下山してきた。お盆休みでしょう。

 小屋は、大分形がついてきたようで、来年が楽しみ。(来れるかなー)

 追い抜いていった連中はどんどん下山しているところ、岩登りを楽しみゆっくり亀さんのあゆみ。

      

 東峰で休んでいると猛女がガンガン下っていった。

  

 濃霧で先が見えず、蝙蝠岳との分岐点までのイメージが違っていたのでここでもタイムロス。

  

 後は道迷いも無く順調に進むが何しろ亀さんの歩み。

 風景は本当に素晴らしいのだが明るいうちにたどり着けるか疑問附。

 まあ適当な場所でビバークも想定しているので不安はない。

  

 意外なことに、遅くなってもテント組・トレイルラン者が来る。

 トレイルランの人に尋ねると夜もはしるそう。まあ何にも持たず走っているのだから当然か。

 道を間違える心配はなく、ただ小屋につく時間(怒られる)が心配。

 想定どうり明るいうちに小屋に着いたがやはり一言注意される。

 今日はテント満杯。小屋の管理人さんも苦慮されていたよう。

 ゆっくり飲食もできず、ラーメンで就寝。

 

08月15日(土)

 04時30分 出発

 06時00分 農鳥岳との分岐

 07時00分 三峰岳

 08時40分 間ノ岳

 10時50分 北岳山荘

  暗いうちに出発。急坂を登ってザレ場に出ると冷風が吹いている。暑さには弱いが寒さには耐えられるので

 そのまま進む。

 三峰岳への登りは、本当に楽しい。岩壁のトラバースなんぞもっと続けーてな感じ。

  

 ところが山頂へのザレ道で突然足が進まなく丸。昨日からの食事の影響か(シャリバテ?)

    

 山頂でアンパンほうばる。ここから間ノ岳を望むと長ーい、高ーい

 実際登ってみると、いいルート設定でほとんど問題ない登り。(亀さんの歩みですけど)

 間ノ岳は、北岳の付加物みたいであまり人気はないようだがいい山。

      

 ここからチョットで北岳山荘までいけると思ったら大間違い。

 苦しくもあり楽しくもある道が延々と続く。

  

 小屋にたどり着くと、今日はひとつ布団に二人ベースなそう。

 テントもどんどん埋まっていく。今日は夕食・弁当(朝食)依頼。食材も不安になってきた。

  

08月16日(日)

 04時30分 出発

 06時30分 北岳

 07時30分 出発

 08時10分 肩の小屋

 10時40分 二俣

 13時00分 広河原山荘

  北岳の展望は最高。雲海の上に浮かぶ富士山、千丈・甲斐駒・鳳凰三山等々近傍の山々

 が綺麗に見える。(北アルプス等は霧の中)山頂で弁当食しのんびり過ごす。

            

    

 肩の小屋も結構テント場のスペースがあるよう。(水が問題)

    

 二俣まで急坂が延々と続く。

 ここからは、渓流沿いを延々と歩く。途中冷たい水で顔を洗い一息つく。

 広河原山荘に到着し今日はここで静養することにする。

 高校生グループ30名ほどがテント設営。明日登るよう。テントを見ると千葉から来ている。

 アジア系のグループ多数小屋に泊まる。

  

 

08月17日(月)

 帰宅

  夜から雨が激しくなる。4時半頃目を覚ますと、高校生グループは出発していた。

 雨の中大変だ。8時に交付行きのバスに乗り込み帰宅。小屋に泊まっていた人も多く

 バスは満杯。芦別の駐車場からも多数の乗降客あり。


2015年08月赤石岳から北岳1

2015年08月18日 | 日記

相変わらず亀さんの歩み。

当人は自分のペースで頑張っているのだが、はたから見れば単なる無理な頑張りにしか

見えないかもしれない。

08月08日(土)

 静岡駅~畑薙ダム~さわら島ロッジ

 山登り前に事故。駅ビルの4段ほどの階段でつまづいて転落、左ひじと左足のむこうずねを強打。

 幸い骨折はしなかったがかなりの衝撃。登山にも影響しそう。

 井川までの鉄道は、前年の台風の為来年一月まで運休。8月末までの静岡駅~畑薙ダムまでのバス

 が頼り。臨時駐車場からさわら島ロッジまでは送迎バスで行く。

    

08月09日(日)

 06時00分 出発

 12時00分 ボッカ返し上

 13時00分 赤石小屋

 今回のコース、登りに使うのは初めて。鉄の階段を登り登山道に取り付きと、急坂の連続。

  

 のんびり後から出発したグループを先送りし、ひたすら先を目指す。

 過去に下山した時にだ意識しなかったが、かなり厳しい道。ただひたすら展望の無い森の中を登っていく。

 ボッカ返しの標識からの登りはかなりハード。

 のんびり前後を進んできた学生グループは、ここで大休止の模様。

  

 こちらは小休止の後、小屋へ向かう。

 小屋に到着すると、追い抜いていった面々が楽しくビールなんぞを飲んでいる。

 一時間半以上前に到着している。

 テント場は小屋下の道脇で、設営可能数は少ない。

 のんびりやってきた学生連中は、ヘリポートに設営。

         

08月10日(月)

 05時00分 出発

 09時00分 稜線分岐(赤石岳・荒川岳方面)

 09時15分 赤石岳

 09時40分 分岐

 12時00分 大聖寺平

 12時30分 荒川小屋

 分岐までの道、かなり険しい。岩場・桟道・ガレ場等々変化に富んでいる。

 花は全体に少し盛りを過ぎた感じ。

 前述の学生グループ、朝食等のんびり休憩しながら登ってくる。

            

        

 分岐点で荷を置き、山頂を目指す。かなりの急坂も登ってくる人のペースに合わせられる。(軽快に追い抜けないが)

      

 山頂はかなりの人数。皆満足感にあふれている。晴天で展望もよい。

    

 分岐点に戻ると学生グループのんびり休憩中。今日は私と同様荒川小屋泊まり予定。

 大聖寺平までの急坂を下りあとはトラバース道。

      

 荒川小屋のテント場は、水場も近く、快適。多くのテントが張られている。

   

08月11日(火)

 05時00分 出発

 07時10分 分岐(前荒川・中荒川)

  中荒川岳先まで遊歩

 08時20分 分岐

 12時30分 高山裏小屋

  分岐点までは、急坂が続く。途中植物保護の柵がある。ここまで鹿の害が及んでいるのだろう。

 盛りを過ぎても花は綺麗。

    

 夜叉神から光まで行くというおじさんには、「無理せず自分の年齢と体力にあった登山をしなさい」と

 説教される。

 確かに傍目から見れば、過大な荷をしょってあえぎあえぎ登ってくる見るに耐えない様相かもしれない。

 しかしこれが私のペース。まあ出来なくなるまではこのままいきます。

 分岐点に到着後、時間に余裕があるので悪沢岳方面へ散策。身軽になって悪沢岳ののぼりの直前まで行く。

      

 戻りの途中くだんの学生グループと交差。千枚小屋からさわら島にもどる予定なそう。

 分岐点から高山裏小屋までの道はかなり厳しい。

 前岳から下り口までの稜線は、片側が崩落した怖い道。下り道はガレ場・ザレ場の急坂が延々と続く。

            

      

 小屋より手前の道脇にある水場の水は、チョロチョロ。2リットルの水5分ほどかかる。

 水を汲んで休憩していると、荒川小屋でテント張っていた学生グループが到着。

 甲斐駒ケ岳まで行くという。明日は三伏小屋、あさって農鳥小屋までの予定。

 小屋に到着すると、テント満杯の予想なのでと、かなり下の場所指定される。

 周りテントが無いので気を使うことも無く快適。

    

 学生グループは、先行グループと合流して大いに盛り上がっていた。

 

08月12日(水)

 04時00分 出発

 09時00分 小河内岳

 11時40分 三伏峠小屋

 暗いうちに出発。なるべく早く次の小屋の場所確保したいので。

 三伏峠小屋は、塩見岳登山の拠点で、鳥倉登山口までは車で来れ、

 北岳方面・荒川だけ方面からの登山者も多い。

 学生グループはさっさと追い抜き、こちらはいつものペース。

 小河内岳付近で富士山が綺麗に見える。小河内避難小屋には、のんびり休養する人が見える。

    

 ここから烏帽子岳まで結構な行程。展望はいいが結構くたびれる。

 烏帽子岳からは意外と早く水場との分岐点に到着。

 途中雷鳥の親子に遭遇したが今日は天候大丈夫そう。(雷鳥に出会うと天候悪化の印)

      

 分岐点から小屋まではすぐだがつかれているので結構時間がかかった。(精神的にも)

 学生グループもテント設営。こちらもいつもの場所に設営。

 霧が出てきて展望なし。水場へ補給に行く。後は酒飲みくらい。

    

  

08月13日(木)

 雨で停滞。暗いうちに試しにルート歩いてみるが、雨・雷が激しいので撤退。

 前述の学生グループは4時ごろ出発。

 10時頃には雨上がってきたが、今日も登山者大勢。

 スケジュール調整ができないのだろうがご苦労様。

 今年は塩見小屋が改築の為営業停止。中継点がない分次の小屋「熊ノ平」まで

 ロングコースとなる。当初「蝙蝠岳~二軒小屋」のルートも考えていたが、鳥倉登山口から帰るか

 北岳までいくか大いに迷う。