体調不良及び天候不良により不本意な山行になりました。
登山の初めのころ(10年前)に美濃戸口より、硫黄岳・横岳・赤岳と縦走以来
今回はテントでの縦走でもあり、大分イメージが違いました(年のせいもあるけど)
09月29日(火)
11時40分 渋の湯
15時00分 黒百合ヒュッテ
体調不良。腹具合悪く食欲なし。エネルギーが持つか不安。
同乗のバスで来た人は、軽快に登っていく。(いつものことですが)
最初から急坂。石が道をはばむ。そのうちガレ場に変わる。
分岐点で一息入れるが、その先もガレガレ。
途中5人の女性グループに追い抜かれるが程なく小屋に到着。
5張りほどテント設営済み。
先行の方と談笑。山を愛する人は楽しい。
霧が押し寄せ、冷たい風が吹く。足が凍えフライシートが結氷。
09月30日(水)
06時00分 出発
08時30分 東天狗岳
13時00分 硫黄岳山荘
甘くみていたがとんでもない。足場は悪くじっくりいくしかない。かなりの強風。
天狗岳の意味は、見上げると分かる。体力がないと岩場の遊びも楽しめないのが良く分かった。
元気なら面白い地点なのだが、必死にならざるをえない。
天狗を抜けあとは、楽になるが、自信喪失。
結局硫黄岳山荘までで今日の行程は終り。先行の女性はコーヒーを飲んでから先に行った。
宿泊者5人ほど。夕食おいしく頂く。
10月01日(木)
05時30分 出発
09時40分 赤岳
12時00分 行者小屋
天候が不安なので進路迷いながら出発。朝食は弁当。
横岳への登りはかなりきつい。途中でポール収納し越える。
足元確保に神経集中し渡るが、かなり怖い。
こんな記憶はないのだが前回との条件の違いが女実に現れているのだろう。
しかし奥穂なぞで感じなかった怖さは、何だろう。(体力?気力?)
赤岳展望荘からの登りで強風に会い、一歩も動けず。風がゆるくなった時先に進む状態
その先は、滑らない岩だがよじ登る感じ。
山頂に到着した時は良かったが、天候急変。
予定では権現山方面(キレット小屋)へ行くつもりだったが、行者小屋へエスケープ。
雨が降る前に小屋に到着。テント設営し調理中から雨模様。
テント内で飲食・就寝。
21時頃目覚めると、鍋・コップは倒れ水浸し。外は暴風状態。
風を避ける場所にテント設営したので、それ以上の被害は無かったが久しぶりのパニック。
その後も強風の音はすさまじく、眠れない。
10月02日(金)
07時30分出発
11時00分 美濃口バス停
朝方には風雨も収まる。霧があるがたいしたことなし。
再度挑戦する手もあるが、気力がないので今日は帰宅する。(赤岳鉱泉小屋で一泊したかったけど)
渓流沿いの道は、沢道を歩いている感じ。チョット水量がふえただけで、かなりきつくなりそう。
幸い水量は無かったが、増水時には難しい道。
途中登ってくる人多数。天気予報では回復傾向とはいえみな意欲的だと思うしかない。(朝まで危ない予報)
登山口にも多数のツアー客。???
こちらはさっさと帰宅。(ちなみに11時頃は晴天)
何か満足できない結果で、目標が一つできたみたい。
いろいろ挑戦プランを練るつもり。