goo blog サービス終了のお知らせ 

登山メモ

酒飲みの登山メモ

2016年09月14日雷鳥沢・剣岳

2016年09月19日 | 日記

今回も剣沢雪渓へ行こうとしたが、室堂の登山情報で断念。

そうなるとせっかく来たのだから「剣岳」へのピストンしかない。

09月14日(水)

 富山より室堂入り。40分程歩いて雷鳥沢キャンプ場到着。

  室堂ターミナルの登山情報で、剣沢雪渓~阿曽原温泉~欅平のルート断念。

 今日も体調不良で、夕食らーめん一杯。酒も飲めない。

  

 ルートも考え、明日は剣山荘泊・テントは張りっぱなしで

 軽装で行くことにする。ここは幕営料一日目500円、2日目以降500円

 で何日泊まっても1000円という珍しい料金。4泊に変更。

09月15日(木)

 05時30分 出発

 07時40分 剣御前小屋

 09時40分 剣山荘

  荷が軽く空気が冷たいので、汗もかかずマイペースで登る。

  

 あっさり剣御前小屋まで到着したのには驚いた。

 剣山荘までは、剣沢経由のルートもあるが今日は直接のルート選択。

 道はかなりきつい。案内板には60分と書いてあったがとても無理。

    

 

 最初は、ザレ場の急坂。ズルズル滑り落ちる。慎重に足をふんばる。

 次はガレ場・岩場の連続。雪が残っているときはスイスイ行けそうだが

 バランス感覚が悪く、荷が軽すぎるので難儀。疲れは全然ない。

 まあ時間は余りあるので、無理せずのんびり歩く。

      

 小屋に到着して、休憩後「一服劔」まで偵察。

 もう下山者多数。みなさん健脚。

  

 山頂から眺めると、前劔への登りが大迫力で迫って来る。

 明日あそこを登るのかと思うと、気が重い。

    

 山頂で時間調整。くたびれた様子で、下山者続々到着。

 風が冷たいので、早々に小屋へ戻る。

 小屋で手続き済ませ、ビール二杯。

 今日はお酒はこれで打ち止め。

 夕食はカツ・魚のコブ締め等々なかなか美味しかった。

 朝食は弁当予約。

09月16日

 04時20分 出発

 05時10分 一服劔

 08時10分 劔岳

 10時50分 一服劔

 11時30分 剣山荘

 13時30分 剣御前語や

 14時50分 雷鳥沢

  早朝食堂には、お茶・お湯・オニオンスープの素が準備され、弁当組

 食事している。

 暗い内に出発。ライトの光が弱く、後から来るグループの光便り。

 先にいかせ、ルート確認しながら登って行き、一服劔では余も明ける。

 いったん下り、いよいよ「前劔」へ取り付く。

 最初はガレ場、次は鎖場。まずは前劔に到着。

 ここから一旦下り、平蔵の頭への登りとなる。

      

 ここの鎖場も厳しい。次は「カニノタテバイ」

 鉄棒を足掛かりに登って行くが、最終地点で足が届かない。

 頭を冷やすと、鎖のボルトがあるではないか。

 カッとなってはいけない。懸垂力不足痛感。

 最後の登りは、ガレ場。かなり体力消耗しているのできつい。

 山頂は360度の展望。行者さん一人法螺を吹いて下山。

      

 下山時の「カニノヨコバイ」最初の足掛かりは難なく突破。

 赤いペイントが塗られている。

 縦に下る場所がよっぽどきつい。

 一番こたえたのは、前劔からの下り。長くきつい岩場・ザレ場。

 行先が良く見える分、疲れる。

 底までつけばもうこっちのもの。

 テロテロ一服劔まで登ればあとは小屋まで下るのみ。

 さんざん怖い目に会っているので、鎖場の楽。

 小屋で一服し今日は「剣沢ルート」で雷鳥沢へ向かう。

 通いなれたるルートで、足元不安な所もない。

 まあ残雪時以外、こちらのルートの方が楽。

    

 剣御前小屋からの下りはスピードアップ。

 意外に早くキャンプ場に到着し一杯。

09月17日(土)

 06時15分 出発

 07時15分 室堂

 08時00分 天狗平

 08時50分 室堂

 10時00分 雷鳥沢

 今日の夕方から雨の予報。早々に退散するのがベストだが何となく

 物足りない。

 雨を覚悟でもう一泊。室堂から天狗平周回。

      

      

 ターミナルでビールロングサイズ2缶購入しキャンプ場へ戻る。

 早速一人酒盛り。午後から雨が降り始め土砂降り状態。

09月18日(日)

 雨・強風で停滞

  雨は構わないが、時折突風が吹く。2回ほど室堂までの道で

 痛い目に会っているのであっさり停滞決定。

 雨・風はやむこともなく、テントは最終12張程度。

 設営場所の関係上テントの下へもどんどん水が流れてくる。

 今日は何とか持ちそう。

 一日テント内で酒盛り。これも遊び。

  

09月19日(月)

 06時20分 出発

 06時50分 室堂

  美女平~立山~富山 新幹線で帰宅

  ずっと雨がやまず、とうとう浸水、シュラフまで濡れてくる。

 閉口するが、寒くない分助かる。

 食料はもう一日あるが、帰宅することにし、暗い雨の中テント撤収。

 幸い風はなく、室堂へ到着。雨具等脱ぐと、水溜りができる。

 立山町は雨だったが、富山はくもり。あの雨は何だったのかと拍子抜け。