登山メモ

酒飲みの登山メモ

2021年09月07日豊臣秀吉について

2021年09月07日 | 日記
単なる感想なのであしからず。
秀吉は、よく分からない低い身分からトップまで上り詰めた人物として
人気がある。
戯言で「鳴かねば殺してしまえ」「鳴かねば鳴かしてみよう」「鳴くまで待とう」
という話があるが、今回は「秀吉」の話。
本能寺の変から中国大返し、九州征伐まで目覚ましい活躍を果たしたお方。
国の基本形を作り直したのも彼の功績である。
しかし晩年の醜態は、非常に見苦しい。
まづは「秀頼生誕」に伴う、大粛清。
後継者として決めていた「秀次」の一族を抹殺する。
次に「朝鮮出兵」。深読みすると危ない軍事勢力を削ぐ意識があったともとれる
意味のない戦争。
そして五奉行体制で、家康に秀頼の後顧を嘆願し亡くなる醜態。
彼にはトップについたところから、のぼせたのかもとしか思えない。
家康と同様苦しい状況からのしあがったが、最後が大嫌い。
特に「秀次」の件には納得いかない。
中国史を読んでも、大体全政権を倒した後2期目が荒れるのは必定。
まあ「後はどうでもいいやりたいようにやる」とは思っていないと考えるが
秀吉は醜く・ウロン。