登山メモ

酒飲みの登山メモ

2013年05月屋久島・開聞岳3(感想)

2013年05月20日 | 日記

連休終了直後に、屋久島へ行ってきて、思ったことを

だらだらと述べていく。

1.屋久島の山の印象

 兎に角水が多い。地元のガイドの人が言っていたが水場には不自由しない。

 亜熱帯のしまで、森は深く、遠くの道は木に隠され見えない。テープがなければ

 違う方向へ行きかねない場所多数。(花山登山道・花の江登山道)

 山頂付近まで、展望のないところがほとんど。

 下は晴れていても、上は雲が覆っている状況も多くあり、山頂で何も見えない事も覚悟すべき。

 しかし屋久島は、山頂の展望だけが目的ではない。

 森の深さそのものが魅力なのだ。

 意外だったのは、苔むした岩。これがほとんど滑らない。

 ザラザラした岩に薄く張った苔。関東では間違いなく滑りそうな所でも楽に歩けた。

 苔むした森の印象としては、八ヶ岳が一番深いが、薄い苔が広がっている屋久島もまたいい。

 メインルートである荒川口から淀川入口までのルートでも十分楽しめるが、縦走するなら

 花の江登山道・永田登山道・花山登山道(皆歩道と称されている)を歩くことをおすすめする。

 勿論大人数でのツアーは論外。地元のガイドさんの案内で二三人で歩かれることもいいかも。

2.避難小屋について

  関東在住の私。避難小屋に泊まるのも楽しみの一つ。

  東北・北海道などは、ほとんど避難小屋。

  シーズンには、管理人がいて、有料のところもあるが、そこでも寝具・食料持参。

 屋久島には淀川小屋・石塚小屋・鹿乃沢小屋・新高塚小屋・高塚小屋・白谷小屋がある。

 高塚小屋は5月13日より改築され、今シーズンは使用不可だが、収容人数も増えより快適になりそう。

 鹿乃沢小屋は一番の気に入り。収容人数少ない上に、水場が直近にあり静かなイイポイント。

 こんな所へツアーで大挙の人数が押し寄せて欲しくないもの。

3.ツアーについて

  私は常に単独行。最後まで自己責任と覚悟して歩いている。

  それにしてもツアー客の多いこと。荒川口から縄文杉までのルートは15人程の

 ツアー客がひしめいていた。

 率いる人もたいへんだろうが、数珠つなぎでせっせと歩いて本当の山が味わえるのだろうか。

 山歩きに若干不安のある方におすすめは、地元ガイド。

 費用はかさむが二三人で余裕を持って歩かれれば、ツアーで見れないものがきっと見れます。

4.世界遺産と観光・環境整備

 にほんで最初に世界遺産登録されたのが屋久島。

 今年は富士山が登録されそう。

 縄文杉までの禁煙措置、ツアー客の多さ等々で感じたことを述べます。

 結局入山の人間(観光客)が増えれば下界の論理が適用されるということ。

 富士山も全面禁煙になるでしょう。昼間でも数珠つなぎの状況も想像されます。

 地元は観光需要の期待感で沸き立っているようですが、山へのケアしっかりけんとうしていただきたいもの。

 二度と来たくないと思われない富士登山への施策、地元の協力で推進されること望みます。

5.キャンプ場で宴会した方

  建設会社に努め長期休暇で屋久島にこられた方。

  2ルートあるかれたよう

   1.白谷雲水峽~鹿乃沢」小屋~花山歩道~栗生

   2.湯泊歩道~石塚小屋~永田歩道~宮之浦

 2度目の鹿乃沢小屋出会い、宮之浦海楽園キャンプ場で再会

 海岸で採った貝ご馳走になる。

 海辺で遊んでいたそう。これから釣り、モッチョム岳への登山等考えているそう。

 30代の方だが100名山などと血眼に頑張る60代の方とは大違い。

 余裕のあるたびには関心。

 場所は別にしても同じような旅をしてみたいもの

6.酒

 屋久島には代表的な酒造が2つある。両方共安房にある「本坊酒造」「三岳酒造」

 「三岳」が代表的な酒だ。鹿児島市内でも買えるが高い。

 安いのは安房の「とまり酒店」宮之浦旭町の「ワイワイランド」

 安房の酒場で飲んだ「大自然林のロックは濃厚で旨かった。

 鹿児島市内で聞いたら、おいていないとの返答。よく聞かれるということなので

 島で一度味わってみては。


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