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Qちゃんと諏訪さんがダメだったのは残念だけれど、
「夢は持たなければ実現しない」
名古屋でで9キロ付近で失速しながら、必死に完走したQちゃんの姿に、励まされます。
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野口みずきさんも、
「ビックリしました。でも、途中棄権しないところが、人間性だと思うし、すばらしい」
とQちゃんの姿に“魂”を見たと話されていました。
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年齢ってよく言われます。
比較的選手生命が長いように思われる長距離でも当然10代20代とはちがうのでしょう。
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普通の会社や役所とかなら、30代後半のきつさというのは、肉体的なものより精神的なもの・・責任がのしかかる、実務上の仕事の多さ、本当にやりたいことからどんどん離れていく、甘えられない、・・それが体に来てしまうようなところがあります。
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私個人で言えば、肉体的に、
「今までと違う。あ、これが老化現象というものか・・・」
と認識したのは43~4歳のころ。
40歳を過ぎてもがんばっていたトップアスリートの野球選手やサッカー選手も、だいたいその頃で引退する。
そんな年齢なのかなと言う感じです。
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いつかマラソンのシンポジウムで中山竹通さんが語っていたこと。
「みなさんは練習すれば練習するほど、走れば走るほど上達し伸びていくと思っていらっしゃるかもしれない。でも、走れば走るほどポンコツになっていくんですよ。だから体や筋肉のケアだどれだけ大事か・・・」
どんな世界でも、トップアスリートなら故障と隣り合わせ、故障しない人はいないとか、本当にぎりぎりの中で年齢にも挑戦しておられるのでしょう。
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50代になって、
はっきりと
「人は必ず老いる」
と感じるのだけれど、それを受け入れて悪くないと感じる自分がいます。
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細かい字は見えなくなるけれど、逆に顔のしわやしみを見なくていいのかもしれない。
ぼんやりと見ることがいいのかもしれない。
ゆっくりと空の美しさを見ながら走るのもいいのかもしれない。
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その中でも去年よりできるようになったこともある。
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人に聞かれたら笑われてしまうかもしれない、そんな夢でも・・
それでも、夢を持てる事の方が大事です。
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