今日、3月23日のお昼は京上賀茂 御料理秋山さんへ。
庭の山桜も満開で風が吹くと花びらがひらひらと舞います。
今回は次男がイタリアンのシェフ(まだまだ見習いですが)をしているので勉強の為に連れて来ました。
ご主人の秋山直浩さんです。
京都吉兆で修行され、四条縄手筋に"HANA吉兆"を出店された際に料理長に抜擢された方です。
以前にご本人から「料理長になると部下の育成や指導で自分で料理を作る事が無くなって来て面白くなかった。やはり料理人は料理を作ってお客さんの喜ぶ顔が見たいと独立しました。」とのお話を聞きました。
いつも旬の食材を使い料理をされます。
真薯は蛤
刺身は鰹、黒鯛、舌平目
蛸は明石産の手長蛸
(魚は明石産の天然ものにこだわっておられます。)
鍋には赤穂産の牡蠣やセリの野菜
ご飯は"おくどさん"で炊かれます。
お菓子は三月雛祭りの和菓子「ひちぎり」
お菓子以外は、ご主人のオリジナルです。
お店にメニューは無く、昼も夜も"おまかせコース"のみです。
ミシュラン一つ星の名店ですが、どこにもそんな表示はなくただただ料理とご主人の話術(?)だけで勝負されているのがいいですね。
食事の後は圓通寺と妙満寺にお詣りに行きますが、この日は上賀茂神社と妙満寺にお詣りに行きました。