12月19日、京都ブライトホテル螢で恒例行事の「雅の会」に参加後、錦天満宮に来ました。
天満宮は錦小路通の東の突き当たりに鎮座されています。
その錦小路通の新京極通と寺町通の間には石鳥居がありますが、両端が建物にめり込んでいるのが珍しいです。
昭和10年建立の石鳥居が先か?建物が先(所有権など)か?
調べてみるのも面白いかも知れないですね。
場所柄、外国人に人気の錦市場に近いので、ほとんどが外国の方です。
平安時代前期に菅原道真公の邸宅・菅原院で創建され、六条河原院に移った後に豊臣秀吉の政策により天正年間に現在の場所に移動しています。
地下30数メートルから湧き出た「錦の水」があり、一年を通して17~8度の水温を保っています。
古くから良質な水が湧くことから、近隣の飲食店の方がよく水をくみにこられる光景をみにします。
境内の敷地は狭いですが、多くの摂社・末社がお祀りされています。
多くの絵馬が奉納されていますが、外国語で書かれている絵馬が多いのがこちらの天満宮の特徴です。
境内には、機械仕掛けの獅子舞がおみくじを選んで届けてくれるユニークな「からくりみくじ」もあります。
宮司さまが工学部の出身でご自分で製作された「からくりみくじ」の機械です。
帰りに新しくなった由緒書を購入しました。
こちらは"京都の水"研究の第一人者で京都産業大学教の鈴木康久教授のゼミ生が制作された由緒書です。
御祭神の菅原道真公の事から御神徳、摂社店末社や境内図、錦天満宮と牛、水の聖地・錦天満宮の水〜清めの水〜、所蔵品、授与品と体系的にまとめられています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます