京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

栄摂院(金戒光明寺塔頭)の紅葉

2024年12月08日 09時07分00秒 | 日記
 11月30日の昼からは金戒光明寺の塔頭寺院のひとつ栄摂院を訪ねました。




徳川家康に三河時代から仕えた武将・木俣守勝、、、後に明智光秀に仕えたのち、晩年は井伊直政の下で彦根藩家老をつとめた武将ゆかりのお寺です。





栄摂院は安土桃山時代(1589)に創建した金戒光明寺の塔頭で浄土宗のお寺です。

通常非公開のお寺ですが、毎年秋のみ庭園が特別公開されています。

本堂、書院が江戸初期に建築されているため、庭園も江戸時代の作庭されたようです。











境内の奥には池泉があり、紅葉の映える池泉鑑賞式庭園になっています。

ここの紅葉は発色が綺麗で"隠れた紅葉の名所"でしたが?今や外国人が多く訪れるお寺になっています。

マールブランシュ×侘家古暦堂スペシャルコース(wabiyaにて)

2024年12月08日 07時54分00秒 | 日記
 11月29日は佛光寺の南側・高辻通にある京都産地鶏料理の名店wabiya さんへ。







祇園花見小路南側にある焼き鳥料理の専門店・侘屋古暦堂のハイグレード版のお店です。

マールブランシュの【ジョイフルバトン会員様限定】企画「マールブランシュ×侘家古暦堂スペシャルコース」が当選し妻とふたりで参加させて頂いた次第です。

カウンター8席だけのお店で、今日11月29日と12月1日の二日間、計16名だけのスペシャルイベントです。





会場はwabiya さんですがマールブランシュ グランシェフ(スィーツ部門商品開発のトップ)をされている齋藤 浩一さんと侘家古暦堂 で料理長をされている村上 直輝さんとのスィーツと焼鳥料理との共演です。

斎藤さんは最初「私は職人なのでトークの方はダメですので、、、」と謙遜されていましたが、それがなかなかのトーク振りでお陰で会場の雰囲気が一気に盛り上がりました。





異色のコラボレーションですが、これがなかなか、、、見た目も美しく、味も非常に美味しく、次に何が出るのか?とわくわくドキドキで食欲を掻き立てられました。

これからおふたりが何ヶ月も前から準備されてきた渾身のスィーツ、料理の数々が登場します。

① 季節のアミューズ


・レンコンチップスと鶏ササミ トマトソース添え
鶏ハムのクリームチーズ巻き
・ひとくち鴨ロース

最初から村上さんの独創性、創造力が発揮されたアミューズです。

どれも食べた事のない味、組み合わせで驚きと共に大変美味しく頂きました。

さすがに元パテシエですね。

② ごぼうのポタージュ


京野菜にも認定されている"堀川ごぼう"を使ったポタージュです。

チップスや香草、EXオリーブオイルとのハーモニーとで色々な食感が楽しめる斬新な一品でした。

③ 焼き鳥4種














焼き鳥は高価な備長炭で丁寧に焼かれます。
会場のwabiyaさんも焼き鳥専門店なので排煙設備の整った調理場があります。

焼かれている途中にもナイフで切り目を入れて均一に火が通るようにされています。
さすがにプロの技ですね。

最後の"つくね"は石焼の器にグラグラと煮立ったオリジナルソースが掛けられて提供されます。

味が美味しいのは無論ですが、カウンター越しに村上さんの調理が見えてライブ感が満載です。

焼き鳥の概念が変わる4品でした。
(斎藤さんのお言葉をパクりました!)

これからのデザート、スィーツは斎藤さんの独壇場です。

④ 赤ワインのグラニテ





ここで「赤ワインのグラニテ」とは心憎い演出です。

焼き鳥からデザート、スィーツへと味覚を切り替えるのにぴったりの一品です。
口の中がちゃんとリセットされます。

⑤ 洋ナシのロティと濃厚バニラアイス






山形県産の洋ナシをバニラと共に煮詰めて作られたロティ、、、
あるカフェで頂いた"タルト・タタン"を思い出す美味しさです。

生で頂くとあまり美味しいとは思わない洋ナシですが、パテシエの手にかかると素晴らしいスィーツになりますね。

濃厚バニラアイスと一緒に頂くと至福の時間です。
プレーンヨーグルトをかければまた、違った味わいになるのでは?と思いました。

⑥ ムースカフェとフォンダンショコラ












これこそ究極のデザートです。

フォンダンショコラは仕上げにバーナーで表面に焼きを入れるので溶けるのが早いです。
賞味期限(時間)1〜2分の究極のスィーツです。
決してお店では出せない一品です。

⑧ お濃茶の生チョコ・京檸檬のパートドフリュイ・京都紅茶2024べにへうき




いよいよ最後のデザートになってしまいました。

お濃茶の生チョコと言えば"生茶の菓"を思いますが、こちらは濃茶と生クリームと洋酒とのハーモニー、生独特の柔らかさとが抜群です。

京都の伏見で国産の檸檬が栽培されているのは知りませんでした。
国産独特の"酸味"がなんとも言えないです。

一緒に出される紅茶も京都産です。
リニューアルされる以前は和束産の茶葉を使われていましたが、今回の茶葉はどちらのものでしょうか?

口当たりのいい、和紅茶です。



最後に斎藤さん、村上さん、シニアコンシェルジュの山名さんとのスリーショットをお願いしました。

また、この素晴らしい食事会をサポートして頂いた小寺さん、、、
皆さま、お世話になりありがとうございました。

また、この様なイベントを開催して下さい。
全てエントリーします(笑)