京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

岡林院の紅葉 高台寺塔頭

2024年12月15日 08時09分00秒 | 日記
 12月11日は、岡林院のご住職に用事があって15時前にお邪魔させて頂きました。







岡林院(おうりんいん)は京都・東山
の有名寺院・高台寺の塔頭寺院のひとつです。
高台寺近くにこんな苔庭の美しい庭園があったのか」と感動を覚えるほどの素晴らしい庭園があります。









寺院としての歴史は、慶長13年(1608)に久林元昌禅師による創建で、現存する高台寺の塔頭としては最も古いばかりか、高台寺の創建より古い寺院です。

久林元昌と言う人物は、建仁寺の記録によると北政所の縁戚に当たるそうです。

江戸時代末期には高台寺一帯を襲った大火により焼失しますが、明治時代に当時の高台寺のご住職・老師が隠居所(隠寮)とすることも兼ねて再興されました。

その為でしょうか?建物もお寺らしくない数寄屋造の建物。
丸い円相の奥に仏間があり、ご本尊の地蔵菩薩像がお祀りされています。

それもそのはず、建物と茶室は下鴨の方にあった邸宅を譲り受け移築したものだそうです。









庭園内には近代の政治家・鳥尾小弥太と茶人・田中仙樵ゆかりの四畳半の茶室「忘知席」もあります。





茶室“忘知席”は裏千家を代表す茶室・又隠席の写しとされています。

障子を開けると風が吹く度にもみじの葉が落葉し、情緒満点の風景になります。

ご住職が代わられ、公開の機会も増えています。



3年前に復活した「京都東山 福めぐり」でも3日間公開されます。




佛光寺「白書院」と大行寺 まいまい京都

2024年12月15日 07時55分00秒 | 日記
 12月5日は、まいまい京都の"【大行寺】2つの非公開寺院を貸切拝観!本山白書院&大行寺で極楽カフェタイム"に参加しました。
相変わらず長いタイトルですね。









先ずは大行寺の本山「佛光寺」を拝観します。
一般にも公開されている阿弥陀堂と御影堂を拝観しました。



阿弥陀堂の奥には聖徳太子像と後醍醐天皇像がお厨子の中にお祀りされています。
この日は偶然に聖徳太子像のお厨子の扉が開いていましたが、単眼鏡で見てみましたが中が真っ暗で全く見えませんでした。
(写真は佛光寺HPからの転載です。重文)

次に親鸞聖人の像をお祀りしている御影堂へ。
ご本尊をお祀りしている阿弥陀堂より御影堂の建物の方が大きいのが浄土真宗本山の特徴です。





境内の銀杏の紅葉が綺麗です。
銀杏の木はお寺が火災に見舞われた時には水を放つとの伝説があります。

実際に銀杏の木は水分を多く含み、燃えにくい事からお寺や神社に多く植えられいます。

次に今だに立ち入った事のない佛光寺「白書院」を英月さんが案内して下さいました。
今日の僕の目的のひとつです。











御影堂の奥にこんな素晴らしい空間があったのか!
丁度、紅葉も見頃でまるで別世界にいるかのような感覚に落ち入りました。

英月さんをモデル?に紅葉との共演です。













額にあるように別名「龍臥城」とも呼ばれているそうです。





錦秋の佛光寺を後に、次に英月さんの自坊の大行寺へ。










本堂のご本尊は快慶作の3尺阿弥陀如来立像(国の重要文化財)が、、、素晴らしく美しい阿弥陀さまです。写真はネットからお借りしました。)

堂内では洋菓子の無店舗販売をされている「オーレリー」さんがスタンバイされています。





英月さんのウィットにとんだお話を聴きながらオーレリーさんのチーズケーキ2種類とオカフェの珈琲を頂きました。

他のお店には無い手作り感満載のチーズケーキ、オカフェ岡田さんの珈琲に舌つづみ、、、、
まさに至福の時間が流れます。





英月さんのツアーは"まいまい京都"で4度来ていますが、毎回、趣向の違った内容で飽きない内容です。