京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

湖南三山 常楽寺の紅葉

2024年12月04日 09時20分00秒 | 日記
 11月28日は、クラブツーリズムのバスツアーで湖南三山巡りの日帰り旅に。



毎年、湖東三山と永源寺にはバスツアーで行っているので、今年は趣向を変えてみました。







湖南三山巡りの最初のお寺常楽寺の境内に入ると鮮やかな紅葉が迎えてくれます。

常楽寺はのどかで閑静な集落にあります。境内へ入ると、桧皮葺の風情ある本堂と、その後ろに悠然とそびえる三重塔。共に国宝に指定されている威風堂々とした名建築で、その重厚さはさすがに圧巻さを感じます。

















本堂内でご住職のお話をお聞きします。

奈良時代中期に良弁(ろうべん)僧正が開いた「阿星山五千坊(あぼしやまごせんぼう)」の中心であり、平安時代初期には長寿寺とともに歴代天皇の尊崇が厚かったといいます。





 山門に続く広い境内の木立の参道の奥に、国宝指定の和様の大きな本堂がどっしりと立ち、古寺らしい落ち着いたたたずまいを見せています。現在の本堂は、南北朝時代に再建
されたもので、中央には秘仏の木造千手観音坐像が安置されています。

また、本堂横の石段を登ると、すぐれた形姿の三重塔があり、背後の樹林とが美しい調和を見せています。







寺宝である仏涅槃図(ほとけねはんず)や源信(げんしん)が描いたといわれる浄土曼荼羅図(じょうどまんだらず)、良弁が愛用したと伝えられる錫杖(しゃくじょう)などは、いずれも国指定の重要文化財で、建造物・彫刻・絵画・工芸品と多彩な古文化財をお持ちです。



次は長壽寺に向かいます。

(本堂内は撮影禁止なので掲載の写真はネットからお借りしました。)