京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

京都の師走

2024年12月25日 07時50分00秒 | 日記
 今年もよく京都に通った一年でした。
会社の休みは基本的に月9回ありますが、ほとんどが京都に通っていました。
(時には奈良や滋賀、和歌山にも行っていました。)









嵐山の湯豆腐の名店「嵯峨野」。













その近くには「パンとエスプレッソと」があり、美味しいパンとコーヒーと藁葺き屋根の雰囲気を求めて常に待ち時間が長いお店です。











いつも青山ご住職にお世話になっている高台寺の塔頭寺院のひとり岡林院です。
嵯峨野の祇王寺に負けない苔庭の美しさがあります。

晩秋には落葉した紅葉の葉が苔庭や庭園の敷石に映えます。
東山界隈で一番美しい庭園だと思っています。











高台寺の紅葉も捨てがたい美しさがあり、夜間拝観で臥龍池に映り込む紅葉は館内物です。













かって伏見城から移築され、火災で失われた小方丈を現在再建中です。
2026年の完成が待ち遠しいです。

















あれ寺であった高台寺を、今の押しも押されもせぬ観光寺院へとされたのは前の執事長・後藤典夫さま(現・圓徳院閑栖住職)と専属庭師を約30年務められ、現在の素晴らしい庭園や景観を作る上げられた北山安夫氏の功績が大きいです。

京都のお寺で夜間拝観を始められたのは高台寺です。
特に歴史ある仏教寺院は皆、総反対だったそうです。

しかし、夜間拝観に反対していたお寺も今や夜間拝観に積極的になのは皮肉なものですね。





帰りは四条通を西へ。

南座では師走の風物詩「吉例顔見興行」が行われ、出演される役者の名前が書かれた"まねき"が上げられています。
この光景を見ると師走の慌ただしさを感じますね。

年内、最後の休みは28日、美味しいお昼を頂き、京都の師走を楽しみたいと思っています。

掲載の写真は嵐山は16日、高台寺・岡林院は11日に撮影した写真です。