森野旧薬園では250種を超える薬草が栽培され 四季折々に花を咲かせます。
この時期は比較的花が少ないのですが それでも珍しい「薬草花」のいくつかに出会えました。
薬園に入って間もなく 「ショウジョウバカマ」の薄紫と白の花を見つけました。
近くに「イカリソウ」が可憐に花を咲かせていましたが 昨年はあちこちで散見されたのが今年はこの場所のみでした。
こちらの「ヒトリシズカ」は まだ開花前で蕾の状態です。(開花すると白いブラシのような花が咲きます)
薬園の山頂付近で見られた花としては まずは「ヒマラヤユキノシタ」!
続いては 名前の通り地面すれすれに咲く「クサボケ」です。
こちらは「ハシリドコロ」で 鎮痛等の薬効もあるものの有毒の植物だそうです。
これも有毒植物の「クサノオウ」です。
薬草の成分は 病魔を攻撃するので 部位や用い方により毒になるものも多いようです。
「バイモユリ」は園内のあちこちで群生していました。
そして こちらのカエデの新芽と「咲き初めの花」も美しい!
上方に赤く写っている木は カエデ科の「花の木」という名の高木で 今は花期のようです。
薬園は小山ですので 園内を一周すると良い運動にもなります。
昨年も報告しましたが 「森野旧薬園」は珍しい植物を見るには穴場的存在ですよ。