おとろ日記

サンデー毎日な日々の生活を綴っています

山の辺の道に佇む千古の寺!・・・長岳寺 紅葉 地獄図

2021年12月01日 06時02分46秒 | お出かけ

 「山の辺の道」チョイ歩きの際に 弘法大師が創建し千古(約1170年)の歴史ある寺院「長岳寺」を拝観しました。
大門の向こうに参道がみえていますが 平戸つつじの生垣で春には両側が真赤に染まるそうです。

 

 その先には 日本最古の鐘門(上層に鐘が吊られていた)である「鐘楼門」があり 長岳寺創建当初の唯一の建物です。
この門をくぐると 本堂や池が設けられた庭園になっています。 

 

 こちらが「本堂」で 訪問時には丁度 安土桃山時代に狩野山楽筆でこの寺に伝わる「極楽地獄図」が公開中でした。
この地獄図は 縦3.5m 横11mもある迫力満点の大作です。

 

 そして境内の庭園では いたるところが赤く色付き 最盛期は少し過ぎていたものの 池への映り込み等も風情がありました。

 

 気に入つた場所を ピックアップすると・・・

 

 伽藍等建物と合わせると 良い感じです。

 

 こちらの庫裏は 室町時代の書院造りの様式を残した 堂々たる「檜皮葺き」の屋根を備えています。
そして内部には 昔の台所の様子が残されていました。

 

 初めて訪れたのですが 千古の歴史を経て重要文化財も多く また庭園も見ごたえがあり さすがの寺院でした。

 立地的にも「山の辺の道」の中間点に位置し ハイカーを含め参拝者も多いようです。


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