会社OBの同好会「花鳥の会」の企画で 岐阜県と滋賀県の県境に位置する「伊吹山」を久々に訪れました。
ここは日本百名山の一つ 山野草の宝庫で バスを利用すると山頂近くまで運んでくれ 手軽に花と絶景を楽しむことが出来る人気の山です。
登山バスの終点山頂駐車場は標高1260mで 山頂は1377mですので 100m余り登るだけで三角点に到着します。
また周りに遮るものがないので 眼下には琵琶湖や濃尾平野 遠くには穂高連峰や槍ヶ岳 御嶽山 白山等の日本アルプスの山々が望めます。
今回の一番の目的は 今が盛りの山野草の花々ではありますが まずは当山の特徴を写真で紹介してみます。
登山道は良く整備され 年配者にも歩きやすくなっていますので 周りの花を見ながらのんびりと散策が可能です。
山頂に近付いてきました。
登山道周りには 盆栽のような形の良い木々や 秋吉台を連想させるような剝き出しの石灰岩が沢山見られます。
山頂には 「日本武尊(やまとたける)像」が祀られています。
続いて 伊吹山に生息する動物を紹介します。
登山道脇のブッシュでは ウグイスやホオジロ等の野鳥の囀りは聞こえましたが中々姿を見せてくれません。
そこで まずは野生の「鹿」からですが 最近生息数が約600頭にも増えており 花やブッシュの食害も深刻なようです。
この日も 山頂近くの木陰に多くの鹿が確認できました。
また伊吹山は 翼を広げると約2mにもなるという 巨大な猛禽類「イヌワシ」の生息地としても有名です。
こちらは 山頂の茶店に展示されていたものですが 2017年にカメラマンの方が撮られ 新聞にも掲載された有名な写真です。
鹿の子を捕らえて 飛んでいるという驚きのショットです。
そして ドライブウェイ途中のウオッチングポイントにも イヌワシを狙う多くのカメラマンの姿が見られました。
伊吹山は見所も多い魅力的な山なのですが 惜しむなくは登山バスの便が悪い点でしょうか。
昨年までは 関ケ原発の便もあったのですが 今年は米原初の一日一往復(11:15分発 帰り15:20分発)のみになっていました。
この投稿では花は登場しませんでしたが あちこちに山野草は咲き誇っていましたので その様子は引き続き報告しますよ。