王静さんの書かれた『現代中国茶文化考』という本、興味深く読みました。
何年か前、王亜雷さんと顧文さんをお呼びして中国のお茶について語てもらったことがありました。
そのとき、子供の頃はお茶を飲む習慣がなかった、お茶は配給制で容易には手に入らなかった・・という話を聞いて、びっくりしました。中国でも、ごく一部の地域のことだと思っていたのです・・・
今回、王静さんの本を読んで、状況がよくわかりました。
でも、当時の資料が全くないので、「人民日報」をすべて読んで、その記事から当時を類推したのだそうです。
なんと、戦後、1970年代まで、中国ではお茶を飲む習慣が失われていたそうです!
ご飯を食べるのも忘れて、読みふけりました。中国の「茶文化」がよく理解できました。
それで、早速、王静さんをお呼びして、茶学の会でお話ししてもらうことにしました。
乞うご期待!!
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