きのう、何かを見てて、「みっともない」と言う言葉が頭をかすめました。とたんに、映画「幸福の黄色いハンカチ」を思い出したのです。最近、よくこんなことがあります。やはり、少し変ですね・・・
で、どんな関連かと言うと・・・
あの映画の中のどこかのシーンで、高倉健が、武田鉄矢に言います。「草野球のようだ・・」武田鉄矢がきょとんとしてると、少し照れた様子で「みっともないということじゃ」といいます。「みっともない→ミットもない」・・そうなんです。高倉健の時代、草野球ではミットがなかったのですね。よくわかります。
私もミットを見たことがありませんでした。大変あこがれました。代用品にサンダワラ(桟俵)を使たりしました。桟俵を知ってる人もいないでしょうね。
ネットから拝借すると、こんなものです。米俵の底に敷くものです。ミットに似てます。こんなのもを代用品にして、嬉々として野球をやってたのです。ボールは・・? 最初は布で作ってましたが、ゴムボール(テニスボール)に・・
グローブもありませんでした。絵をかいて母親に作ってもらいました。綿を詰めた大きな手袋が出来上がりました。手を入れるとこがありません。
昼寝の枕になってしまいました。
昭和20年代、ずいぶん昔の話です。
あのころは、クマゼミはあまりいなくって、アブラゼニとニイニイゼミでした。気候も世の中も変わりました。
暑さの質が違います。
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