先ほど、お葬式に行ってきました。松永正治さん。享年90歳。
何を頼んでも断ることのなかった方でした。
あれは、1988年、もう32年も前ですね。
台湾でお茶のシンポジウムをやったことがあります。海外でこのようなシンポジウムをやる経験の全くない時代です。おまけに、台湾と国交断絶してすぐの頃・・
八方手を尽くして参加者を探しましたが、なかなか集まりません。その時、松永さんはお茶農家で、農業経営士でもありました。このような集まりに、どうかなと思いながら、声を掛けたら、即座に「いいよ」と言ってくれました。海外ですのでお金もかかります。
結局、この時は、山西貞先生以下12名が参加し、日本の面目を保つことができました。
その時の、集合写真の一部・・
真ん中右寄りが松永さん。左の方に、わたしも。その上が小国先生・・・
当然みんな若かったのです。
あの頃は、前後の見境もなくずいぶんいろんなことをやりました。でも、いま思うといい思い出になりました。
最近はどうなんでしょうか。
松永さんみたいな方もいなくなったような気がします。
その後も、陝西省法門寺、安徽省の黄山、浙江省の寧波などご一緒しました。
ご冥福お祈りします。
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