明日からワールドシリーズ。今年最後のアメリカの野球が楽しめます。
アメリカの野球は、公正より機会の平等に重きが置かれているようです。
そういえば、ずいぶんえげつないことをやります。あまりひどいと処分されますが・・
滑り込んで体当たりしたり、相手の足を引っかけたり・・、何年か前、日本から行った二塁手が、それで骨折しましたね。
やられる方も悪い・・という意識もあります。
アメリカの野球場は、それこそさまざま・・・
レッドソックスの本拠地。レフトのフェンスの高さが11mとか・・ちょっとやそっとではホームランになりません。でも、敵味方、機会は平等。
アストロズの球場。センターの奥が小高い丘になっています。傾斜30度。おまけに、グランドの中に電柱のようなポールが立っています。
ボールが当たるとどちらにはねるかわからない。第一危なくってしょうがない。日本じゃ絶対認められないでしょうね。アストロズの会長の名を取って「タールの丘」というのだそうです。
残念ながら、スタンドの拡張で2016年に無くしてしまったそうで・・
シカゴにあるカブスのホームグランドは、大変由緒ある球場です。フェンスは、一面ツタに覆われています。
ツタの中にボールが入ってわからなくなることはしょっちゅう・・その時は自動的に二塁打。
草野球と同じですね。
日本では、うまくいかないとグランドのせいにしたり、監督のせいにしたりしますが、アメリカでは全部自己責任。
与えられた条件下で如何に実力を発揮するか。結果がすべて。胆力、遂行力、不屈さ、チーム内の信頼、など 戦う姿勢が日本と違います。
日本人のひ弱さ、これから世界を相手に大丈夫かな・・なんて野球を見ながら考えてしまいます。
野球を見ながらこんなことを考えるのも日本人的ですね・・・おたがいさま
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