昨日は、大阪駅の近く、宝塚大学で開かれた国際伝統藝術研究会に出かけました。
阪急電鉄駅から大学までの道の両側にはたくさんの食堂が並んでいます。大阪らしく安くてボリューム満点。
なぜか、今回も赤のれんののれんをくぐってしまいました。
チキンカツ定食・・720円也
午後一時、研究会はいつも副会長のヘンネマン先生のご挨拶で始まります。
いかにもドイツの方らしく律儀で几帳面なお話をしてくださいます。
いつも、演台には素晴らしい生け花が飾られます。
北京大学のトウ グン先生。長いお付き合いですが、久しぶりにお目にかかります。今回の目的の一つ・・・
ところで最近、やっと気が付いたのですが、これまでは自分と関係のある話ばかりを聞きに行っていました。
そのけっか、得るものはほとんどないことに気づいたのです。自己満足を得るために行ってたんですね・・・
ところが、この国伝研は違います。全く私の知らないことばかり・・・予備知識もありません。
それをいきなり聞くのです。その新鮮なこと! 脳みそが十も二十も若返ります。
今回も・・・
「現代における花道文化の位置」「体書の現代的展開」「伝統芸術 実践と人文学との関係はどうあるべきか」「世界の中での東洋伝統芸術」・・・こんなお話をなんの予備知識もなく聞くのです。
一語一句が新鮮そのもの・・退屈することなんて全くありません。
最後は、いつものように会長の倉沢先生がまとめてくださいます。大学の教室みたいです。
帰りの新幹線ではいつものようにビールを飲みます。その美味しいこと・・・
またここで十歳若返ります。
国伝研バンザイ!
・・・