一碗

みんなで楽しく、
何でもありのお茶人生・・

こんなおいしい紅茶ができるなんて・・

2020-04-30 20:25:30 | 日記
気温が上がってきたのでお茶の芽があっという間に育ちます。
大急ぎで紅茶づくりの第二弾・・・

昨日摘んだ葉も大きくなっているので乾きが早い・・・
      
湿り気を戻すために、まとめて積んでおきます。でも、あまり変わらない・・・

      
水分がどれほどかわかりませんが、葉はぱさぱさ・・・
青臭みのない紅茶を作るには、萎凋を十分に・・乾きすぎても構いません。ただ、形は大柄になります。
すり鉢に入れて25分ほど、ごりごり・・

      
かなり不ぞろいですが、かまいません。バットに広げます。

      
お湯で湿らせた布巾をかぶせます。コタツの中に・・・測ったら28~30℃

      
1時間後の状態です・・・お天気がいいので、電気代を節約するため外の天日に・・

      
約1時間・・・

      
なんだか汚い色になりました・・・気にしない

でも気になって、外はやめて再びコタツの中へ・・約40分
      
まあ、こんなところかな・・というところで発酵終了

      
ホットプレートにキッチンペーパーを敷き、その上に移して、さらにキッチンペーパーをかぶせます。
温度は、100度に設定。

      
1時間経ちました。カリカリに乾燥・・出来上がり

      
缶に入りにくいので、適当に揉んで細かく・・・見た目は悪いけど香りは満足!

早速入れます・・
      

先日のとまるで違って、ボディのある紅茶らしい紅茶・・
毎朝飲んでるディンブラよりいいね・・の評も・・

「やぶきた」でも作り方でいろんな紅茶ができるもんですね・・

なお、使った茶畑は、十年以上無肥料無農薬・・・そのせいもあるかな・・

お茶づくりは、易しいけど難しい。


・・・
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手づくりのお茶づくり

2020-04-29 16:33:03 | 日記
新茶の季節・・横の放任茶園のお茶の芽がきれいに伸びてきました。 そこで・・

お手製のお茶を・・ありあわせの道具を使って誰でもできるお茶づくり・・

まずは、蒸し製・・家庭の蒸し器を使って、あとはホットプレートで・・
      

少し蒸しが足らなかったらしく、渋味が少し強いお茶になりました。 それでも、まあまあ・・

つぎは、ホットプレートで釜炒り風に・・・
      

今度はうまくいって、爽快感たっぷりの新茶らしいお茶に仕上がりました。

今年は、時間がたっぷりあるので、紅茶と白茶づくりも・・
まずは、紅茶から・・・
      
一芯二葉摘みなんて根気はないので、適当にひんむしくって・・・24時間室内放置

      
すり鉢でごりごり30分ほど力を込めてすります・・

      
それを、バットに入れて濡らしたふきんを掛けます。それを、コタツの中に・・温度は30℃・・

      
1時間後の状態・・少し赤くなってきました。

      
2時間後の状態・・30度では少し温度が足らないかも・・と思って、布巾を掛けたまま外の日向へ・・

      
1時間ほど置いたら、大体いい色になりました・・
そこで、ホットプレートにキッチンペーパーを敷き、そこに移して上からキッチンペーパーをかぶせます。
温度を100℃くらいに設定して、約一時間。

      
できあがり・・・少し揉んで小さくしてありますが、紅茶らしくなりました。

早速、入れて飲んでみました。
      

青臭さもなく、爽快で、適度な苦渋味もあり、とても「やぶきた」で作ったとは思えない出来栄え・・! 自画自賛。

外出自粛のいま、静岡では家庭でできるお茶づくりが超お薦めです。

紅茶や白茶なら、ホットプレートだけあれば、何の道具も技術もなくってもできます。


お天気もいいし・・・

・・・      
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尖閣問題直前の中国

2020-04-28 14:09:38 | 旅行
2010年、いまから10年前の6月17日~24日、福建省にいたのです。
思えば、この年の9月7日、尖閣諸島海域で衝撃的な事件が起こったのですね・・・

日中関係が一変しました。これがなければ、私の身の回りも変わったかもしれません。

この数年前から中国は急速に変わってきていました。
勿論、ほんの一部しか知りませんけど、大変興味深いことが始まっていたのです。

説明すると長くなるので省略して、福建省に何をしに出掛けたかということを・・・

説明すると長くなるので省略・・・

      
今回現地で合流した方々・・・

日本有機農業研究会の会長さん、「ぶんちゃんボカシ」の創始者、大分大学の先生、太極拳の達人・・・など
例によって、接点不明・・強いて言えば、「環境保全型農業」!

「第8回中国・海峡項目成果交易会」「海峡両岸緑色農業交流合作シンポジウム」というのが今回の集まり・・

で、まずは前者のイベント・・
当時中国で力を入れていたのが、海外の技術導入・・最も手っ取り早い方法です。

早速、むこうのお茶企業のコンサルタントに・・契約書を交わします。
      

最初は戸惑いましたが、大体様子がわかってきました・・・いかにも中国的です。

翌日は、もう一つの会議・・・いうなれば、「環境保全型農業」・・真面目な会です。
      
      

大体こんな感じで発表します。私は流ちょうな日本語・・左にいる通訳の女性は流ちょうな中国語・・
果たして正確に話が伝わっているかは、神のみぞ知る・・

そのせいか、質問が沢山あります。これは大変いいことです。
日本では、こんな時、殆ど質問をする人がいません。なぜでしょう・・?

昼食は、田舎料理を・・・このころから? 中国では田舎料理が流行ってきましたね。
とにかく、すごい田舎に行って、そこの農家の手料理?を食べるのです。豪快です。
      
      

福州市内から車で1時間ほども・・
なんでも、近い将来、台湾からの海底トンネルの出口がここになるとか・・・

市内見物もふんだんにしましたが省略。  ただ・・・
私が、「日本中国茶芸師協会」の理事長であることが知れると、行く先々の茶芸館の茶芸師の女性が記念撮影をと・・・
      

こんなことは、日本ではありませんね・・・中国はいいところです。

ある企業のコンサルタントになったのですから、その企業を訪問しないわけにはいきません。
建歐というところにあります。遠方なうえに、なんと大変な豪雨!

      
右手の川は氾濫寸前、左の山は崩落中・・・日本では絶対に行きませんね。でも、中国ではこれくらいのことでは動じません。

      
無事に、企業見学も果たして・・

折角なので、かの有名な北苑御焙遺跡へ・・
      
      

ずいぶん田舎なので、よほどでなければ行かない場所でしょうね。
でも、知る人ぞ知る日本でも有名な場所であり、石碑です。

この十年で、中国は大きく変わりました。
福建省とのお付き合いを通じて、肌で感じることができました。

持つべきものは、呼んでくれる友ですね。

・・・

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日本茶インストラクター協会10周年記念

2020-04-26 12:25:56 | 日記
10年前、3月27日、日本茶インストラクター協会静岡支部設立10周年記念式典が開かれたのです。
設立当初から関係してたのですね・・
      
      
      
      平成の売茶翁さん・・・いまと変わりませんね。

そして、今年は20周年。盛大にお祝いする段取りだったようですが中止に !


あっという間の十年って感じですね・・・

30周年は、出席できませんね・・・たぶん。


・・・
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10年前の茶神888

2020-04-26 11:34:08 | 日記
2010年、このころ、茶神の露払いみたいなこともやってたんですね・・有神論者なので・・・
で・・ 3月、県庁へ お茶関係者を励ましに ?

      

茶神888の一つのシンボルが、防霜ファン・・・エレベーターに入るかな‥と心配しました。
守衛さんに説明するのも大変でした。

      
まずは、部長さんにご挨拶・・・

      

皆さんから大変歓迎されました・・

そして、5月2日、八十八夜(888)・・静岡空港に出向きました。新茶の宣伝に一役・・
      

      知事さんにも・・・


このころ、お茶は元気でした。

最近の低迷・・そして、コロナ・・・


いまこそ、神様におすがりしなければ・・と思うのですが。


・・・
      
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チャ茶の閉店

2020-04-25 16:29:10 | チャ茶
4年間、掛川市内の空き店舗で続けてきたお茶のたまり場、「チャ茶」の閉店も2010年でした。

店賃が7万円、その他も含めると月々10万円弱。単なる物好きでは済まなくなりました。

で、3月末をもって閉店・・・皆さんいろんなことをやって名残を惜しんでくれました。

      
茶神888は、「にが王」?(似顔絵を描くので・・)を連れてきて、盛り上げてくれました。

      
亜湖さんも、何やら特製のお点前を披露・・・

      
遠方からも・・・おなじみさんがあちこちにいましたね、北は北海道、南は沖縄。とにかく4年間ですから・・

      
閉店を聞きつけて、大学の学長さんや県の部長さんも・・・
大学の食堂でどうか・・・とお声をかけていただきましたが、静岡まで通う馬力もなく・・

3月22日、最後の日・・・
      
    韓国の長田さんからお花も届きました。
      

青春18きっぷを使って大阪から来た方もありました。名残惜しげにいつまでも・・・

      
          
机も椅子も棚も・・飾ってあった茶器も二束三文で処分。
少しもったいなかったな~

そして・・

      

誰もいなくなりました。がらんどうのチャ茶・・・

現在は、建物もなくなりました。10年の歳月・・・


・・・
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国産紅茶のエポック

2020-04-24 13:03:25 | 日記
十年前、2010年は、思えば国産紅茶新時代の幕開けでした。

この年、3月と10月に国産紅茶の大々的なシンポジウムを開いたのでした。
      
      
      この本は、当時のバイブル的な本でしたが、絶版・・

3月は、掛川で「よみがえる夢を世界に」と題して・・場所は、生涯学習センター
      

県内のお茶屋さんでは、まだ、なんだ、国産紅茶なんか・・って受け止めでした。

全国から200人くらい集まりました。
      
      数少ないかつての紅茶を知る竹尾さんにもお話を伺いました。まだ、お元気です。

      
      あの頃、フロンティア的な活動をされていた静岡の中村さん、
      鹿児島の田中さん・・・現在もご活躍中

      
現在も活躍している県内の紅茶生産者の方々にも出店してもらいました。

そして、10月は、静岡で行われた「世界お茶まつり」の会場で「世界に羽ばたく国産紅茶」と題して・・
      

この時も大勢の参加者がありました。

充実した講師陣・・・
      
      角山先生もお元気でした・・
      
      そして、磯淵さんも・・・

紅茶出店者には、新しい顔ぶれも・・
      

この年には、地紅茶サミットも静岡で開かれました・・6月?

国産紅茶にとって、大きな時代の転換期だったような気がします。

「振り返れば未来・・」元静岡文化芸術大学学長木村尚三郎先生のお言葉です・・・


・・・


      
      
      
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紅茶は蓋碗で

2020-04-23 14:56:58 | 日記
最近、紅茶は、ポットで入れるのをやめて蓋碗で入れています。

それのほうが、それぞれの特徴が出て面白い・・

      
      上海の市場で買った滇紅・・四煎目
      
      100g1500円の川紅・・・三煎目
      
      台湾の小葉紅茶・・・三煎目
      
      スリランカ・ウバ・・・三煎目

ヒマなので、いろんなことをやってます。

・・・
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世の常とは言うけれど・・

2020-04-22 16:51:58 | 日記
15年前の新聞の切り抜きが出てきました。
      

かつて、静岡県に茶文化振興協会という団体があって、茶文化の普及啓発活動を熱心にやってました。

しかし、日本人は文化にお金を使う習性がありません。

で、この協会も平成17年3月をもって解散することになりました。

で、ここに蓄えられていたお金(結構な金額です!)を、出資団体へ返すことにしました。

ただし、茶文化関連事業に使うという条件で・・・

で、各団体とも、こぞって茶文化にひとかたならぬ理解を示しました。めでたしめでたし・・となるところなんですが・・

15年経った今、どこをみても文化の「ぶ」の字もみえません。

世の中って、そんなもんだよ・・・で、いいのかしら・・


・・・
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十年前の後ろ頭

2020-04-21 10:04:40 | 日記
2010年2月28日、「茶学の会」の例会。二か月に一回開いていました。

このころの会場は、掛川市立図書館・・・
      

拡大してみると、この時の講師は、松下智先生。

みんな後ろ頭なのに、どなたなのか大体見当がつきます。後ろ頭にも表情があるのを知りました。

右側で質問に立っているのは、東京の古橋さん・・その横の横は、いまは亡き此本さん・・・

懐かしい頭の数々・・・。



松下先生は、今年90歳。
だとすると、ラオスの山奥に行ったときは80歳! 今の私と同年!

勇気をもらいました。


・・・
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