焼酎「いいちこ」を作り上げた西太一郎さんが亡くなった、と今日の新聞で知りました。83歳。私よりずっと上だと思ってたのに、ほぼ同じ・・・
ネットから写真を拝借・・・
お会いしたのは、かれこれ30年前になるかも・・・印象は変わらない。
改めて、ネットでいろいろ見てみました。
とくに、「デザインの魂のゆくえ 西太一郎」というインタビューは必見!
1991年に、静岡でわが国初のお茶の国際シンポジウムが開かれたのです。
手作りです。なんといってもお金集めが一番の課題。いま思うとホントに良くやったと思います。集めたお金が約3500万円、このうち寄付金が約2000万円。とにかく手あたり次第・・・ということで、当時、「いいちこ」で売り出し始めた「三和酒類」にもダメもとで広告代をお願いしたのです。
・・うちは広告を出す対象を決めていて、これまでこのような広告の経験がない、でも、趣旨に賛同するのでといって、わざわざ、小さな版下を作って送ってくれました。そして10万円。
それで、翌年だったか、帰省のついでに宇佐にある会社にお礼に伺たのです。
そのとき、非常に興味深いお話を沢山伺ったのです。
今回、上のインタビュー記事で改めていろんなことがわかりました。
あのとき、すでに「いいちこ」のポスターは盗まれるポスターとして有名でした。
こんな縁もあって、あの年か次の年に静岡の松坂屋で「いいちこ」のポスター展を開いたのです。
あの時伺ったのは、宣伝はすべて芸大の先生にお任せしているとのことでしたが、それが河北秀也さんだったのですね。
改めて、河北先生の御本を探して、4980円の御本を1007円で注文・・・
あらためて、経営におけるデザインの必要性を学びました。
いろんないいお話が出てきます。
「無いと思うな運と災難」
西さんが振り返っていってましたが、運が良かった・・と。
河北さんとの出会いも運でしょうね・・・
私も、「運」を信じてるのです・・・私も運が良かったと・・・
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