一碗

みんなで楽しく、
何でもありのお茶人生・・

国伝研

2017-10-30 09:28:43 | 旅行
       

土曜日、台風を気にしながら大阪へ。

年二回開かれている「国際伝統藝術研究会」へ。なぜか面白い会なんです。

「芸」も「藝」と書きます。硬そうな会なんですが、会長の倉沢先生に伺うと「なんでもあり」だそうで・・・

毎回、どんなお話が聞けるか予想できない会なんです。

      

      

      

毎度のことながら、副会長のヘンネマン先生の開会のご挨拶も興味津々。含蓄のあるお話。
今回は、いまはやり?の世界遺産登録への疑問・・・確かに考えてみる必要がありますね・・・

岩田明子さんからは、元禄時代、藪内竹心が当時の茶の湯の乱れを直そうとしたお話。この会ではよくこのようなお話が出ます。どうも、いつの時代にも茶の湯の俗っぽさが問題視されたようで、案外これが茶の湯の神髄なのかもしれませんね。おもしろいですね~

それから、山本いそさんのお話。これが面白い。「体書」(体に文字を書く行為)で有名な方だそうで、「耳無し芳一」のお話。
なぜ、耳にだけ経文を書かなかったのか・・・いままで考えたこともありませんでした。現代にも通じる奥深いお話でした。

特別講演は、平山啓二先生による「グローバリズムとプルーラリズムー和辻哲郎の風土論再考ー」
一時間くらい討論の時間がほしい面白い内容でした。
大阪まで往復で15,000円くらいかかりますが、脳みそと心の若返りを考えると安いものです。

そのあと、谷晃先生のご講演もあったけど、岐阜に行かなければならないので、途中退出。心残り!


翌日は、久しぶりの岐阜のまち・・・

      

かの有名な「柳ケ瀬」通りのいま・・! 日曜日なのに人影もまばら、開いているお店もほんの少し・・
いずこも同じとはいえ、日本の商店街、どうなるんでしょうかね~

名鉄各務原線に乗って昔の下宿先を訪ねました。

      

善休寺というお寺です。55年ぶりです・・・

最近、このような昔の場所や人にあってみたいと思うようになりました。

時代の流れを実感できて、大変面白い。 歴史を体感できるのです。

お勧めです・・・


・・・



      

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一昨日のチャ茶

2017-10-27 09:58:52 | チャ茶
      

      

      

一昨日も雨、晴れの予想だったのに・・・ほんとに最近のお天気は変です。

チャ茶 11時半に開店。

例によっておにぎりを二個買ってきて、お茶を入れます。

今日は、高知は国友農園の「りぐり茶」・・「りぐり」の意味を伺ったのですが忘れました・・

食後は、重焙煎の安渓鉄観音、名古屋の茶遊苑さんからの頂き物。

気分を変えて、径山茶の逸品を・・大事にしすぎて少し変質。でも、まあまあ・・・

午後、しばらくしたら加藤さんご来店。そこで、今日のメインのお茶を・・・

     

今年の全国茶品評会で一等一席・農林水産大臣賞を受賞した栗崎園さん(10キロの部)と太田園さん(4キロの部)のお茶。

はやばやとこのお茶が飲めるなんて、チャ茶だけですよ。きっと・・・

さすがに・・まさに口福 !


水のさんもご来店。例によってあちこちのお茶をご持参。居ながらにして大いに勉強になります。

最近、あちこちにお茶のお店ができています。隠れカフェ! 驚きです。

ご紹介は次回。


でも、次回11月1日は都合で「チャ茶」は臨時休業。


・・・
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紅茶の起源

2017-10-23 15:07:28 | 茶学の会
               

 

台風一過、夜中に台風通過で、風がひどかったけど、耳が聞こえないので安眠。

すがすがしい朝日、西の空には虹が・・・

アレコレ急ぎの用があったけど、昨日の山口先生の「紅茶」の起源のお話が気になって・・・

紅茶はいつできたのか・・・もちろんわかりません。
18世紀半ばに福建省星村あたりで「黒色紅湯」のお茶が登場して、これが元だろうというのが定説。

で・・・「紅茶」の初出は・・「black tea」の初出は・・

最近は、信用のできる書物、文献がめっきり少なくなりました。
インターネットが最も信用できない!

ですから、ネットを利用したお話は、あまり信用しない方がよろしいかと・・・

紅茶については、滝口明子先生の「英国紅茶論争」で勉強させていただいています。
中国のお茶の歴史を英国の古い資料から読み解いているのです。


あっというまに午後3時・・・


・・・            
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紅茶の話

2017-10-22 19:28:22 | 茶学の会
      

今日は、茶学の会の「お茶おもしろ話」

わざわざ東京から山口聡先生にお出でいただき、金谷と紅茶のお話、その他・・・

とりわけ興味深かったのは、明治十年に金谷に三井農林の紅茶工場があったそうで、時代からすると えっ・・というようなお話です。

あの頃の物事の進展の速さに驚くばかり・・・今の中国みたいですね。

台風が来ているので、残念ながら3時で打ち切り。肝心の質疑応答ができませんでした。またの機会に・・・


      

明け方、すぐそばに台風が上陸しそうな雲行き・・・

近年にない大型台風らしくって・・・  南無阿弥陀仏・・・


・・・
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昨日のチャ茶

2017-10-19 11:11:54 | チャ茶
      

      

      

      

昨日は、11時半に開店。午前中は、誰も来ません。

まずは、朝の一杯。 先日頂いた相馬さんの「べにふうき」秋芽で作った烏龍茶。

一煎目はかおり、それなりに包種茶風の香り。二煎目、やや苦渋味が増すけど、ちょうどおにぎりに合うお味。

おにぎりはいつものようにファミリーマートのおにぎり。ここのおにぎりが一番です。お店によって違うかもしれないけど、とにかくノリがいい。

少し雑味っぽい紅茶や烏龍茶には相馬さんの急須が合いますね。お気に入り。宝玉園さんでも1500円で販売してます。

お昼休みは、手当たり次第にアレコレ。10年以上前の烏龍茶が出てきました。封も開けたまんま・・・

福建省茶葉研究所の友人から新品種の試飲を頼まれたものです。どんな感想だったか忘れてしまったけど、「瑞香」という名がついています。

一煎目を捨てて、二煎目から相馬さんの急須で飲むと、甘味があって結構飲めます。焙煎すればさらに面白い味になるんでしょうね。

口直し的に、香港の友人からもらった単叢茶・・・残念ながら香りが薄く、特徴がはっきりしません。

で・・・、とっておきの烏トン単叢。もう5~6年?前のものですが、イイですね。

1時過ぎに、相馬さんが・・それから、いつもの常連さんが・・・

       

ご持参のあちこちのお茶を楽しく飲み比べ・・・5時のチャイムが鳴るまで・・・

大体こんな調子でやってます。毎週水曜日。原則11時から17時まで。

来週、25日もやってます。とっておきの台湾梨山の東方美人をお出ししますよ・・・


・・・
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野球

2017-10-16 15:33:27 | 日記
いまの時期、一番幸せを感じます。そして、無職でよかった・・

一日中野球を見ています。メジャーリーグと日本のプロ野球。両方とも天王山。

貧乏性なので、ただ、漫然と野球を見ているのではありません。

あれこれ勉強しているのです。野球を通じても日米の国民性がよくわかります。

たとえば・・・

     

     

最終回、ツウーアウト。三振するにしても・・・

日本は見逃しで三振・・ アメリカは空振りで三振・・・

後悔が尾を引くのはどちらでしょう・・・


昨日の甲子園球場 雨中決戦!

     

まるで田んぼの中でやってるみたいでしたね。面白かったけど・・・

今日もやるのかしらん・・・


・・・

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茶エンナーレ

2017-10-12 15:41:38 | 日記
       

21日から「かけがわ茶エンナーレ」が始まります。

で、市役所に公式ガイドブックをもらいに行きました。

そしたら、前日の20日から配布するそうです・・・今日はからぶり・・

三年がかりで準備している大掛かりなもののようです。

結構お金もかけているので、期待しています。

ところで、気になってることが一つ・・・あまり言うとまずいので、ここだけのはなしに・・・


今回のイベントのキーワードの一つが「喫茶去」

こんな使われ方がしてあります。

「喫茶去」、それは唐の時代の禅宗の和尚、趙州和尚の逸話から来ています。
和尚は、初めての方にも、再来訪した方にも、また弟子に対しても「まずお茶を一杯お飲みください」と同じようにもてなします。誰に対しても分け隔てなく接し、公平におもてなししていく、それが「喫茶去」の精神です。・・・と

でも、「喫茶去」って、こんな意味ではないのでは・・・

趙州和尚って、そんな俗人ではないですよね・・・

    
      


少し遅れて金木犀が満開。

今年は、香りが薄いみたい・・・

・・
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今日のチャ茶

2017-10-11 19:48:38 | チャ茶
       

       

       

       

お土産に頂き物の岩茶を二種。

大紅袍と老叢水仙。

折角ですけど、最近、岩茶がブームだけに、包装と中身は別物。

1999年の大紅袍。包装が三重になっていて、シールの物々しいこと!

もっとも、これも山積みで売ってたものですけど・・・でも中身は納得物でした。

同年の「肉桂」もありました。まあまあ物ですが、最近の岩茶よりいいですね・・

めっきりいいものを手に入りにくい時代になりましたね・・

毎度のことながら昔はよかった・・・

な~んて、年相応のことを思っているところへ相馬さんが・・・

こちらのお土産はすばらしい!

東京で開かれたシングルオリジンティフェスティバル出品茶。

     

     

山梨さんとこの「ラ香寿」・・・香りが抜群!

三井農林さんのダージリンファーストフラッシュ・・・さすがに名に恥じないいいお茶でした。


そのあと、久しぶりに「茶神888」のお出まし。

5時まで積もる話を・・・

気持ちの良い秋日和でした。


・・・

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モンゴルのお茶

2017-10-09 16:07:31 | 日記
      

      

      

先週、静岡駅南口のOCHAープラザに、松下コレクションのなかからモンゴルのお茶に関する品をいくつか展示しました。

モンゴル族は、もっぱらミルクティーを飲みます。でも、紅茶ではありません。

中国から運ばれた青磚茶や黒磚茶のような「黒茶」です。

これを、削って搗き砕き、熱湯で煮だします。茶殻を取り除いた茶汁に牛や羊の乳、塩を加え、沸騰させて出来上がり。

これを一日何回も飲みます。そのための道具や容器なども展示しました。

機会があればぜひご覧ください。もちろん無料です。

日替わりでおいしい県内各地の銘茶も飲めますよ・・


展示は今月いっぱい。


・・・
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掛川祭り

2017-10-08 10:10:54 | 日記
       

6日から今日まで掛川まつり

いま、周りの町々でもお祭りをやってます。季節感があります。
そして、子供達にはいい思い出になるようです。

      

      

この町に住んで38年。新しい町なので、ほぼ町の歴史と同じ・・・いうなれば開拓者

町の規約や公会堂、そして、お祭りも作りました。

当時は、年配者がいたので、「まち」とはこういうものだという意識があって、さしたる抵抗もなくことが運びました。

いま、こんな昔のしきたりを継承することは難しいかもしれません。

このあたりのお祭りは、屋台が中心ですが、うちのまちは、坂が多いので屋台は引けません。
それで、獅子を作りました。

大きなほろの中に入って、竹で突き上げ、わっしょい、わっしょいと練り歩くのです。

昔は、結構楽しくやってました。60年安保のジグザグデモを思い出しながら・・・


お祭りが終われば、急に秋が深まります・・・



・・

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