すずめのどんぐり

オットひとり ムスメ(はぼ)が小6、 ムスコ(ぐり)が小1。絵日記でしたが、さぼり中。

今日という日はこの1杯のビールに値するか

2013年02月02日 | お仕事
いちにちのさいしょの1杯というのは なにものにもかえがたいたのしみです。

ふくいくたるホップの香りを吸い込んで ふか~い息をはいて 凝ったアタマの芯がじんわりほぐれるのを感じます。


そして、 きょういちにちのじぶんのはたらきが プレモル1杯に値するかを ぼんやりとかんがえます。


きょうは 支援センターでムスコをあそばせたし 洗濯機も2回もまわしたし がんばったよな、 わたし、 とおもうときもあれば きょうはなんだかいちにちだらだらとすごしてしまった・・・・・ てなときもありますが、 そういう日もあるさ、 それなりにがんばったんだよきっとわたし、 とじぶんをなぐさめることができるのが アラフォーの諦念。


仕事や子育ては それなりに毎日なにかしてるキモチになれるのが ありがたいところです。


こどもがいなかったときは 毎日 「ひとつでいいからなにかあたらしいことをおぼえる」 ことをじぶんに課していました。 いちにち1インプット1アウトプットなんて。

いまおもうと向上心があったなあ、 あのころのわたし 魂は知識をすってはいて呼吸してるとでも信じてたんでしょうかね。


でも、 たぶん 順番がぎゃくだったんですよね~


知識をためこんで技術を研鑽して ある日ばっと披露するんじゃなく、 小出しにできる流れをつくって そのなかでいろいろ吸い込んでいくほうが しぜんに前にすすんでいくことができるのかな、 と。

カラダの新陳代謝をあげるのは たまの深呼吸じゃなくて ふだんの腹式呼吸なんですよね。



なぜかオットがしょっちゅう買ってくる サントリー 深みの贅沢。 好きなのかな?


息を深く吸うと じつはカラダはよけい力がはいって 緊張するらしいですね。


わたしがそれを実感したのは ムスメの出産時。

助産師さんが とにかく息を吐け吐けとうるさい (いきみをのがすため)。

吐いて吐いて! ふー! 吸っちゃだめ! 吐いて! 吸っちゃだめって言ってるでしょ!!!


(・・・・・・・そのとき わたしはこころから 「吸わないと吐けないのよ!!」 と叫びましたが。)

あのときほど 深く息を吸い込みたいという情熱が湧いたことはありません。


するるんと産みだすためには まず吐け吐けと尻をたたいてくれる環境づくりがだいじなのかな。



「予め準備してとりかかるのではなく、 お尻に火がついた状態で、 どうしても必要な情報だけを手に入れて、 あとはインプットしたそばからアウトプットしていく。」
                           齋藤孝 『15分あれば喫茶店に入りなさい。』



仕事も子育ても よゆうをもってあたるより つねに実力以上のパフォーマンスをもとめられる場にじぶんを置いたほうが たくさんのことが学べるようです。
 


まあもっとも 雪かきあとのビールがおいしいからって もっと雪ぶかいところに住みたいかっていわれれば もちろんノーなんですが。
コメント
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