すずめのどんぐり

オットひとり ムスメ(はぼ)が小6、 ムスコ(ぐり)が小1。絵日記でしたが、さぼり中。

小1の読書の宿題と『困り感』のワナ

2018年09月10日 | ぐり6歳~7歳
こどもたちの夏休みの宿題のひとつに 毎日一冊読書するというのがあって、 おもえばすごいことよね、 ひらがな習い終わったとこなのに、 もう本読めってか??

ムスメが小1のときは 毎日ではなかったように記憶してるんですが、 それでなくても まだ読みがたどたどしいムスコには かなり負担じゃないかと はじめは気をもんでました。

なんで 導入は 字のすくない 遊び要素の多いもので。 ムスコにとって、 本は読んでもらうものであって まさかじぶんで読むものとは おもってなかったようなんで。


こんがらがっちの 行き先をずっとゆびでたどっていく絵本。
これで こんがらがっちをすっかり気に入って、 4コマまんがも読むように。



絵本は わたしとムスコの貸し出し冊数いっぱいまで 図書館で借りてきて
気に入ったものをさがして読めるようにしました。
文字がすくなそうなのを まいにちがんばってさがしてました。


夜 就寝前に 絵本を読んでやっているので、 翌朝 記憶があるうちに 前夜読んでもらった本を じぶんで字を追いながら 読んでいることが多かったです。 ストーリー的なものが すでにわかっているので、 ちょっとは とっつきやすかったようです。 文章多めのものは とちゅうでだれて 本をもってくるので 一文ずつ交代で読んで なんとか最後まで。


1年の夏から 毎日読書って 小学校のハードルって 年々高くなるなあと 夏休み前はためいきをついてましたが、 終わってみると 達成感はあるし、 ムスコにも 読書習慣が 多少なりともついたようで、 なにもいわなくても 絵本をひっぱりだして 読んでいることもあり、 出してもらってよかった宿題でした。 ひらがなをひろうのも はやくなったみたいだし。


ちなみに小6の姉は  絶叫学級を読んでました。 ホラーを毎日・・・・・

 30冊ちかくあるので ヨユーで夏休みまるまるカバーできてます・・・・・ 散財させられたぜ・・・・

散財といえば、 ムスメが画材をほしがりましてね、 コピックっていうイラストレーター用のマーカーなんですが、


・・・・これが高かった・・・・・・ 24本セットでたしか6,000円弱・・・・・・
本や画材なんかの 創造性につながるものには 本人がほしがれば お金はかけてやろうとおもってますが、
これからまだ先長そうなのに だいじょうぶかしら、 うちの埋蔵金。




スマホとラインの導入で、 ムスメの社交生活も 充実してきているようです。

わたしも しばらく連絡途絶えてた友達と ひさしぶりにやりとりができて たのしめました。 まあでも、 一過性のもんよね、 連絡とる必要がなかったから途絶えてたわけで、 連絡とる必要はあいかわらずないわけだから。

その際、 こども持ちの友達とも話して 近況交換したんですが、 ムスコがグレーゾーンで・・ とちょろっと書くと、 うちもうちも、 と即レスが。

いまって 定型発達してるこどもって じつはいないんじゃ・・・・・


そのなかで 「いまは支援の必要はないと判断しましたが、 本人に 『困り感』 がでてきたら いつでも相談」 するように 学校に言われたと 友達が書いてきて、 そういや うちも言われたな~ 『困り感』。 流行ってるんですかね。

一見ありがたい申し出のように見えるけど、 この 『困り感』 てのが、 あるようなないような概念だよね。


甥っ子が不登校で、 妹は まわりまわって あちこち支援関係だの医療関係だの行くことになったんですが、 その先でも よく この 『困り感』 を言われたそうです。 使う側にしたら ベンリなコトバよね、 「本人が困ってるようだったら また来てね」 = 「それまでは ほっておきますけど」「何もできませんけど」 だもんね。

妹がいうには 「本人はたぶん孤独死とかする手前までいかないと 困らないとおもう」 そうで、 だって 親がいたら フォローしちゃうし、 それでなくても 発達になにかあるタイプは 何が起こっても まず それが じぶんのせいとは まったくおもわないという特性があるからこその 発達障害であるわけで (いつもほかに責任を転嫁しちゃうんですよ、 それがいいとかわるいじゃなくて そういう特性)

ヤツらはいつかホントに困るのか

もとい、 いつか じぶんが困っていることに 気づく日が来るのか

その 「困る」 日を待っていていいのか


と親をこまらせるワードなんです。 あれ、 なんでこんなハナシになったんだっけ?


そういや、 外国人の (だいぶ前の) 飲み友達ともつながって、 ビールのハナシで盛り上がっていると


「日本人のつくるビールの感覚は アレですね、 だし? (出汁?)
ワタシたちは ビールにうまみは求めまセン。 わからないし」 だそうです。
なんでもガラパゴス化させてしまうニッポン。 クールだぜ。




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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは〜。 (千恵)
2018-09-12 00:30:26
こんばんは〜

わたしも、子どもたちが小学生だったときに、
否応なく読書指令が出されていた記憶かあります。
本はあらかじめ何冊かは指定されて、
週に1回程度と、多少は楽でした。
さすがに毎日1冊、という、ある意味酷?な指令は
なかったかな。
すごいね〜いまの小1の宿題。
自主性を引き出そうとする意図があるのでしょうか

最近は壁にぶつかるごとに「困った感」と
いいがちのようですが、
実はわたしも、仕事でもプライベートでも
ちょくちょく口にすることがあります。
たしかに使う側からしたら便利なコトバですね。
返信する
千恵さんへ (こげ)
2018-09-13 12:00:33
こんにちは!

よく聞くとおもったら 千恵さんところでも使われてるんですね。
相手の主観でどうとでもとれるところがいいんでしょうか。
日本人らしい表現ですよね。「ご機嫌は?」「マシになった」とかみたいな
いいようにも悪いようにも使える表現。

読書は習慣なので、たしかにムリクリでも続けさせることに
意義があるのかもしれませんね。
子供にいいのは確かですが、親はタイヘン・・・・
本が指定されてると それを調達しなきゃいけないっていう
負担もありますよね~図書館は順番待ちだし・・・・
小6のムスメは、今年の読書感想文は星新一のショートショートで書いてました。
読む分量と書く分量がおなじという・・・・
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