私、Eテレこども向け番組を好んで愛視聴しておりますが、さすがに明らかに幼児が対象となるように思える番組には手を出しておりませんでした。理由を考えてみると、やはり、「「幼児が惹かれる」部分にあまり興味が惹かれなかったのではないか」、と疑われます。しかしながら、「幼児が惹かれる」部分が何なのか、と考えることは興味深いことではあります。
先に、うちの外孫(1歳2月)をあやしていた妻が、ユーチューブの「ブンバ・ボン」を見せるとおとなしくなる、といっており、「ブンバ・ボン」とはいかなるものかとの何がしかの興味はありました。
先日、家に来ていた、ぐずる外孫をあやすため、Eテレの番組を観せようとしたとき、初めて「ブンバ・ボン」の実態を見ることとなりました。
今の、「おかあさんと一緒」は、男女2組のMC(番組進行役)がいるのですね。それぞれ、たいそう(体を動かすのが主体なもの)、うた(歌の主導が主体のもの)と分かれて、それぞれが主催します。
私のこどものころは、「うたのおねえさん」と、「たいそうのおにいさん」で、「おにいさん」は帽子とトレーニングウェア姿で、体操専従の人であり、「・・・おおきく、おおきく、おおきくなーれ、大きくなってぞうさんになーれ、ちいさくちいさく、小さくなーれ、ちいさくなってアリさんになーれ・・・」というあれですが、あれは確かに興味深いものでしたが、当時、おねえさん、おにいさんにとって、分業はそれはある意味とても楽であったと思われます。
現在では、どちらの担当も、歌って踊れなくては勤まりません。場合によっては、器楽演奏も必要となるようで、その複数の多様な才能をも必要とされるようです。今は、まさしく、きれいで、明るく楽しく、歌って踊れるおねえさん、おにいさんたちなのですね。彼らが、どのように採用されるのか、わかりません(どうも志望者を集めたオーデションがあるようですが)が、とても優秀な方々です。部分・部分で、彼らがセンターからサイドに廻ったとしても、同じように歌い踊ります。やはり、それなりの修養が必要です。
「ブンバ・ボン」を観つつ、うちの孫は、明らかにうれしそうに、手を振り、何かつぶやいていました。
彼も楽しいのは確かなのですね。
そうなれば、その「ブンバ・ボン」とはいかなるものかということですが、正確には「ブンバ・ボーン体操」というようです。
「たいそう」のお兄さんが、センターで、「ブンバボンボンボ ブンバボン」というテンポのよい掛け声と、掛け声をかけながら、跳んだり、はねたり、汽車に乗ったり、楽しく踊ります。この体操は、たぶん、こどもの運動に何が必要か、とか、きちんと検討され織り込んであるのでしょう。昔の体操と同様に、動物のまねをしたり、とか、連関した移り変わりの移動があります。「かわいい系」の、ひよこ、ぱんだ、アルパカと、形態模写ならぬ、まねっこ遊びの体操となります。
衝撃的(?) なのは、途中で、もともとのかわいい系動物が、瞬間的に別動物(トリックスター)に変換することです。「アルパカ ぱっかぱっか ちょっと オカピー」という繰り返しにより、画面合成の上部のアニメで、かわいいアルパカが瞬間的に変身し、オカピーが、にやっと笑います。瞬時に、また、アルパカに戻るのですが、これは秀逸ですね。
「とても、おかぴー」と、親父ギャグを飛ばしたくなります。
とりあえず、オカピーを調べてみましたが、コンゴに住むキリン科の希少種の動物らしく、足としりがしまうまそっくり、最初はシマウマの仲間だと思われていたそうです。樹木の葉っぱなどを食するため、森林に棲むらしいですが、アニメでは立ち上がって、トリックスター(引っかきまわし役)として、瞬時に登場し、こちらも思わずニヤリとする、ユーモラスな姿です。
引き続き、アルパカといえば、私は高級毛織物しか連想しておりませんでしたが(昔、近所に同名のジャズ喫茶があったのだが)、南アメリカの高山部に生息する、したがって、毛足の長い、らくだ科かラマ科の草食動物のようです。首が長く、いわゆる、もふもふの体毛が、顔をのぞいて、体全体を覆っています。目はパチッとして、草食動物特有の長いまつげの愛くるしい感じです。私が行ったさまざまな観光地のさまざまなところの動物園で見たので、この愛好嗜好(?) は、グローバル化しており、こどもにも、大人にも人気もののようです。みたかんじ、どうも、性格も温和そうです。
体操の他の箇所のバージョンでは、背筋を伸ばしたミーアキャットが、そのまま瞬間的にフラミンゴになったりします。
さすがに、現在のこどもたちは、知識性は豊富でしょうから、製作側からも、世界中からいろいろな、バラエティに富んだ動物たちを総動員なのですね。この、体操は、実は、隠れた人気番組なのかも知れませんが、私は、このたび、初めて知りました。
見ているうちに、ああこれは、幼児と一緒に楽しく体を動かすという体操であり、基本的には昔と変わってないのだな、と私にも理解でき、中途からは、現在の童謡とダンスから、昔の良質な童謡に変化させていき、踊りも当時とは変わった振り付けですが、工夫してあり、飽きさせません。
とても質のいい、幼児番組ですね。
先に、うちの外孫(1歳2月)をあやしていた妻が、ユーチューブの「ブンバ・ボン」を見せるとおとなしくなる、といっており、「ブンバ・ボン」とはいかなるものかとの何がしかの興味はありました。
先日、家に来ていた、ぐずる外孫をあやすため、Eテレの番組を観せようとしたとき、初めて「ブンバ・ボン」の実態を見ることとなりました。
今の、「おかあさんと一緒」は、男女2組のMC(番組進行役)がいるのですね。それぞれ、たいそう(体を動かすのが主体なもの)、うた(歌の主導が主体のもの)と分かれて、それぞれが主催します。
私のこどものころは、「うたのおねえさん」と、「たいそうのおにいさん」で、「おにいさん」は帽子とトレーニングウェア姿で、体操専従の人であり、「・・・おおきく、おおきく、おおきくなーれ、大きくなってぞうさんになーれ、ちいさくちいさく、小さくなーれ、ちいさくなってアリさんになーれ・・・」というあれですが、あれは確かに興味深いものでしたが、当時、おねえさん、おにいさんにとって、分業はそれはある意味とても楽であったと思われます。
現在では、どちらの担当も、歌って踊れなくては勤まりません。場合によっては、器楽演奏も必要となるようで、その複数の多様な才能をも必要とされるようです。今は、まさしく、きれいで、明るく楽しく、歌って踊れるおねえさん、おにいさんたちなのですね。彼らが、どのように採用されるのか、わかりません(どうも志望者を集めたオーデションがあるようですが)が、とても優秀な方々です。部分・部分で、彼らがセンターからサイドに廻ったとしても、同じように歌い踊ります。やはり、それなりの修養が必要です。
「ブンバ・ボン」を観つつ、うちの孫は、明らかにうれしそうに、手を振り、何かつぶやいていました。
彼も楽しいのは確かなのですね。
そうなれば、その「ブンバ・ボン」とはいかなるものかということですが、正確には「ブンバ・ボーン体操」というようです。
「たいそう」のお兄さんが、センターで、「ブンバボンボンボ ブンバボン」というテンポのよい掛け声と、掛け声をかけながら、跳んだり、はねたり、汽車に乗ったり、楽しく踊ります。この体操は、たぶん、こどもの運動に何が必要か、とか、きちんと検討され織り込んであるのでしょう。昔の体操と同様に、動物のまねをしたり、とか、連関した移り変わりの移動があります。「かわいい系」の、ひよこ、ぱんだ、アルパカと、形態模写ならぬ、まねっこ遊びの体操となります。
衝撃的(?) なのは、途中で、もともとのかわいい系動物が、瞬間的に別動物(トリックスター)に変換することです。「アルパカ ぱっかぱっか ちょっと オカピー」という繰り返しにより、画面合成の上部のアニメで、かわいいアルパカが瞬間的に変身し、オカピーが、にやっと笑います。瞬時に、また、アルパカに戻るのですが、これは秀逸ですね。
「とても、おかぴー」と、親父ギャグを飛ばしたくなります。
とりあえず、オカピーを調べてみましたが、コンゴに住むキリン科の希少種の動物らしく、足としりがしまうまそっくり、最初はシマウマの仲間だと思われていたそうです。樹木の葉っぱなどを食するため、森林に棲むらしいですが、アニメでは立ち上がって、トリックスター(引っかきまわし役)として、瞬時に登場し、こちらも思わずニヤリとする、ユーモラスな姿です。
引き続き、アルパカといえば、私は高級毛織物しか連想しておりませんでしたが(昔、近所に同名のジャズ喫茶があったのだが)、南アメリカの高山部に生息する、したがって、毛足の長い、らくだ科かラマ科の草食動物のようです。首が長く、いわゆる、もふもふの体毛が、顔をのぞいて、体全体を覆っています。目はパチッとして、草食動物特有の長いまつげの愛くるしい感じです。私が行ったさまざまな観光地のさまざまなところの動物園で見たので、この愛好嗜好(?) は、グローバル化しており、こどもにも、大人にも人気もののようです。みたかんじ、どうも、性格も温和そうです。
体操の他の箇所のバージョンでは、背筋を伸ばしたミーアキャットが、そのまま瞬間的にフラミンゴになったりします。
さすがに、現在のこどもたちは、知識性は豊富でしょうから、製作側からも、世界中からいろいろな、バラエティに富んだ動物たちを総動員なのですね。この、体操は、実は、隠れた人気番組なのかも知れませんが、私は、このたび、初めて知りました。
見ているうちに、ああこれは、幼児と一緒に楽しく体を動かすという体操であり、基本的には昔と変わってないのだな、と私にも理解でき、中途からは、現在の童謡とダンスから、昔の良質な童謡に変化させていき、踊りも当時とは変わった振り付けですが、工夫してあり、飽きさせません。
とても質のいい、幼児番組ですね。
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