天道公平の「社会的」参加

私の好奇心、心の琴線に触れる文学、哲学、社会問題、風俗もろもろを扱います。趣味はカラオケ、昭和歌謡です。

高市早苗議員に諫言する

2022-06-26 20:32:42 | エッセイ

山谷えり子議院候補と、いささか縁の会うものです。候補の、日本国の家族への家族、ひいては、伝統、文化の継承に、そしてそれを下支えする、日本国の安心・安全を守る戦いに、つよく共感します。
友人に頼み込んで、繁忙交差点近くに、看板立てました。
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私は、今、自民党安倍晋三氏に近い、山谷えり子議員候補の応援をしています。
そうです。あなたの総裁選の、最初の推薦者になられた方です。
当時、私は入院中でしたが、長年雌伏されていた、あなたが、止むもやめられない、ご自身の真情で、総裁選に出馬されたことをよく覚えています。
当時、私は年相応に保守になりはしましたが、小選挙区制度のもとで、地方区のほとんどの自民党議員が世襲制になり、政策論議も、相互競争もない、自民党の腐った政治状況に絶望していました。
典型的な世襲候補、河野候補、岸田候補は別にして、自己の政治理念として、国家、国民をまずおもい、出馬を決めた、あなたの決断は見事であり、このジジイも体が震えるような思いをしたことも、また、事実です。
その後、岸田文雄内閣の、総務会長に就任され、広範な知識と、当為即妙の受け答え、優れた視点で、敵対的な相手ですら、総務会長として、やりこめる、あなたの雄姿をよく覚えています。
岸田内閣はどれほど、あなたの恩恵を受けたことでしょう。
 
男の嫉妬は醜いので、あの男は、決してそれを認めませんが。裏で、自己の矮小感や、安倍晋三氏に対する、劣等感を、噛み締めている筈です。

しかしながら、人間、常時、無謬な存在であることはできません。
先の、れいわ新選組との、対談で、見ている方々が失望したのは、次のことだと私は思います。
れいわ新選組の、山本太郎は、腰の据わらない、何を考えているかわからない男ですが、彼が、最初から一度も外さなかったのは、消費税の廃止という、政策です。
これは、ごもっともな政策で、デフレ不況下に、消費税増税をすればどうなるか、前の民主党政権は、明らかに劣等の政権でしたが、無思考で、財政の健全化のため、消費税を引き上げたい、と、財務省の性悪官僚と組んでやっていました。
それが、安倍政権になって、引き上げを、してしまったのは、アベノミクスという経済政策の汚点だと思います。
野田某というあの男が、あまりに政治的にダメだったので、あっさり、引き上げは、国会をとおりましたが、これは失敗でした。
デフレは続き、まともな経済学者は、減税と、経済政策を提案しましたが、そんな気は毛頭ない腐った財務省官僚は(いわば新自由主義の自分の出世のために)、国民のために何もしませんでした。
その中で、日本国のデフレは、いよいよ病状が悪化していったばかりです。

しかしながら、現在の、日本国の大多数大衆は、自分たちで、ちゃんと勉強して、消費税はデフレ時に、景気浮揚の足かせになり、いかに危険な税制か、という正しい、認識を身につけた、訳です。
国外でも、シンガポールなど同様の政策を採ったはずです。
何度も言いますが、代表の山本太郎は、消費税廃止政策を除けば、自分の出自も明らかにせず、電波な反日政策を言い出すやら、訳の分からない男です。そんな、男が代表を務める政党がまともなはずはない。
しかし、消費税は、廃止すべきである。
それが、景気回復と、自己の経済的向上(派遣からフルタイムへ、できなければ賃金上昇を)を目指す、国民の真実の叫びなのです。
凡庸で、浅薄な岸田にその理屈がわかるとは、とても思えない。
怜悧で、思考能力がある、あなたに、その理論を、国民の悲鳴を、理解して欲しい、と思います。

また、ご承知おきのことかも知れませんが、税は財源にはなりません。
国税は、財源を確保するため国家が課するものではない。
もともと、あんな、しょぼい金では、何もできない。「財源はどうするんだ」という理屈で、今まで、財務省は、国民も、政治家もだましてきた。
必要な時でも、出すものは、舌も出さない、という、うちの妻のように、バカな政策で、新自由主義者(アメリカの経済学者の主流、さすがに現在は駆逐されつつあるらしい。)たちは、すべき時に何もしなかった(国家及び国民に対する背信行為ですね。)。そうすれば、出世できるそうです。
国家の政策をまともに実現するなら、じゃぶじゃぶ、起債して財源を確保すべきです。
経済産業省には、世界に誇れる、経済学者、中野剛志氏がいるではありませんか、彼の説明を、一度も聞かなかったというのであれば、随分な話です。殊に、「富国と強兵」は、政治家必読の書です。

ここは、長年、財務省が国民及び政治家をだましてきました。そのことにより、利得を得た政治家はいくらもいますが。
経営学部出身のあなたには、釈迦に説法かもしれません。
今後の、防衛費と一緒で、起債で、景気浮揚と、イノベーションを惹起し(私は悲しい法学部出身です。)、日本国民の安心安全と何より未来への投資のために、じゃぶじゃぶと、使いましょう。国家の秩序安定を阻害する、未熟練の、移民を受け入れるよりよっぽど、いい。
消費税、無期限停止は、立派な経済政策です。
それこそ、世界の詐術、フレームアップコロナのために、岸田首相のように、外国ワクチンを購入するより、よっほど、いい。
誰にも文句も言わせない。
きちんと、投資後は、日本国に社会資本が残るからです。

私たち日本人は、30年続いたデフレ(経済の病)のために、心底疲れています。
いずれにせよ、夢の持てない未来に、誰にも耐えきれないのです。
今後、コストプッシュインフレが、庶民の生活を締め上げる時、あなたは、どういって説明するのですか。
黙って耐えろ、耐えて死ね、とでも、岸田首相のように、言うのですか。政治家は、言外に、そういうことも可能です。
それこそ、中国の支配地、ジェノサイド、ウイグル人たちよりましじゃないか、とでもいうのでしょうか。

そうです、岸田首相と日本国民の大多数とは、すでに、それだけ、修復できない溝が出来上がっているのです。

私は、あなたを支持しています。
しかし、同様に、デフレと、賃金低下に苦しむ、国民同胞に夢をあたえることも、重要な政策とは思いませんか。


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4 コメント

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心中、察します (美津島明)
2022-06-29 00:20:33
おそらく、天道さんの心の叫びとしては「高市よ、お前もか!」であると、当方は勝手に思っております。それでも高市支持をキープするのは、なんというか、義侠心からではないかと。批判しているのではありません。今回自民党には意地でも票を入れないことを決めている当方ではありますが、高市さんが、「消費増税はすべて社会保障費に回っている」という理不尽な理屈で消費減税を否定したのはとても残念であると思っております。あのヤクザな茂木と、その点では、客観的に言えば同類になってしまったのです。いまの自民党に働いているゆがんだ圧力は、おそらくすさまじいものなのでしょう。
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Unknown (天道公平)
2022-06-29 11:01:46
コメントありがとうございます。
しかし、税を財源とする、という俗説が、財務省にも、政治家、ましては庶民にあるというのは、極めて悪質なデマです。MMT理論を学んだはずの私たちが、そんな俗説に惑わせれてはならない。
なぜ、不況時に、元祖ケインズがした様に、国家による経済投資をしないのか。その理論を、主張したら、財務省の中で出世できない。
なんと恥ずべき省と役人でしょう。自分の、出世のために、国民を切り捨て、信義も曲げてしまうわけですから。
それこそ、普通の国民が、その認識を共有したら、自民党も、何もかも、終わりです。
そこを、待っています。健全なナショナリズムもとで、国民本位に実践される経済活動、国民の安心安全のバックボーンです。
せっかく参加した、「富国と強兵」勉強会が、無駄にならないように、と、なかなかうごけない、環境で、悩んでいます。
しかし、ほめあげるだけではだめで、指摘すべきことは、指摘すべきです。それが、尊敬する方への最低限の、礼儀だと思います。
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看板建てました。 (天道公平)
2022-07-01 06:55:33
山谷えり子候補とは、いささか縁のあるものです。候補の、日本の家族に対する思い入れや、日本国の安心安全に対する大きな関心と実績に共感します。
友人に頼み込んで、繁忙交差点近くに、看板立てました。
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私たちは健全なナショナリズムを希求する (天道公平)
2022-07-02 07:26:25
このたびの参議院選挙の争点は、他の方のSNSとか、いろいろ、読んでみましたが、私の出発が、頭書のとおりだったので、改めて、自己確認しました。
今のところ、それが、山谷、高市、安倍氏を支持する、理由なのですが、背後に、現在の自民党に対する、不信感があります。あれほど、確かだった、民族主義的な、国民国家日本が、反動、売国勢力に、食い物にされるのは、恥ずかしい限りです。それ以上、父祖に済まないという意識があります。
個々の真情、信条はなかなか変えられるものではありません。もっとも、私たちによい選択をすべきであることは、言を待つしかないですね。
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