過日、カラオケで、何気なしに「さよなら夏の日」を歌っていますと、「ああ」と思い「これは本当にいい歌なんだなー」と改めて感じられました。
このたび、友人のご好意で山下達郎のコンサートに生まれて初めて行かせていただきました(大変ありがたいことです。)。
さりながら、このたび、山下達郎の本質は、コンサートでないとわからないということが実によく分かりました。6時半開始から、10時まで、アンコール少休止を含め、彼はほぼ3時間半を歌い続けていました。
このたびは、彼の(40’th)40周年のコンサートであるとのことですが、声の質と声量がちょっと違い、彼の声は楽器以上の質とより強い「表現」で、周囲を「感動させる」ことがよく分かります。そして、中途でアカペラ(無伴奏)タイムに移行しますが、語りと一緒に、彼が先鞭をつけたビーパップなどのコーラスを聞かせてくれます。コンサートの構成がそうなのかもしれませんが、22歳でデビューした彼の音楽的な履歴と出自を、問わず語りに、また懐かしい大瀧詠一などのジャパンポップスからという出自を披歴していきます。実際のところ、ほぼ、1,700人という満員の観客も、大半は40代後半以上に見えます。(歌唱の力といえば、私が時々、実力を省みず、カラオケでひとり歌唱会を試みるのが無謀であったのがよく分かりました(お友達と一緒でせいぜい最長5時間くらい、総歌唱時間1時間半くらいです。)。)
また、今後の音楽媒体というか、CDの販売などで音楽ビジネスは成り立っていかないとの話です(私はまだ買っているが)。
彼がいうには、今年、彼は満63歳ということでしたが、今後できる限り、コンサート中心の音楽活動をするといいます。今までも、今後も、自分はスタジアムなどでのコンサートなどは選ばないし、音質のいいホールしかコンサートをしない(観客を選ぶ)といい、音楽活動をする「パッション」がまだ尽きていないとも言っていました。実際、3時間半のぶっ続けコンサートは、やっぱりパッション(情熱)抜きではできないでしょね。自作の曲が、300曲弱くらいあるといい、ヒット曲を外すなど自分の気分で選ばない、コンサートは結局、一期一会であるからには、ファンの期待には応えるといい、あの「クリスマスイブ」も歌い、中締め部分できっちり「さよなら夏の日」も歌ってくれました。
なつかしい「風の回廊」から、「おやすみロージー」から、歌っていき、最後は、メドレーとなり、彼の得意な英語での説明で十分に聞き取れなかったところでしたが、「・・・千島列島から尖閣諸島にいたるまで、声を響かせる・・・」、決意表明となりました。いい年をして、久しぶりにコンサートで涙が出たところです。会場総立ち(若くないのに)となり、アンパンマンマーチ(好きなので私時々歌います。)
を含め、彼の生活史を彩るあらゆる歌の饗宴です。決して若くない私も深く共感、感動しました。
さよなら夏の日 (山下達郎 作詞作曲)
波打つ夕立のプール
しぶきをあげて
一番素敵な季節が
もうすぐ終わる
「時が止まればいい」
僕の肩で
つぶやく君 見てた
*さよなら夏の日
いつまでも忘れないよ
雨に濡れながら
僕等はおとなになっていくよ*
瞳に君を焼き付けた
尽きせぬ想い
明日になればもう僕等は
ここにはいない
映る全てのもの急ぎ足で
変わっていくけれど
君を愛してる
世界中の誰よりも
言葉じゃいえない
もどかしさ伝えたいよ 今も
ごらん最後の虹が出たよ
空を裸足のまま駆けていく
どうぞ変わらないで
どんな未来
訪れたとしても
*部分繰り返し
さよなら夏の日
僕らは大人になっていくよ
*************************************
実にいい歌です。
コンサート終了後、手のひらが痛いので、広げて見ると、黒血になっていました。
年末の、政府「日韓合意」の顛末でに、はらわたが煮えかえる思いをしたので、本日(1月8日)は、「日本語を大切にする歌手」のお蔭で、元気が出る、「俺もまだまだ終わらねーぞ」という「つよーい」意欲をいただきました。
このたび、友人のご好意で山下達郎のコンサートに生まれて初めて行かせていただきました(大変ありがたいことです。)。
さりながら、このたび、山下達郎の本質は、コンサートでないとわからないということが実によく分かりました。6時半開始から、10時まで、アンコール少休止を含め、彼はほぼ3時間半を歌い続けていました。
このたびは、彼の(40’th)40周年のコンサートであるとのことですが、声の質と声量がちょっと違い、彼の声は楽器以上の質とより強い「表現」で、周囲を「感動させる」ことがよく分かります。そして、中途でアカペラ(無伴奏)タイムに移行しますが、語りと一緒に、彼が先鞭をつけたビーパップなどのコーラスを聞かせてくれます。コンサートの構成がそうなのかもしれませんが、22歳でデビューした彼の音楽的な履歴と出自を、問わず語りに、また懐かしい大瀧詠一などのジャパンポップスからという出自を披歴していきます。実際のところ、ほぼ、1,700人という満員の観客も、大半は40代後半以上に見えます。(歌唱の力といえば、私が時々、実力を省みず、カラオケでひとり歌唱会を試みるのが無謀であったのがよく分かりました(お友達と一緒でせいぜい最長5時間くらい、総歌唱時間1時間半くらいです。)。)
また、今後の音楽媒体というか、CDの販売などで音楽ビジネスは成り立っていかないとの話です(私はまだ買っているが)。
彼がいうには、今年、彼は満63歳ということでしたが、今後できる限り、コンサート中心の音楽活動をするといいます。今までも、今後も、自分はスタジアムなどでのコンサートなどは選ばないし、音質のいいホールしかコンサートをしない(観客を選ぶ)といい、音楽活動をする「パッション」がまだ尽きていないとも言っていました。実際、3時間半のぶっ続けコンサートは、やっぱりパッション(情熱)抜きではできないでしょね。自作の曲が、300曲弱くらいあるといい、ヒット曲を外すなど自分の気分で選ばない、コンサートは結局、一期一会であるからには、ファンの期待には応えるといい、あの「クリスマスイブ」も歌い、中締め部分できっちり「さよなら夏の日」も歌ってくれました。
なつかしい「風の回廊」から、「おやすみロージー」から、歌っていき、最後は、メドレーとなり、彼の得意な英語での説明で十分に聞き取れなかったところでしたが、「・・・千島列島から尖閣諸島にいたるまで、声を響かせる・・・」、決意表明となりました。いい年をして、久しぶりにコンサートで涙が出たところです。会場総立ち(若くないのに)となり、アンパンマンマーチ(好きなので私時々歌います。)
を含め、彼の生活史を彩るあらゆる歌の饗宴です。決して若くない私も深く共感、感動しました。
さよなら夏の日 (山下達郎 作詞作曲)
波打つ夕立のプール
しぶきをあげて
一番素敵な季節が
もうすぐ終わる
「時が止まればいい」
僕の肩で
つぶやく君 見てた
*さよなら夏の日
いつまでも忘れないよ
雨に濡れながら
僕等はおとなになっていくよ*
瞳に君を焼き付けた
尽きせぬ想い
明日になればもう僕等は
ここにはいない
映る全てのもの急ぎ足で
変わっていくけれど
君を愛してる
世界中の誰よりも
言葉じゃいえない
もどかしさ伝えたいよ 今も
ごらん最後の虹が出たよ
空を裸足のまま駆けていく
どうぞ変わらないで
どんな未来
訪れたとしても
*部分繰り返し
さよなら夏の日
僕らは大人になっていくよ
*************************************
実にいい歌です。
コンサート終了後、手のひらが痛いので、広げて見ると、黒血になっていました。
年末の、政府「日韓合意」の顛末でに、はらわたが煮えかえる思いをしたので、本日(1月8日)は、「日本語を大切にする歌手」のお蔭で、元気が出る、「俺もまだまだ終わらねーぞ」という「つよーい」意欲をいただきました。
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