鉄道模型工作記録帳

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若旦那の常磐線103系をいぢり倒す1

2008-11-24 03:37:31 | 若旦那の常磐線103系
東京下町で、行列の出来る銘店を継いで和菓子を焼く2代目若旦那の友人Hyから

いつも東京での部品調達などにお使いしてくれて頭の上がんない若旦那Hyから、
「マイクロエースとかウィンとかの103系送り込むから~」と電話があって数週間後。



こんなのとか


マイクロエース103系1000番台10両とか


なんよー解らん加工済みの103系とか


ウィンの103系地下鉄塗装とか・・・

が送られてきまして。

ko「で、どーすんの?」
Hy「パイピングして欲しいんだよねぇ。ウインのはさ、出鱈目だから」
ko[あーーーそう・・・。」
hy「ついでにね、先頭車は俺の高校時代にあった、0番台が先頭のが良い」
ko「白線車かい?」
hy「ああ、でも俺ん時は、白線引いてたかなぁ」
ko「すぐ引いていた気がするんだけどなぁ・・・確か限流値設定かなんか違ったんじゃなかべか」

てなことで、

hy「見本にさ、マイクロの送るから、よろぴー」

ということになりました。
配管は大嫌いなんですが、チマチマ練習していたのはこのためです。

ところがどっこい、
来た物眺め始めると、おいおい、結構ヤヴァイじゃんw


どうやら、ウインのクハが4台のようです。

これを白線車(にするかどーか定かではないが)にしろということだな?


なんか逝っちゃっている感じ。

そう、これは例の

これやっちまった御仁です。
【過信の恐怖】IPA・イソプロピルアルコールってグロイのね【一番凄い例】


旦那、
どーも雲行き怪しいですぜ。


折れ筋入っちゃっているし。


ノーマルは曲がってないし。
このクハも結構漬け込んだでしょ?

私の中で、クハの車体は使わないことにほぼ決定しますた。


で・・・・だ。

どうもウィンの塗装済み車体の床下も怪しいぞ。


床板取り外そうとしたら、いきなり分解する床下。
なおかつ


艶の加減がおかしい。

室内床をひっくり返して光に当てると

絶  対  変  !

透かす角度変えると

はーい、轟沈してますねー。
床下が盛り上がっちゃってますよー。

僕の心は盛り下がってますよー。

この接着が若旦那Hrかメーカーかというと、恐らく若旦那ですな。
ABSをタップリとスチロール用接着剤で接着を試みて、乾かないうちに密閉したと推測。
溶剤成分がABSをフヤカシタ上、若干溶かしただけで接着はされていないと想像できます。

再  利  用  無  理


組み立てで、バリは取ろうよブラザー。
浮いたままで接合され、ふやけて変形してます。

ただ、若旦那だけが悪いわけではありません。


この感じで軽く入れると、床下が広くて車体を軽く広げてしまうんです。
ウィン、やっちまったなぁ!

0.1mmとか0.2mm程度の幅が床板の方が広く、コレでは車体をグイグイ広げて変形を促すようなものです。


分解進めていきますよー


更に、上記の変形した床はモハ103のみのようで、モハ102はマイクロのものらしき床板が嵌っていました。
どうも、6連以上のマイクロドナーが居た模様です。

恐らく、大型MGがどうの言っていましたので、非冷房用モハ102のために潰したものと推測されます。

材料集めには破綻はあるどころか、大変細かい意思は伝わります。


ウイン屋根は予備もあります。
どれだけ潰したんだ(;´Д`)

でも、それだけ欲しい一編成であることはわかります。
合点承知の輔。

ところが見本品のはずの

マイクロエース103系1000番台も様子がおかしい。

 
動力ユニットが簡単に外れています。


なんか車体が広がってんじゃないかって図。

まぁ、見本とはいえ、こっちに着たからには勝手にいじって良いんでしょ?ってことで


動力検討。
鉄コレ20m級を持ち出してみました。


動力検討。
やっぱり、今のトレンドは鉄コレだよねぇ。
よく走るし。

マイクロはスカスカ床下のモハ102に動力仕込んでいるんで、気に喰わないんだよねぇ。

これはまたあとで。

そのためにはモハ102をT化しないとなりません。

上が常磐線用モハ102床板
下がウィン用に付属していたマイクロらしき床板。

下回り機器は間違いなくマイクロでした。

が、椅子周りがどうもおかしい。
なおかつ、ちょっと湾曲している。



なんか材質モロモロから、トミックス臭い。


ネジを見ると、傷つけてタッチアップした痕がくっきり。

ははーん、室内はどういう流れか解らないけど、トミックスの室内をネジ止めしたな?

分解。
見事にトミックスとマイクロエースの部品が綺麗にネジ止めできていたようです。

この組み合わせを見つけたときは恐らくガッツポーズであったことでしょう。



が、

やはり違うメーカーのだとなんかしら違うというもの。

どうも、ボルスタとなるネジ関係のボスが、厳密には間隔違いしています。

トミックスの方が
0.3mm程度台車間距離が短い。

だから、ネジくらいなら締めこめるものの、床板は上下で不均等になり、床下を反らせるということになります。


ねじ山も太さが異なっていたのかタップ切りで盛り上がっちゃってます。
これは色んな歪みを出しているものと考えます。


盛り上がりをカットして


ボスの内側を削って、誤差を終結させます。


こんな感じで削りました。



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