鉄道模型工作記録帳

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若旦那の常磐線103系をいぢり倒す4

2008-11-25 01:50:41 | 若旦那の常磐線103系

字数制限が怖いので、分割アップロードになります。
元々、タイピングと考えながら打鍵するのは割と早いので、負担はほぼ無いんですね。
一日に3回アップとか、割と楽になりそうです。

そのままでは車体が止まっていませんので、
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採寸上正確に0.5mm×0.5mmのエバーグリーン材を用いてストッパーを作ろうと企てました。

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カットして・・・

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流し込みタイプ接着剤を青雲堂の00番で流します。

この小筆大好き。タミヤよりはるかに良いです。
また高価すぎず、見切り交換も容易です。

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左上がグンゼの流し込み用接着剤付属、左下がタミヤの付属、右が青雲堂です。

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で、流していくんですが

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第三第二扉付近に接着したものの・・・・

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一見良い感じなんですが

車体が膨らんでいて、きちんと勘合しません。
下手スりゃ1mm強、膨らんでいます。

これは参った。

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台車付近の第一第四扉付近に再接着しましたが、抜ける車体は簡単に抜けます。
これは参ったぞ・・・。

ここからはお勧めできる工事ではありません。
車体が抜けるというのは耐えられないんですよね。
今までそれがイヤで、精度良く車体を嵌めていただけに、これは許しがたい。

摩擦利用でも、せめて、ただ持ち上げただけで抜けるのは許しがたい。
(名鉄は摩擦で止まっているのが殆どです)

つまりウイン車体が申し訳ないが品質よろしく無いんです。
極端じゃない限り、内に狭まっていれば何とかなるものの・・・。

実は内に癖をつけようとしましたが、ミシミシいってヤバそうなんです。

で、
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3.2mm外形エバーグリーンパイプを12.2mmでカットしました。

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2mmドリルで天井に馬鹿穴。

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床中心にも馬鹿穴。

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位置はホント目見当ですが、丁度ど真ん中というのはえてして開け易いです。
0.5mmドリルで下穴開けてからみな貫通させます。

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屋根板もベンチレーター穴がど真ん中ですから、突き抜けないように注意して皿揉み。

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パイプを

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カトー台車留め用ネジでガッチリネジ止め。
ネジ頭はヤスって低めておきます。

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こんな感じ。
しかも、屋根が一部浮いていたのか接着されています。
中途半端に。
ウィン・・・。


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床板も下からネジ止め。

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ベンチレーターの裏ボスも

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2mmくらい残してカット。

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組み立て完了。
しっかり保持されました。

デメリットももちろんあります。
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パイプの存在感若干あること。
でも、これって、大メーカーでもあることでしょ?
室内灯付けると出来ちゃうでしょ?
そう考えれば、しっかり車体が繋がる安心感が大きいというのが、解釈です。



   ↑コレを繰り返していきます。


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若旦那の常磐線103系をいぢり倒す3

2008-11-25 01:47:19 | 若旦那の常磐線103系

週末、
日曜日こそファイターズのファンフェスティバルに出かけましたが、
昼勤務&深夜勤務の二十働きに蓄積疲労は相当なもので。

はっきり言って疲労全開、もう動きません状態になっておりまして。
月曜日というのに、今日は全休してしまったわけです。
昨日の夜から今日の夕食まで何回か起きましたけど、全部寝てました。

はい、役職上、タイムカードも、働きを止める人も、祝祭日もありませんが何か?
オマケに失業保険もボーナスもありませんが何か?

で、なんでその立場が貧乏なんだ、ゲフンゲフン

ちなみに私の夢は「模型店の店主」になることです。
はい、50歳くらいになたーら現職絶対リタイヤしてやる。

愚痴はここまでにして。

この記事は、若旦那Hyから送られてきた、総勢22車体のマイクロエース、ウィンの103系をいじり倒し、
常磐緩行線10連と
緩行線上がりの地上時代初期の白線0番台クハで挟んだ10連、
上記をもう一度緩行線として遊ぶために1000番台クハを追加する。

その22両を一気にいじり倒す記事です。
人様のものなので、失敗できません。

逆に言うとやりたいことを部品請求し捲くるという鬼の企画。
依頼者の財布など考えちゃいませんwww

その代わり、今までお使いしてくれた労賃を代用消化し、一部お使いしてくれた部品代にいたっては踏み倒そうという心が鬼の、小市民企画。


半分ネタの、半分大マジな阿呆企画です。

もちろん、

若 旦 那 は こ の 記 事 を 見 て い ま す。

マイクロエースの10連にも魔の手を掛けます。

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こんなものを支給してくれたんですもの。

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なかなか良い部品ですね。
正確かどうかは解りませんが、かなり前面が引き締まることでしょう。

これを接着したら男が泣くので、
ネジ止めにします。

そのまんま取り付けると
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正面は良いものの

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引っ込みすぎです。

ってことで、この部品の胴受けを若干削った上で


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1.2mmドリルでドリます。
場所は、部品を仮充てして、一旦0.5mmドリルで全部を一気に貫通させて下穴としています。

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このように2個のネジで留めるだけです。
実物の部品を見るとなんとなく解ると思いますが、テーパーラインや抜き痕の交点を位置決めにしました。

ヘッドライトスイッチもきちんと使えるので完璧。

ネジさえ外せば外せるので、TNにしたい時も自由です。

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胴受けの上部を若干カットしてます。

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この飛び出しなら良い感じでしょう。

連結器の突起部がもうチョット角度、格好良かったら完璧なんですが・・・。

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胴受け上部は車体に噛むからね。

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ええがなええがな。
排障器や、車上子も付けたいね。

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いつでもTNに出来る安心をオーナーに。

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前面掌握はステキだと思います。

続いてウィンの車体へ。
モハ102-1000の車体を裏返すと
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車体と窓ガラスに爪があり、これで組み立て保持をしているんですが、
流石に使えません。

なおかつ
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なんだこの中途半端なカットはw

じつはこのウィン車体、天賞堂4Fの中古コーナーで買ってきたジャンクだそうで。
先の床変形も元のオーナーの仕業だということ。
確かに、この車体、汚いんです。
この若旦那、模型は綺麗に扱うのでおかしいなとは思っていたんですが。

そういうことですか。
納得納得。

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綺麗にカットして

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そのまま被せると
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あら、悪く無いわね。
マイクロの床板、トミックスの室内床板、ウィンの車体という3味一体の癖に、偉い良い嵌り具合です。

DSCN9080sbr> とりあえず、この車体高さで行っちゃおうかな。

それにしても
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マイクロとトミックスで、ウェイトボスの位置や逃げの大きさまで合致するのは、アレ過ぎやしませんか?
ウィンは各社の劣化コピー設計&寸法ですので、知的云々は別としても解りますが、マイクロも大概です。


   ↑続く・・・ブログエディタって楽だわ・・・。




    ↑リンクの先はヤフーオークションブース


若旦那の常磐線103系をいぢり倒す2

2008-11-25 00:46:59 | 若旦那の常磐線103系

珍しくgooブログ対応の外部ブログエディタソフト「ユビキャストブロガー」
http://www.ubicast.com/blogger/
を入れまして。
飛躍的に書く速度を上げられたのですが、

残念ながらこのgooブログは写真タグやリンクタグ含めたhtmlプログラム文字数が10000文字、
写真の一日にアップロードする限界枚数が100枚と決まっておりまして。

前回くらいで10000(いちまん)文字を超えてしまっていたのに、
ブログエディタでgooブログの二つの限界をかるーくオーバーしたブログになっていることが解らずにアップロードエラーを続けてしまい、

コナクソと非論理的になって何回もアップロードボタン押していたら、
何度も何度も同じ写真を再アップロードしては、本文の文字数部分で止まっていく繰り返しをしてしまい、

あっという間に・・・「一日のべ100枚」アップしたことになり、アップロードも書き込みもできなくなってしまいました。

一気喋り終了

ってことで、実は昨日の作業はもっともっと進んでいたのです。


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前回このような状態まで行きました(書きました)けど

次に、そのまま嵌めると幌が干渉したので
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真直な端部に

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ケガいて

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カット。コレで幌も干渉しません。

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組み立てると、すんなり歪みなく無理なストレス感じなく組めました。
床板も水平です。

DSCN9036sbr> 加工後

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加工前。への字に湾曲していました。

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左が今回の床下をマイクロの車体とあわせたもの
右がウリジナル。

約1.5mm程度まだ高さが違いますが、こんなの後で幾らでも修正できます。

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気合送り込みグッズ
ホビーセンターカトー塗料。
DSCN9040sbr> 普通のカラーではありません。

溶剤がまるで異なるんで
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地味に大変です。
専用溶剤の種類がわかりません。

最後の上塗りくらいに使うのがベターっぽいです。

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クハの車体は使えなさそうなんで、ドナーを検討します。
手持ちの103系初期車。

フォルムは今でもすばらしいモデルです。
窓などが時代にあわなくなっただけでスタイルは今でも絶品です。

少なくとも、前面はこれから切り出します。

あと、すばらしいフォルムのドナー候補は
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これ。

鉄コレ交通博物館限定モデルの101系。
実はこの後、あることが解ります。
秩父鉄道仕様も出るので惜しくないです。

これも若旦那から私のお使いで運ばれてきたものなんで、若旦那に使うのはやぶさかではありません。

何 せ ま だ 支 払 っ て い な い し w


実は103系と101系では細かい車体が異なります。
それで一番の大きな違いは

「 乗 務 員 扉 の 位 置 」

タヴァサのモデラー、PN野々村宏氏が最初に雑誌作例上で移動したことから始まる気がしますが、
GMは正確にモデリングしたため、103系とは乗務員扉が0.5mm程度、101系の方が前ズレなのです。

また、車体裾が101系の方で0.3mm程度下がっており、普通なら結構共通化は厳しい・・・訳ですが

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KATO103系と鉄コレの乗務員扉検証

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あれ?
殆ど差がありません。

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マイクロエース103系と鉄コレ

・・・
あれ?

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ウィンと・・・

あーあー・・・

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KATOの103系と鉄コレの裾・・・
ちなみに窓関係は寸法良く似ています。

おいおい・・・。

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車体幅も雨樋の厚みのみの違い。

結論。
鉄 コ レ 1 0 1 系 は 1 0 3 系 の 寸 法 車 体 で あ る!
(ホントか?でもそう見えるぞ、模型的には)


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前面比較

左から
鉄コレ101系、ウィン、KATO

ウィン似てねーーーーwww

窓比較続き


DSCN9053sbr> ウィンと鉄コレ
これを繋げる予定。

DSCN9054sbr> ウィンとKATO

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マイクロとKATO
マイクロの窓、結構アレです。
でも、全体でフォローしていた感じなんで、今こうして重箱突きしたら解る程度です。
てかサッシレール表現を放棄していたんですね。

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マイクロと鉄コレ

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マイクロとウィン
この組み合わせが一番差がある皮肉。

色は奇跡的にほぼ合致しているのにw

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鉄コレ車体にKATO前面で白帯クハをこしらえようと思うんだけど
若旦那、それで良いかい?


   ↑えらいこっちゃ


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