半田小手を送ってまで、工作させたいのかw
若旦那からの小荷物。
現状。
自分のキングス・スニ41のほかに、キングスのワサフ8000なんぞ送られてきました。
しゃーないから作る。
構造的にかなり弱い。
ぺらぺらの外板と、グニャグニャの骨格
側面の平行維持できないんですもの。
正直申していやな予感。
あちこちの部品が、強度不足です。
まぁ、デリケートと申しましょうか。
とりあえず側面骨格が平行になっていてくれないと困るんで、半田を盛って、固定します。
盛り付けてんですよ。
角がクニャクニャなので。
さらにその強度の無い側面骨格から部品を切り出さないと成りません。
いくら剰余スペース利用とはいえ
正直この様にして切り出さないとならないのは気持ち的に大変。
切り出したら
骨格なんぞ、0.2mm程度のヘロヘロ板の折り曲げ板程度。
まともにこうして形になっていてくれるのが奇跡。
何なんだこの弱さ・・・。
コレ切れたら、形が維持できないのですよ。
各部品も結構しんどい。
細すぎ、薄すぎ、曲げ線意味無さ杉。
正直、どんどん萎える自分がいます。
ようは私の腕ではしんどそう。
これ、上レール。
別にツライチに成るなら、ワールドの構成のほうが良いのに・・・・。
新兵器。
クリーム半田。
半田の粉末をフラックスで練ったもの。
本来水道管用。
こうして指かなんかで適用に塗りつけて
部品被せて
バーナーで軽くあぶったら張り付くってコト。
扉も極薄い板3枚構成なんで、クリームプラスタン塗って
重ねて
炙る。
付いた。
もう一っちょ
片面できたけど、コレでもぺらぺら。
どれもコレも細かくゆがみが出ているんだ。
薄すぎる上に、半田面積が大きいからかと。
チョン付けでは強度的に持たないよ・・・・自分の技術ではね。
てか、「多めの熱とたっぷりフラックスとはんだを用いて扉を・・・」
なんて書いてある。
イヤァそれはどうだろう・・・
コテでつけたら、自分ではメロメロ具合が更にひどく成りそう。
リブが浮くとか。
扉をつける。
しかし、一寸の熱で半田が表に出易いのは致し方がないこと。
半田を吸い取る。
車掌室側面を張る。
位置決め凸凹があったりで、気を使っているキットではあることがわかるんだけど。
コレ本当にキングスのキットかなぁ?
気を使っている割に構造にやや無理がいっぱい。
いや、変に難しい。
デッキを組む
全体的に折れ線が細いので決まりにくい反面、最初の屋根と側面骨格はもう真鍮の腰が無いくらいふにゃふにゃとか。
ここに
きれいに嵌る。
嵌めあいは良いんですよ。
板厚みに関する部分は全体的に難易度を上げていると思います。
下レール。
実は最初に付けろと書いてあったんだけど、そうしたら扉と干渉したので最後にしようとしているもの。
でも、爪が・・・コレは無茶でした。
すぐ曲がります。
折れ筋も浅すぎて、本体も逝かせる勢いです。
曲がった ○| ̄|_
最終的に車体全体の歪みがここに出ちゃった感じ。
ごめん。
両側面とも曲がったんだわ。
修復難しそう。
てか、この部品、扉と一体でよいだろうと・・・。
なんで板と板を平面継ぎ合わせしないとならんのよ。
なた一体にして、スジきつく彫っておいたほうが良いよ。
かなりこのあたりの構成は愚痴が出ます。
とりあえず
箱にはしたぞ。
ここまで来て普通の車体強度っぽいけど・・・
薄板4枚張り合わせはキッツイわ。
しかも荒いとはいえメッシュを面半田ってキッツイわ。
正直楽しくないので、自分のスニはお蔵入りさせます。
ワサフだけでお腹一杯。
KATOスニ40と。
これ、短いんですが、ワサフにはピッタリの扉が・・・。
表記用板類違うけど、交換しちゃおうかな。
大切接ぎ大会になるけど。
面倒なんだけど。
それだけ下レールの曲がりはある程度不愉快です。
車体全体の歪みも気に食わないんだよなぁ。
構造的に自分ではこれ以上無理だし。
でも、もうそのまま行きたい気がする。
ワサフの良いキット無いかなぁ・・・。
↑正直今迄で一番不愉快。