見見楽楽 ~九州ぶらり放浪記~

おむすびころころ
鹿児島を中心にあちこち出歩いております。

宮崎は独特のうどん文化

2010年09月02日 16時01分55秒 | 雑誌取材同行記…宮崎編
宮崎の“うどん”といったら“釜あげうどん”。

“釜あげうどん”といったら『重乃井』。

長島茂雄が大好きだったという話はあまりにも有名ですね。

お店の壁にはジャイアンツの選手の写真や芸能人の写真がいっぱいです。



四国出身の初代が考案した“宮崎の釜あげうどん”は40数年の歴史。

宮崎の釜あげうどんの歴史はココから生まれたと言っても過言ではないです。

コシの強い讃岐うどんと比べて、ゆで時間も長く柔らかいのは宮崎の食文化に合わせた先代の考え出したものなのでしょう。

白く美しい麺はのど越しもよく、柔らかい麺にダシが絡まって美味しいです。

カツオ出汁をベースにしたつゆも砂糖を全く使わないコダワリ。

麺を食べ終わった後は、残り湯につゆを入れて飲むのが重乃井の作法。

長く茹でる事でうどんの表面が溶けだしてトロリとした残り湯につゆがこれまた旨いです。

そば湯ならぬ“うどん湯”です。

創業以来変わらない“重乃井の釜あげうどん”です。



うどんメニューは釜あげうどんのみ。

その他に

いなり・ちらし寿司・しめサバの押し寿司はどれも一皿200円。

注文して茹で上がる15分間は、このサイドメニューで暇をつぶします。




重みのある店構え。

数年前よりちょっときれいになってました。

【重乃井(しげのい)】
宮崎市川原町8-19
11:00~ うどんが無くなったらおしまい。




宮崎のうどん屋さんは朝が早い!

この『大盛うどん』は午前8時から営業しています。

宮崎県民は朝ごはんにうどんを食べるんです!(秘密のケンミンSHOW…みたい)



おっと

びっくりの“冷やしうどん”

かき氷がうどんに乗っかってます。

釜揚げうどんの冷やしバージョンです。


大盛うどんの特徴は、大盛りで麺は太くてコシが弱い。

柔らかいうどん好きには好評らしいです。

ココの一番人気は肉うどんらしいのですが、

自分は、宮崎神宮散策で汗ダクダクだったのでこれでクールダウン。


【大盛りうどん】
宮崎市江平西1-5-60(宮崎神宮参道近く)
8:00~20:00