「カエルを点描で描く」と聞いたとき、「点描は根気が要るだろうし大変そう」「わたしには無理だな」と思いました。

そういうのは将来有望な若い人向けの課題だな…と。

いや、まて、わたしはもう若くないのか? 肉体的にはともかく、気持ちはまだ十代の青春まっただ中ではなかったの?(「精神年齢が幼い」とも言う?
)


もともとわたしはがんばりすぎて体調を損ねる癖があったので、近頃はがんばらないように気をつけるようになりました。

でも、この頃は手を抜きすぎのような気がします。

確かに能力的に出来ないことはたくさんありますし、出来ないことをがんばるのは当然無理です。

けれども、出来るかどうかわからないことまで、最初から「出来なさそう」とあきらめるのは早計に過ぎます。

とくにわたしが絵を描くことに関しては、失敗したところでほとんど実害はないのです。

(世の中には危険な薬品を使うなど特殊な絵画制作もあるでしょうけれど、わたしのらくがきは人畜無害なはず…)
失敗を恐れることはありません。

出来るだけがんばってみて、それで駄目でもともとです。

がんばっても出来ないのは仕方が無いですし、それなら気分ももやもやしなくて済むでしょう。

…というわけで、点描というものに挑戦することにしたのです。

「点描」というものが実際のところどういうものかわかりませんが、とりあえず点々を打って絵を描けば良いのでしょうか?

まあ、自分が納得できれば良いので、正式な描き方である必要もありませんが…
